(2026年2月27日)性教育トレーナー育成事業をスタートしました。
2026年性教育トレーニング事業実施のお知らせ

ケネマで包括的性教育の教師研修がスタート
NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、事業地であるシエラレオネ・ケネマにおいて、学校での性教育を強化するための教師に対する研修を開始しました。
この研修は、思春期の予期せぬ妊娠や中途退学を防ぐことを目的に、学校の先生が正しい知識と指導方法を身につけ、継続的に授業を行えるようにする取り組みです。
今回はまず試験的な取り組みとして、5校から10名の教師が参加しました。研修の開始にあたり、教育省と保健省の関係者が出席し、今後の連携について重要な確認と合意が行われました。
この研修はJICA基金によって実施されています。
■ 教育省が正式に確認・後押し

ケネマ教育省は、思春期の「性と健康、そして自分の身体に関する権利」を学ぶ教育が、すでに学校の公民教育の一部として認められていることを改めて確認しました。
そして今回の研修は、その内容を学校でより確実に実施するための重要な取り組みであると強調しました。
研修を修了した教師には修了証が授与され、各学校で中心となってこの教育を進めていくことが期待されています。
また、今後の体制づくりとして、次の取り組みを進めることが提案・合意されました。
- 子どもが安心して相談できる「意見箱」を学校内に設置すること
- 子どもの安全を守るための委員会を各学校に設けること
- 活動の進み具合を教育省へ定期的に報告すること
これにより、問題が起きた場合にも早い段階で対応できる仕組みを整えてることを、検討していきます。
■ 保健省も全面的に協力
ケネマ地区の保健当局も、本取り組みを高く評価し、全面的に支援することを表明しました。
特に次の点で協力していくことが確認されました。
- 学校内の保健クラブ(健康について学ぶ生徒のグループ)との連携
- まだ設置されていない学校への保健クラブ設立支援
- 生徒同士が経験や知識を分かち合う学びの機会を大切にすること
- 保護者向けの学習機会を地域全体で広げること
- 医療機関とも協力し、現状を把握するための調査を行うこと
提案実施については、より慎重に検討していきます。また、当事業で集めたデータは、今後の活動改善に活用していきます。
■ 教師からの前向きな声
参加した教師たちからは、「生徒にとって今まさに必要な内容だ」という声が多く上がりました。自校での実践に向けて、積極的に取り組む意欲が示されました。
また、「もっと早い段階から教えることが大切ではないか」という意見も出され、小学校段階への拡大についても今後検討していく方向性が共有されました。
研修参加者同士が継続的に情報交換できるよう、連絡グループも立ち上げられました。
■ 今回の意義
今回の研修は、単なる一度きりの研修ではありません。学校、教育省、保健省が連携し、地域の制度の中に性教育を根づかせていく第一歩となりました。
アラジは今後も、思春期の妊娠予防と中退防止に向けて、持続可能な仕組みづくりを進めていきます。
研修実施の様子


(投稿)古曳正哉























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