(2023年7月10日)フリータウン奨学金給付支援事業の終了とフリータウン事務局閉鎖のお知らせ
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ABOUT
※フリータウン奨学金給付支援事業は、前年度よりすべての家庭の経済状況の回復傾向がみられたため、2023年6月末に終了いたしました。
これまでに、23名の子どもたちに3カ月に一度の現金給付と定期的な経済状況確認のためのモニタリングを実施しました。これによりサポート期間中の児童労働を減らすことができ、またサポート期間に留年・退学となる子どもは0%となりました。
今後はより経済格差の激しい、ケネマ県での事業を拡大していく予定です。引き続き応援よろしくお願いいたします。
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NPO法人アラジは、シエラレオネ共和国において、自然災害・不慮の事故・病気・失業などを原因とする保護者の金銭的貧困理由により、義務教育(小学校1年生〜中学校3年生まで)を完了することの困難な、片親家庭・里親家庭の子どもたちに対して、3か月に一度、定額の奨学金給付支援を行っています。
返済不要の現金給付支援は、保護者によって子どもの生活費・教育費・医療費すべてに使用されます。
毎月、電話にて子ども達の健康状態や、生活環境をチェックする他、3か月に一度、成績表、家庭の経済環境をチェックします。また、3か月に一度の現金給付とは別に子どもたちの進学準備金や、急な事故・入院や手術を伴う病気の際の緊急時に使用できる緊急支援金制度を設けています。
※本プロジェクト紹介の際に、WEBページや活動報告書等で利用する情報・写真は、子どもに許可を取って掲載しております。また子どもの個人情報保護のため、子どもの写真とストーリーを一緒に掲載する場合は、子どもの名前はカタカナ表記のファーストネームのみ使用します。
NEWS
シエラレオネの教育制度は日本と同じ6・3・3・4年制です。義務教育は小学校1年生(6歳)から開始され、中学校3年生までとされています。シエラレオネにおいては、2割以上の子どもが保護者の金銭的理由により、義務教育を完了できていません。通学バック・靴・制服や文房具、給食費が用意できない等で、自身の生活費や教育費を捻出する子どもの物乞いや売り歩き労働、児童買春は大きな社会問題となっています。
当支援プロジェクトでは「金銭的貧困下で困難な状況にいる子どもが、児童労働に従事せずに初等教育を完了する」ことを目的とし、より多くの子どもをサポートできる体制を整えていきます。
当プロジェクトでは、自然災害・不慮の事故・病気・失業などを原因とする保護者の金銭的貧困理由により、義務教育(小学校1年生〜中学校3年生まで)を完了することの困難な、片親家庭・里親家庭で生活している、月100時間以上の児童労働を行う子どもを支援対象としています。
支援をはじめる前には、公立小学校と連携し、最も経済的に困難を抱える貧困家庭に対し、子どもと保護者の家族構成・経済状況・居住環境・健康チェックなど60項目以上のヒアリング調査を行っています。
事前ヒアリングをもとに、支援が必要であると判断した場合は「保護者との契約」を行います。契約書は事前ヒアリングから2週間以内に日本事務局で発行し、現地事務所で印刷されます。契約は半年ごと(7月1日と1月1日)に更新されます。
などの、8つの項目に準拠することを保護者と約束します。
電話での経過観察チェックを毎月行い、3か月に一度(年4回)第1土曜日・第2土曜日に事務局にて現金給付を行っております。また、半年に一回家庭訪問を行っております。(現在コロナ感染症の影響により、家庭訪問を一時停止しております)
経過観察では…
など26項目の経過観察のための質問チェックを行います。
現地スタッフ(写真右)からのレポートをもとに、次の契約更新を行うかどうかの判断を毎月行います。
家庭訪問の際の経過観察質問チェックが終了したのち、保護者へ奨学金の定額現金給付を行います。奨学金は返済義務がなく、子どもの生活費・教育費・医療費すべてに使用されます。
保護者が現金を受け取ったことを証明するものとして、受取証明書へのサインと、現金と一緒に写真撮影を行います。
当支援は、シエラレオネの義務教育である小学1年生〜中学3年生までの子どもを対象としていますが、家庭の経済状況によっては、子どもが高校を卒業するまで支援が続きます。
奨学金給付支援を受けるすべての子どもの緊急時に
の二つの緊急支援制度を設けており、契約期間中、原則一度だけ使用することが可能です。
日本のドリームサポーター(毎月3,000円のクレジットカードによる定額寄付で、一人の子どもの成長を毎月見守ることのできる支援制度)の皆様へ、半年に一度、子どもたちがお手紙を書きます。
お手紙は、毎年1月~5月の出張のタイミングに合わせて、ドリームサポーターのご自宅へお送りします。子どもたちからのお手紙をお渡しした後1か月後に、子どもへの手紙をシエラレオネへお送りします。※子どもの個人情報保護のため、お互いに住所・連絡先・SNS情報などを交換することはできません。またコロナ感染症の影響により、実物をお渡しできない可能性もございます。
勉学に励み、だんだんと文字や文章が上手になって成長を感じられる子どもたち。子どもたちも、ドリームサポーターさんからのお手紙を心待ちにしています!
支援を開始し、2年がたったアダマと里親家庭の保護者の笑顔。
アダマは2018年の土砂災害で両親を失いましたが、アラジの支援によって親戚宅のもとで勉学を続けることができています。
今後も「金銭的貧困を理由に、
「フリータウン奨学金給付支援」のページをご覧になっている皆様、誠にありがとうございます。
NPO法人アラジ代表理事の下里夢美です。
はじめてシエラレオネに渡航した2016年5月、観光名所コットンツリーの前に立ち並ぶ、足を失った車いすの人、ガリガリに痩せた赤ちゃんを抱えて物乞いをするお母さん、物凄い力で腕を引っ張ってくるストリートチルドレンに圧倒され、何もできず、私は怖気ついていました。
子どもが義務教育すら完了できず、貧困の連鎖が続いてしまう家庭は少なくはありません。また、戦後大量につくられた孤児院(児童養護施設)には、金銭的貧困を理由に、現在でも多くの親が簡単に子どもを手放しています。
大切な幼少期を養護施設で過ごすことは子どもの愛着障害、
200名以上の日本のサポーターさんに支えられている今なら、家庭環境によって学校に通い続けられなくなってしまい、児童労働に従事している子どもたちが、貧困によって親から手放されない、最初のセーフティーネットに、私たちはなれる。
もっと多くの貧困家庭にこの支援を届けるために、あなたも顔の見えるサポートをはじめませんか?
月3,000 円のご支援で1名の子どものサポーターとなり、子どもの成長を見守ることのできる、顔の見える支援制度です。
※2020年11月より、孤児・
月額3,000円の内訳について
ドリームサポーター注意事項について
子どものサポートの終了について
ドリームサポーターと子どものお手紙のやりとりに関して
※シエラレオネからお送りする子どもからのお手紙のお返事(返送)は、強制ではありません。希望する方は、事務局から案内がある場合に以下に準拠し、ご返送ください。
子どもとの面談について
マンスリーサポーター制度は、クレジットカードで毎月一定額を、継続寄付するご支援方法です。マンスリーサポーターの皆様には、以下の特典があります。
大変お手数ではありますが、下記口座へお振込みをお願いいたします。
ご寄付がすみましたら…
を明記の上、「件名:シエラレオネ奨学金給付支援」にて「info@alazi.org」までご連絡ください。
※領収証が必要な場合はお気軽にお申しつけください。尚、当法人は認定NPO法人ではないため、ご寄付の税額控除はございませんので、予めご了承ください。
クレジットカードでの単発のご支援の場合は、下記ボタン「クレジットカードで寄付する」よりお手続きをお願いいたします。
クレジットカード決済の流れ
2019年夏からNPO法人アラジのドリームサポーターをさせてもらっています。大学生の時に、『世界で一番いのちの短い国』という本に出会ってから、シエラレオネという国の名前は、頭の片隅にありました。 その時は、何もできないと思っていた私が、今、その国の子どもたちの教育を、そして、大人たちの仕事を応援できることに、感動しています。
私は、シエラレオネはもちろん、アフリカには行ったことがありません。でも、出来ることはあるということが分かりました。 今はまだ「世界で一番いのちの短い国」の一つのシエラレオネですが、何年か後に、「世界で一番夢に溢れ…夢が叶う国…」になっていたら素敵だな、と思います。 これから、より多くの皆さんと、その喜びを分かち合っていけたら嬉しいです。ぜひ、一緒にアラジの応援団になりましょう!!
ドリームサポーター
吉成優子
領収書の発行は可能です。大変お手数ですが、「件名:領収書発行」にて、領収書宛名をご明記の上、「support@alazi.org」まで、その旨ご連絡ください。
※なお、当法人は認定NPO法人ではないため、ご寄付の税額控除等はございません。
ご住所や氏名に変更がある場合には、大変お手数ではありますが、こちらのフォームより変更のお手続きをお願いいたします。
こちらのフォームよりお申込みいただくと、マンスリープランの減額・増額・プラン変更が可能となっております。
クレジットカードの変更や、クレジットカードの更新による変更のお手続きは可能です。
こちらのフォームよりお申込みください。
領収書の発行は可能です。「マンスリーサポーター」の毎月の寄付の領収書は当年1月~12月分をまとめて(その他の単発寄付も合算することが可能です)「年間領収書」として、翌年1月末までに発行致します。
※寄付の受領日(領収日) は、クレジットカード会社からNPO法人アラジへ、入金された日(入金日)となり、カード利用日とは異なります。
※なお、当法人は認定NPO法人ではないため、ご寄付の税額控除等はございません。
大変お手数ではありますが、「件名:領収書発行」にて、領収書宛名をご明記の上、「support@alazi.org」まで、その旨ご連絡ください。
大変お手数ではありますが、こちらのフォームよりお申込みください。