2025年度 年次報告書WEB版

NPO法人アラジとは

NPO法人アラジ(正式名称:特定非営利活動法人Alazi Dream Project)は、西アフリカのシエラレオネ共和国で活動する国際協力NGOです。2014年に任意団体として創設、2017年にNPO法人化してから約12年間で、述べ2,312名の最貧困家庭の子どもたちに、公教育への復学機会を提供してきました。

子ども時代の教育格差を是正するべく、「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」をビジョンに、現地シエラレオネの人々の尊厳を守りながら真摯に活動を続けています。

代表理事 挨拶

高校2年生、当時17歳の時にテレビのドキュメンタリー番組で知った、シエラレオネの貧困の現状の衝撃は今も忘れません。

実際に現地へ行ってみると、平日の昼間に生ごみの山を裸足で歩き、食べられそうなものを探している子どもがいることに衝撃を受けました。

今でもずっと、子ども時代に教育格差があることはおかしい、生きているうちに何かしなければと思っています。

活動をはじめると、想いに共感してくださる人が日本全国に大勢いることがわかりました。

当年次報告書の活動報告は、皆さんが手を差し伸べることを諦めなかった結果です。これからも、子どもが当たり前に教育を受け、夢を諦めなくてもいい社会をアラジは諦めません。

NPO法人アラジ

代表理事 下里 夢美

副理事長 挨拶

大変多くの方々のお力に支えられ、アラジは2025年度の活動を推進することができました。ここに厚く御礼申し上げます。

アラジが行っている事は、地球の裏側で過酷な状況に直面している一人の子どもの人生がより活発なものになるための支援。『その一人の人生』に着目をしています。

そして、その状況を生み出した真因である『社会構造』に着目しアプローチをしています。

設立以来いくつもの事業を行ってきた中、アラジの持つ強い問題認識と行動様式は変わっていません。

支援を必要としている子ども達がいること、想いを託してくださっているステークホルダーの皆様がいらっしゃること、この間で歩みを止めることなく形にし続けることがアラジの使命であることはこれからも変わりません。

今後とも、心強いご支援、応援の程、宜しくお願い申し上げます。

NPO法人アラジ

副理事長 渡邊 裕樹

理事 挨拶

これまで様々な方法でアラジの活動に関わっていただき、こうして2025年度の報告書を通し繋がって下さるお一人お一人にまずは、感謝申し上げます。

活動内容や規模が変わっても、「誰もが夢に向かって努力できる社会へ」のキャッチコピーを今もHPに掲げているのは、アラジの創立時からの基本姿勢が変わらないことの証です。

夢の大小に関わらず「夢見ること」を大切にする団体の一員として私自身ありたいと日々思います。

アラジは創設から13年目に入り、各活動のニーズもそれぞれ新たな局面を迎えています。

必要な見直しを行い「2026年の活動目標」を各ページに明記しています。

それを見てワクワクしながら新年度の活動に一緒に取り組んでいただけたら嬉しいです。

NPO法人アラジ

理事 ディアッロ 亜紀

シエラレオネ共和国とは?

 

シエラレオネ(Sierra Leone)共和国は、西アフリカの西部に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国です。日本からの総距離は約12,000㎞、人口は約880万人と、アフリカ大陸の中では比較的小さな国です。1808年に奴隷制から解放された奴隷の移住地となり、その後のイギリスの植民地時代を経て、1961年4月27日に独立しました。

1991年~2002年まで11年間にも渡った内戦の影響により、2016年まで「世界で一番平均寿命が短い国」と言われていました。

  • 人口:約880万人※1
  • 面積:71,740㎢
  • 独立:1961年4月27日(英国)
  • 首都:フリータウン
  • 公用語:英語(クリオ語)
  • イスラム教:6割
  • キリスト教:3割
  • 土着宗教:1割
  • 国民の26.1%が極度の貧困(1日$2.15以下の生活)※2
  • 国民の90%が、1日$6.85以下の生活。※3

※1 United Nations Population Fund (UNFPA).2025

※2 WORLD BANK GROUP.2023

※3 WORLD BANK GROUP.2018

内戦の影響

ブラッドダイヤモンド
血塗られたダイヤの奇跡

1991年から2002年までの約11年間、政府と革命統一戦線(RUF:Revolutionary United Front) との間でダイヤモンド鉱山の利権をめぐる複雑な紛争が勃発しました。当時、武器取引などに密輸・不正取引されたダイヤモンドは「血塗られたダイヤ」などと呼ばれ、後にシエラレオネは、この内戦を描いた映画『ブラッド・ダイヤモンド』の舞台となりました。

11年間の内戦で75,000人以上の市民が亡くなり、反政府軍の手により約1万人の子ども兵が徴収され、4,000人~10,000人以上が四股切断の犠牲者となりました。また、約450万人いた国民の半数以上が、難民となりました。

シエラレオネの教育の現状

義務教育完了率

シエラレオネは日本と同じ、小学校6年制・中学校3年制・高校3年制・大学4年制で、保護者の義務教育期間を中学校3年生までと定めています。中学校進学時には、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が共同で策定する中学進級試験:NPSE(National Primary School Examination)への合格が必須となっています。

2024年のAnnual School Censusによると、シエラレオネには保育園から高校まで全国13,033校の学校があり、その半数以上(7,470校)がミッションスクール(宗教団体が伝道のために設立し、主に寄付金で運営が行われている学校)です。

2023年時点(全体:12,854校)

 - 公立:10,705校

 - 私立:2,149校

2024年時点(全体:13,033校)

 - 公立:10,827校

 - 私立:2,206校

小学校総就学率*1では女子が162%、 男子が152%とである一方で、完了率は101%となっています。また、中学校総就学率では女子が110%、男子が102%であり、中等教育(義務教育)過程の完了率は男女平均95%となっています。

小学校・中学校入学時点では女子の就学が多い傾向にあるものの、高校・大学進学につれ、男子の就学率が女子を上回る男女の教育格差がみられます。

その理由の一つに、女子学生の若年妊娠による休学・退学があり、中学2・3年生の女子学生妊娠が最も多く、その先の学校進学・就学完了率の低下に影響しているとされています。

SDGs目標4.1「2030年までに、すべての少女と少年が、適切で効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育・中等教育を修了できるようにする」の目標達成は未だ厳しい状況です。

*1 総就学率は、公式の就学年齢から外れた生徒が含まれる場合や、留年、復学によって、100%を超える場合があります。 総就学率の高さは、標準年齢に児童が所属するかどうかにかかわらず、就学度合いが高いことを意味します。

*2 Bureau of International Labor Affairs,2022より

*3 人間開発指数(HDI:Human Development Index)とは、各国を人間開発の4段階に順位付けするために用いられる平均余命、教育、識字及び所得指数の複合的な統計です。(UNDP,2022)

10代シングルマザー復学支援

2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日まで)

サポートを届けた女の子

75名

支援継続

44名

事業開始のきっかけ

シエラレオネ共和国では2015年、エボラ出血熱の流行拡大をきっかけに、前年比の50%増にも上る約8,000件の性被害件数が報告されました。それを受けシエラレオネ政府は「レイプと性暴力の非常事態宣言」を発令、また「妊娠した女子の復学禁止令」を発令しました。 シエラレオネでは、婚前の性交渉が認められておりません。「妊娠した女子の復学禁止令」により、若年妊娠への社会的スティグマは、一層深まりました。一方で、国際社会はこの禁止令を人権侵害とし、シエラレオネ政府に訴えたことで、5年間の施行を経て2020年にこの法令は撤廃されることになりました。

また、シエラレオネ共和国では現在でも、全体の約5%の子どもが毎年、義務教育課程(中学校3年生まで)を完了できず、その大きな要因を締める「若年妊娠」に関して、政府は「SDGsすべての達成を困難にする脅威である」とし、若年妊娠防止キャンペーンや、性暴力防止キャンペーンなど、様々な政策を打ち出してきました。

私たちアラジは、2020年、「妊娠した女子の復学禁止令」撤廃後、すぐに、出産した女の子たちが学校に戻れるよう、受益者選定、復学と転校サポート、定額奨学金給付金支援制度をスタートし、現在までに96名が学校に復学、53名が継続してサポートを受けられるようになりました。

事業の概要

「10代のシングルマザー復学支援」は、若年妊娠によって初等・中等教育を中退している10代のシングルマザーが再び教育の機会を獲得し、経済的な自立や夢を実現できるよう 後押しすることを目的とした活動です。

貧困、性教育の不足、性暴力などにより望まない妊娠をした10代の女の子は、人工妊娠中絶の禁止により子どもを産まないという選択をすることができません。また法律により、18歳未満同士では、性交渉の同意を得られないとされているため、18歳未満の性交渉も処罰の対象になります。そのため、パートナーは経済的責任を取らずに、重い処罰から逃げるため姿を消してしまうことも多くあります。10代で母となった女の子は赤ちゃんを育てる責任を背負い、その結果、教育を受ける機会を失ってしまいます。

そんな10代のシングルマザーの女の子が、再び学校で学べるよう、「電子マネー送金による定額奨学金給付支援」「転校先を手配する復学支援」そして「中学・高校での包括的性教育」など様々な支援活動を実施しています。

電子マネー送金システムの実装

銀行口座を持たない多くのアフリカの人々でも使用できる画期的なサービスとして、電子マネー送金が急速に普及しつつあります。シエラレオネ国内でも、格安携帯さえあれば電子マネーで電気代の支払いや、離れた場所に住む家族間での送金をすることも可能です。

アラジはこれまで、支援対象者の女の子に事務所へ来てもらい、現金手渡しでの給付支援を行っていました。しかし、インフレによる給付紙幣の枚数増加に伴う持ち運びや払い間違えのリスク、移動の際の事故の危険性、赤ちゃんの発熱で事務局に来られないという課題に直面していました。

そこで、送金システム会社AfrimoneyとMOUを締結し、電子マネー送金による現金給付支援をスタートさせました。支給したSIMカードに初月には、制服や哺乳瓶を購入できるよう、680Nle(680リオン=約5,500円)の電子マネー送金を実施、その後は毎月250Nle(250リオン=約2,000円)の電子マネー送金を行っています。

これにより、お金の受け渡しのための移動を極力少なくし、事故のリスクを低減するなど、様々なリスクヘッジが可能となりました。

2023年度の試行錯誤(端末の紛失・破損リスクへの対策としてSIMカードのみの支給へ変更)を経て、2025年度、Afrimoneyを活用した電子マネー送金システムを本格始動いたしました。本システムの安定稼働により、対象の少女たちへ確実かつ安全に給付金を届けることが可能となました。

サポート実施の実績

2025年度にはゆうちょ財団助成事業により新規受益者30名を選定することができました。

全員が中退せず年度末まで通学を継続(継続率100%)し、年3回の性教育により、対象者の再妊娠率0%も達成しています。

  • プログラム実施人数:75名(うち22名が卒業や移住になどによりサポートを終了)
  • 受益者平均年齢:18歳 ※約5割の受益者が最終学歴中学校2年生で、16歳で妊娠を経験する子どもが最も多い
  • 毎月の奨学金支給額:約1 ,500円(返済不要)
  • 進学支援金制度利用:18名 ※進学支援金制度とは、受益者が中学校受験(NPSE)に合格し中学校に進級する場合、約3,300円を受け取ることのできる制度です。

アラジの支援で学校に戻れたジェネバの声

「将来は、銀行員になりたい!」


私は16歳のときに妊娠しました。鎌状赤血球という持病があり、年間4,000円かかる治療費を払うために働く必要があり、学校に通う余裕はありませんでした。でも、アラジのサポートのおかげで、お金のために働かなくてもまた学校に通えるようになりました。

学校に行っている間は家族が娘を育ててくれていて、安心して学べています。大好きな数学や理科の勉強を続けています。将来は大学に進学して「銀行・金融学」を学びたいです。

支援条件と契約

女の子が当法人との支援契約に至るまでには、女の子と赤ちゃん、そして赤ちゃんの養育者に課する様々な条件があります。70以上の候補者へのヒアリング項目と、 19の絶対条件に基づいて支援対象者を決定しています。

サポートを実施する女の子の条件(19項目を一部抜粋)

  • 赤ちゃんの父親と同居しておらず、父親による経済的責任が果たされていないこと
  • 最終学歴が中学校2年生までの10代のシングルマザーであり、子どもがいること
  • 女の子と赤ちゃんの関係が良好であること
  • 赤ちゃんが生後7か月以上で、授乳が1日に3回以下になっていること
  • 家族が復学に協力的で、日中赤ちゃんを養育できる家族がいること

※尚、支援契約の際に、女の子が学校に復学する日中の、赤ちゃんの養育者も一緒に契約を実施しています。

赤ちゃんの養育者は「実母(48%)」が最も多く、次いで、「叔母(39%)」となっています。また、「姉(7%)」と「祖母(7%)」が次いで赤ちゃんの養育を担っています。

復学登録と経過観察(モニタリング)について

女の子への最初のヒアリングとモニタリングは、原則シエラレオネ人女性スタッフが行っています。

また、これまでヒアリングした84%の女の子が、妊娠前に在籍していた学校でのいじめや陰口を懸念し新しい学校への転校を希望しています。その場合、アラジのシエラレオネ人スタッフが学校関係者との連携を取り、最終学歴や成績表等をチェックし、復学する学年を学校関係者と一緒に決定します。

支援は、3カ月に1度のモニタリングによって、今後のサポートの有無を決定していきます。

年に4度の事務所または、学校でのモニタリングでは、女の子の世帯の経済状況、給付金の使途、赤ちゃんの健康状態、学校でのいじめや陰口がないか等、約50の質問項目によって詳細に経過を観察していきます。

モニタリングと現金給付の実施月

  • 第1回モニタリング:1月
  • 第2回モニタリング:6月
  • 第3回モニタリング:10月

このように、3か月かけて現地スタッフが女の子たちの通う全学校へ訪問し、通学状況を見守っています。

給付金使途について

給付金の使用先として、靴・バッグ・制服・文房具類・教科書類といった学用品の割合(39.1%)が多くなっています。

また、赤ちゃんの養育費(33.3%)や、女の子と赤ちゃん両方に使用される医療費(18.6%)、次いで学校に行くための交通費※バイクタクシー(9.2%)が多くなっています。

2024年8月の給付金の使用使途≪例≫

事業の成果

(1)経済状況の改善

23年度まで、3か月間の奨学金給付:約3,500円(返済不要)を現金にて実施しておりましたが、毎月約2,000円を電子マネーで受け取れるようになったことで、支援金を貯蓄に回さず、教育と養育という本来の仕様用途に使われるような体制を整えることができました。

「必要なものが必要な時に買えるようになり、生活が以前より楽になった」という声も聞かれ、女の子たちが赤ちゃんの面倒を見ながらも学校に通えるような経済的基盤ができていることが分かります。

(2)心理的変化

NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)を活用した、心理的変化の測定を行っています。感情リスト、ニーズリストを基に、女の子一人一人の本当のニーズをヒアリングしていきます。支援開始時に「食べ物」や「安全」をニーズにしていた彼女たちが、支援から約3カ月後に、「承認」や「成績」をニーズと回答しています。

1人1人に寄り添い、現金給付と復学のサポートを提供することにより、ベーシックニーズが満たされていることが確認されています。

(3)社会変容

シングルマザーの女の子の復学支援に努めるとともに、同意のない性交渉による望まない妊娠の根本的解決のために、中学校・高校の生徒へ向けた中高生性教育プログラムを、女の子が復学するすべての学校で、実施しました。

イスラム教を信仰するシエラレオネでは、婚前の性交渉は認められておらず、10代で妊娠・出産を経験したことによる学校でのいじめや陰口を懸念して、心理的に復学を拒む女の子や家族も多くいます。しかし、サポートを届ける女の子が96名を越えたことにより、若年出産を経験した女の子の保護者から、「娘に、普通の子と同じようにもう一度教育を受けさせていいんだと思った」「娘をもう家に隠しておかなくていいんだ」という声も聞かれました。

中高生性教育プログラム

2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日まで)

プログラムを届けた学校

57校

プログラムを届けた中高生

35,858名

事業開始のきっかけ

若年妊娠により女子が教育を受け続けることが困難になる大きな社会課題の根本解決のため、女性差別的慣習の残るシエラレオネにおいて、男性側の意識や行動を変容する機会として、「男子中高生への性教育プログラム」の実施が、2021年2月よりスタートしました。

以前より、ケネマに本拠地を置く、Gloval Village Networkの代表であるピディーア・ジョセフが、村での男性への性教育を実施し、各国メディアに取り上げられていたところ、アラジが協働のリクエストをし、パートナー団体としての活動がはじまりました。最終的にはピディーアがアラジのスタッフとして加わり、加えて、一般社団法人アフリカ協会様の「みずほ銀行公益信託」に採択されたことで、事業が拡大しました。

プロジェクト実施において、ケネマ教育省の幹部とのミーティングを定期的に設け、「10代の妊娠・出産と学校での性的暴力」という社会に蔓延している非常に深刻な問題を解決するプロジェクトであることを認めていただき、ケネマのすべての学校リストを提供していただいています。また、アラジが性教育を学校で実施する際には、すべての学校が、出張型授業開催までの適切な学校側担当者をつけるよう、教育省から通達されています。

2025年度の性教育授業ハイライト

ボーの教育担当者と現地スタッフ

カイラフン 教育担当者とのミーティング

2024年度は、日本国際協力システム(JICS)様のJICS NGO支援事業よりご助成を受け、ケネマの40校・約2万名の生徒に性教育授業を届けることができました。

また、独立行政法人国際協力機構(JICA)様の「世界のための公益基金に採択」に採択され、プジェフン、カイラフン、ボーで活動を拡大するため、体制強化を実施してまいりました。

さらに、ケネマにて「性教育記念式」を開催いたしました。本式典には、地方駐在大臣や地方駐在大臣事務所をはじめ、国会議員、ケネマ市長、地方議会、さらには中央政府の教育省、保健省、社会福祉省といった各省庁の要人に一堂にご出席いただき、私たちの性教育事業への高い関心と期待が寄せられました。このように、行政やコミュニティと強固に連携しながら、今後も子どもたちの未来を守る性教育の普及に努めてまいります。

2025年度は、前年度の体制強化をもとにプジェフン、カイラフン、ボーにてNGO登録を完了し、新たに30校へ活動を本格拡大いたしました。

性教育アンケート

学校の廊下に貼られた教材で学ぶ生徒たち

中高生への性教育プログラムでは、授業の前後でアンケートをとっています。これらのアンケートを実施することによって、授業の効果測定を行っています。2025年度はアンケート項目を更新し、生徒たちの理解度や意識の変化をより正確に測定・分析できるよう体制を強化いたしました。

教科書やインパクト評価指標の改訂を実施

2024年度は主に、昨年は8Pだった教科書を『国際セクシャリティ教育ガイダンス』に沿った内容のもと、リプロダクティブヘルス・ライツや、性的同意などを加えた7Pの教科書に改訂しました。また、インパクト評価のための事前/事後アンケートの改訂を行いました。アンケートには女性の尊厳や権利についての理解度を測る項目を盛り込み、より効果的な授業実施ができるように役立てています。

プジェフン 教育省担当者に教科書を紹介

性教育スピーチコンテスト

私たちアラジが各学校で提供する性教育は、約2時間のセッションです。一過性の性教育の提供にとどまらず、全国的な啓発の一環として、性教育を受けた生徒10名が「性的同意」や「避妊」「リプロダクティブヘルス・ライツ(性と生殖に関する権利)をテーマにスピーチを競う、「性教育スピーチコンテスト」の実施を昨年度から開始しております。

2025年度は5校で実施し、延べ50人がスピーチを行いました。選ばれた生徒たちは3分という持ち時間のなかで、堂々とマイクを持ち自身の考えを発表しました。

当日の会場には地元ラジオ局がその様子を取材し約30回に渡り放送されました。

審査員には、ケネマの教育省の職員や、警察署のFamily Support Unit(性加害を受けた被害者の対応部署)の職員、校長先生などが選ばれ、公平に審査を行います。

スピーチコンテストに出場したイブラヒムの声

僕は、過去に同級生を妊娠させてしまいました。この国では、18歳未満同士の性交渉は、処罰の対象になると知り、怖くて村の親戚の家に逃げました。僕は、女性が性交渉を断る権利があることや、僕自身が避妊をしなきゃいけないことを何も知りませんでした。

アラジが学校にきて、性教育をした時に、はじめて女の人の気持ちになれて、もっと早く知りたかったと、とても後悔しました。

学校での性教育のあとに、教育省や保健省、警察の人たちが審査員になり、国営テレビで放送もされる「性教育スピーチコンテスト」があることを知りました。テレビ局の人たちが「君が出ないか?」と声をかけてきました。主催者のMs.Shimosatoは、「あなたの過去はプライバシーで、話したくなかったら話さなくていい。あなたの「子どもの権利」も守りたい」と言ってくれましたが、僕は自分の経験を、全校生徒、そしてテレビの前で話すことに決めました。

「僕は一人の女性に責任を負わせてしまった。でも、皆には同じ過ちを犯して欲しくない。だから今日、スピーチコンテストに出ることを決めました」

性教育トレーナー育成事業

2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日まで)

プログラムを届けた学校

5校

プログラムを届けた教員

10名

事業開始のきっかけ

若年妊娠問題の根本解決に向け、アラジはこれまで「出張型」の性教育を届けてきましたが、広大なエリアでの巡回は効率・コスト面で中長期的な課題を抱えていました。また、効果測定のデータから、大教室での一斉授業よりも、教員の目が届く「小規模のクラス単位」で実施した方が生徒の理解度が劇的に高まることが判明しました。

そこで、外部NGOの一過性の支援に依存せず、学校そのものが日常的なセーフティネットとなる「自走型モデル」への転換を目指し、2025年度より教員自身が指導を担えるように、学校の教員向けの「性教育トレーナー育成事業」を始動しました。

初年度は事務局近隣の5校10名の高校教員に対し、国際指針に準拠した専門研修を実施しました。実際の導入にあたっては、カトリック系ミッションスクールにおける宗教上の理由から避妊教育の許可が下りないといったリアルな壁にも直面していますが、地道な対話と行政交渉を続けています。本プログラムはすでに保健省に認可されており、将来的には国が公式に認める「性教育教員ライセンス制度」への発展と、地域が自らの力で次世代を守る「自立した教育システム」の構築を目指しています。

研修の様子

「自分の学校がこの教育をリードする」と先生同士が熱く議論し合う高い主体性が生まれました。カトリック系ミッションスクールにおいて宗教上の理由から避妊教育の許可が下りないというリアルな壁にも直面しましたが、必要性を伝えるための地道な対話と行政交渉を今も続けています。

外部支援に依存せず、国や地域が自らの力で次世代の若年妊娠を防ぐ「自立した教育システム」の構築へ向け、先生たちが主体性を持って教壇に立つ体制が着実に育っています。

ケネマ 奨学金給付支援

2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日まで)

サポートを届けた家庭

5家庭

サポートを届けた子ども

5名

事業開始のきっかけ

2017年8月雨季のピークの時期に、首都フリータウンのリージェント通りにおいて、大規模な土砂災害が発生しました。山肌に安価な家を建て、さらに森林伐採などで地盤が緩くなっていたことから、この地すべりによる土砂災害は、「人災」であったともいわれ、1,000名以上の住民が亡くなりました。

災害で、災害孤児となり、親戚宅に引き取られた約15名の子どもの家庭に対する毎月の現金給付のサポートを現地パートナーFC King Kongと共にはじめたことがきっかけで、現在でも親戚宅に引き取られる里子や、片親家庭の子どもを対象とした、現金給付のサポートを実施しました。

2023年5月で、首都フリータウンの支援を届ける8家庭10名、全ての家庭で経済状況の改善が見られたため、首都フリータウンでの事業を終了とし、その後は、ケネマの5家庭5名のサポートを実施しました。

事業の概要

ケネマにおいて、災害・不慮の事故・病気・失業などを原因とする保護者の金銭的貧困を理由に、義務教育(小学校1年生〜中学校3年生まで)を完了することの困難な、片親家庭・里親家庭の子どもたちに対して、毎月電子マネーによる、定額約2,000円の奨学金給付支援を行っています。

給付金は、保護者によって子どもの生活費・教育費・医療費すべてに使用されます。

また、1年に一度、事務局でのモニタリングにて、成績表、家庭の経済環境をチェックしています。

事業の成果

これまで、すべての子どもがサポート期間中に、留年・退学することなく学校へ復学することができています。

≪ケネマ≫

5家庭-5名

モニタリングを1年に1回、奨学金支給額は毎月約2,000円(電子マネー)

農村部 小学校支援

2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日まで)

プログラムを届けた学校

1校

サポートを届けた子ども

300名

事業開始のきっかけ

アラジが現地事業をスタートした2018年より、現地パートナー団体Pickin to Pickinの紹介を受け、ポートロコ3校での小学校支援事業がスタートしました。

2020年のAnnual School Censusによると、シエラレオネ共和国の全国の小学校では、4,592の教室で子ども達が初等教育を完了するための、教室・椅子・机・黒板・教材・給食・トイレ・手洗い場などが未整備です。

特に農村地域では、子どもたちが安心して学ぶことのできる環境がまだまだ整っていません。

私たちは2019年まで、ポートロコの3つの小学校に、教科書やノートなどの教材物資の提供を実施し、2020年度からは、定期的な学校の初期設備や給食費、先生のお給料などを補助し、定額給付支援に切り替え、活動を継続して実施してきました。

学校建設プロジェクト

日本寄付財団 Maaaruプロジェクト様のご助成、並びに、戸田建設様、株式会社SAKRUG様からのご支援を受け、ケネマのウィラー小学校学校建設プロジェクトが2023年3月よりスタートしました。

ウィラー村は、2019年のコロナ感染症感染防止支援で、我々が最も経済的に脆弱な農村エリアに指定し、たびたび感染防止物資の提供や、食料支援を実施しておりました。

ウィラー村には小学校がなく、100名ほどの村の子ども達が未就学です。2023年8月頃までの3クラスの学校建設を目指しておりましたが、建設中に予算外費用が多く発生し竣工までに時間がかかり、2024年度に竣工いたしました。これにより、ウィラー村の計3クラス分の子どもたちに教育の機会を届けることができました。

2025年度には、学校教員2名が平日に授業を実施し、近隣村からの児童も受け入れ、約300名が学びを継続しました。

2026年の活動目標

教育省への給食要請は1年間検討段階にとどまり、進展はありませんでした。 また、現地には免許を持つ教員がおらず、インターネットや電気が通っていない同地域へ資格保有教員を赴任させることに、教育省は難航しています。対象地域は市街地から最も離れた経済的最困窮地域であり、一刻を争うため、行政の対応を待たず以下を独自に実施いたします。

  • 学校運営費支援
  • 児童113名への給食支援(8月と12月の長期休みを除く平日)
  • ボランティア教員2名(無資格者)の教員免許取得支援
  • ボランティア教員2名の給与支援

IT人材育成事業

2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日まで)

プログラムを届けた若者

4名

事業開始のきっかけ

これまで11年間で2,000人以上に教育を届けてきたアラジは、教育の先にある「雇用と自立」を見据えた新たな挑戦を始めました。シエラレオネでは、外国人が現地の高度な仕事を肩代わりする構造が根強く残っており、若者の自立を阻む要因となっています。この依存構造を終わらせ、現地主導の発展を支えるため、2026年3月より事務局近隣の東部大学(ETU)からインターン生を受け入れ、若者向けの「IT人材育成事業」を始動しました。

背景には、現地では大学でさえパソコンが圧倒的に不足しており、卒業時でもタイピングすら満足にできないという深刻な教育格差があります。当事業では、単なるパソコンの基本操作や事務スキルの習得に留まらず、時間管理や「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」、期限管理、ITリテラシーといった、実際の現場で即戦力となる日本式の業務マネジメントを実務レベルで徹底的に指導しています。

特に農村地域では、子どもたちが安心して学ぶことのできる環境がまだまだ整っていません。

外部に頼るのではなく、現地の若者自身がITスキルとプロフェッショナルな業務スキルを身につけ、自国の未来をデザインしていくための持続可能なキャリア支援の基盤を築いています。

チャイルドセーフガーディングポリシー

2021年9月16日に、理事会の承認を経て「チャイルドセーフガーディングポリシー」を制定いたしました。

当団体の受益者である子ども(18歳未満のすべての人)特有の弱い立場に留意し、子どもへの特別な保護要件を強調するとともに、あらゆる性的搾取・虐待・その他の形態の暴力や危害の防止の重要性を明記しています。

スタッフ、ボランティア、インターン、パートナー機関、寄付者、メディア関係者など、当団体すべての関係者に適用されます。子どもの個人情報と尊厳を守るため、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

支援者の皆様との共通認識

✔ 支援を届ける子どもを選定する際の最初のヒアリング及び毎月の経過観察(モニタリング)は、可能な限り子どもと同性の各事業地の現地スタッフが行います。

✔ 広報活動で使用する子どもの写真、子どもの支援にいたるまでのストーリー、支援事業名は、保護者または支援先の学校の責任者が書面で許可する場合に限り使用されます。

✔ 子どものフルネーム、居住地域・年齢・学校の正式名称・校章つきの制服や運動着の写真・村やコミュニティの名前や学校名が分かる看板の写真・その他、地域や個人が特定できる情報等は、公開することはできません。

皆さまのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

啓発活動の実績

合計1,206名へ活動報告・イベントを実施

(1)イベント事業

オンラインにて事業説明会やシエラレオネ出張前報告会を行いました。

また、年末にはサポーター・ボランティア忘年会や12周年記念特別オンライン講演会も開催されました。

(2)学校や企業での講演会
獨協大学様、明秀日立高校(茨城)様、筑波大学様、塚戸小学校(6年生)様、古河中等教育様、聖心女子学院様、かながわ国際交流財団 多文化共生セミナー様、岩瀬日本大学高等学校様、名古屋NGOセンターオンライン様、横浜市大様、東久留米市立南中学校様、茨城県立鹿島高等学校様で、代表下里が登壇させていただきました。延べ1,055名がご参加くださいました。

2025年6月 獨協大学での講演会の様子


放送大学教科書『NPO・NGOの世界』にアラジ代表下里夢美の活動が掲載

2025年6月 塚戸小学校で講演

アフリカ布雑貨 販売事業


シエラレオネ産布「Gara」の魅力と新商品の製作

シエラレオネ唯一の伝統手染め布「Gara(ガラ)」は、安価な輸入布に押され、市場から消えかけていました。アラジはこの美しく気品溢れる文化を日本へ届けるため、25年度にGara布を樹脂で固めたアクセサリーブランド「Sierra Grace – シエラグレース」を立ち上げました。

本物のGara布は、北部の街マケニの女性たちが、素手で何度も色を重ねて染め上げる高級布です。「決して値引きをしない」という彼女たちの強い誇りと職人技術が、1枚1枚のグラデーションに深く息づいています。

25年度は、「NPO法人二枚目の名刺」との協働プロジェクトによりブランドを発足し、計120点のアクセサリーを御客様にお届けしました。

職人の情熱が詰まったGara布を樹脂に閉じ込めた輝きは、身に纏う人に自信と勇気を与えます。単なる支援を超え、シエラレオネが誇る唯一無二の美しさと物語を日本へ発信し続けます。

インターンプログラム

2025年度は7名のインターン生が参加しました!

2025年度は、日本事務局にて6名、海外事務局にて1名の学生インターン生が活動に参加しました。

3カ月間のインターンシッププログラムでは、対面またはオンラインで、国際協力やNPOについて幅広い業務を経験します。これまで、インターン経験者のうち6名が短期の非常勤有給スタッフになりました。

インターン生インタビュー

古屋 美織さん

大学で途上国の教育開発を研究する中、アラジの教育支援や性教育プログラムに深く共感し、約3ヶ月間のインターンに応募しました。期間中は、主に現地スタッフとの業務マネジメントや、支援の輪を広げるための広報活動に携わりました。時差や文化の壁を越えた意思疎通の難しさに直面しつつも、日々の歩み寄りを通じて信頼関係を築く大切さと、継続的な発信の重要性を深く学びました。この貴重な経験を糧に、今後は途上国の教育開発に貢献できるキャリアを歩んでいきたいです。

窪田 美海さん

南アフリカへの留学経験を経て、非営利団体がどのように現地で活動しているのかを学ぶため、約3ヶ月間のインターンに応募しました。期間中は、土曜日のボランティアDAYの担当をはじめ、現地業務や日常的な組織運営のサポートに携わりました。シエラレオネとの遠隔業務を通じてグローバルな環境で働く難しさと魅力を実感するとともに、代表の姿から「自ら組織を立ち上げ運営する」という新たなキャリアの可能性への刺激を受けました。この経験を視野の広げ方に活かし、今後は民間企業から国際開発に関わりつつ、多様な形で国際協力に貢献していきたいです。

インターン生募集

アラジでは、3カ月間オンラインまたは対面(武蔵小杉事務局)で、インターンとして参加してくださる、学生・シニアの皆さまを募集しております。まずは下記ページより詳細をご覧ください。

 

会計報告

活動計算書

収入割合

※マンスリーサポーター356名/月額寄付額平均:1396円

※受取単発寄付件数:53件(募金箱は集計時1回と計測)

支出割合(現地法人)

9カ年 収入推移

※各年度の詳しい貸借対照表・活動計算書・活動計算書の注記・財産目録はこちらのページ

をご覧ください。

監査報告

※「監査報告書」原本は、事務局にて大切に保管しております。

市民の皆さまのご参加


ボランティア参加とサポーター登録の推移


私たちアラジは、世界の子どもの教育課題を解決するため、参加の窓を次々に開けはじめました。

参加の窓を開けると、思いがけずたくさんの方が、「発信」や「寄付」や「ボランティア参加」や「講演依頼」で、お力寄せくださいました。

2025年度は、399名のマンスリーサポーター参加、延べ200回の市民の皆様からのボランティア参加がありました。

アラジは皆さまの繋がりの力で、シエラレオネの子ども達延べ2,000名以上への教育支援を実現してきました。市民参加の数は、計778名になりました。

今、世界の未来を変えるのは、一人ひとりの繋がりの積み重ねだと改めて確信しています。今後もアラジは、人と人との繋がりを強化し、市民の皆さまと一緒に課題を解決していきます。

マンスリーサポーターを募集しています!

NPO法人アラジ(正式名称:特定非営利活動法人Alazi Dream Project)は、西アフリカのシエラレオネ共和国で活動する国際協力NGOです。2014年に任意団体として創設、2017年にNPO法人化してから約10年間で、述べ2,312名の最貧困家庭の子どもたちに、公教育への復学機会を提供してきました。

2026年4月にNPO法人として10期目を迎えた私たちは、引き続き、子ども時代の教育格差を是正するべく、「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」をビジョンに、現地シエラレオネの人々の尊厳を守りながら真摯に活動を続けてまいります。


サポーター特典(月額3,000円以上~)

支援を届ける子ども達からの直筆のメッセージをお送りいたします。日本国外にお住まいの方には直筆のお手紙を撮影したデータをお送りします。

マンスリーサポーターの皆さまからのメッセージ

子どもたちの未来を

大阪から応援!

吉田 智子 さん

大阪府岸和田市でAsanteというお店をしている吉田智子です。 アフリカ布雑貨からのご縁でアラジの活動を知って共感し、 Asanteにシエラレオネの伝統布を使ったピアスやアラジのパンフレット、募金箱を置かせていただいてます。

シエラレオネの国や子ども達の未来を応援する活動をこれからも心を込めて続けていきたいです。


日本からでも

PCひとつで

できることがある!

川村 宣人 さん

性科学について大学で勉強を進めているところにアラジさんの紹介を受け、趣旨に賛同し協力しています。

現在は、アラジ現地オフィスの近くにある、イースタン工科大学の学生アーリーの1対1PCスキルトレーニング事業のバディとして毎週Zoomを繋ぎ、彼らの就業に向けて、PCスキルトレーニングを教えるお手伝いもしています。

NPO法人アラジ 概要

法人名 特定非営利活動法人Alazi Dream Project
英語名 Alazi Dream Project Japan
略称 NPO法人アラジ
略称(英語名) ADP Japan
現地法人名

JaSiLe Foundation

※特定非営利活動法人Alazi Dream Projectはシエラレオネ現地法人JaSiLe Foundationを組織し、シエラレオネでの事業は現地法人と共同で実施しています。日本法人と現地法人は、それぞれの国の法律に従って政府に登録され、それぞれが法人格をもっています。(Director: Yumemi Shimosato)

代表理事 下里 夢美
役員 下里 夢美 (代表理事)
渡邊 裕樹 (副理事)
小林 ゆりな (理事)
鈴木 香緒理 (理事)
ディアッロ 亜紀(理事)
尾崎 隆志 (理事)
新荘 直明 (理事)
橋詰 隼人 (理事)
吉浦 諒子 (理事)
竹内 正 (理事)
髙村 忠良 (監事)
創設 2014年3月7日
設立 2017年7月7日
事業

(1)イベント事業

(2)国際協力推進のための開発教育事業

(3)シエラレオネ共和国における就学支援事業

(4)災害その他の緊急事態に対する救援事業

(5)その他目的を達成するために必要な事業

事務局(日本)

(住所)〒162-0041
 神奈川県川崎市中原区新丸子東2丁目898 シャトレー多摩川 205号室F

(電話)070-8908-8450

事務局(ケネマ) Kenema city, Sierra Leone
定款

NPO法人アラジ【定款】(2023年10月改訂)

参加ネットワーク 国際協力NGOセンター(JANIC) 団体正会員

2024年度 シエラレオネ事務局スタッフ


2024年度 日本事務局スタッフ

事業パートナー

ご協力企業・団体 様

ご助成企業・団体 様

● 一般財団法人ゆうちょ財団 様

● 独立行政法人国際協力機構(JICA) 様

● 日本国際協力システム(JICS) 様

● みずほ銀行公益信託アフリカ支援基金(一般社団法人アフリカ協会)様