Category "活動報告"

(2024年12月3日)インターン卒業生インタビュー(水原 美月さん)

2024年12月3日

12月にアラジのインターンを卒業した、水原 美月さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

9月から約3ヶ月間、アラジの活動にインターンとして携わらせていただきました、水原美月です!

アラジに応募したきっかけは何ですか?

高校生の時に「21世紀の奴隷」に関する動画を見たことをきっかけに、発展途上国などで搾取されている人々や、自分で将来を選択する自由のない人々の力になることをしたいと思うようになりました。しかし、大学生の頃も、社会人になってからも国際協力に関係する道を歩んできたわけではありませんでした。そして、社会人になり、自分のこれからの人生を考えた時に、心の中にずっと存在していた国際協力に関わりたいという自分の素直な気持ちに従ってみることにしました。その際に偶然アラジのインターンを見つけ、参加させていただく運びとなりました。

どんな業務に携わりましたか?

現地の業務マネジメントに関わらせていただきました。また、現地の様子を伝える広報活動、助成金関連など幅広く関わらせていただきました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

大きく2点あります。
1つ目は、現地のスタッフとのやりとりの難しさとやりがいを学びました。一番難しかったのは、日本側が求めている情報や状態を現地のスタッフに理解してもらうことです。端的に言い表すこと、理由を伝えること、感謝を示すこと、この3つは特に意識して行いました。現地の業務管理を行う上でとても大切だと感じたのは、決して一方的な指示の伝達にならないように、適宜相手の意見や質問を聞き出しながら、プロジェクトの進行方向を軌道修正していくことです。自分は、正しいことを伝えているつもりでも、現地にはそれを進められない理由があって進められていない場合があります。自分のきっと~だろうにの考えに疑いを持つことが必要だと感じました。

2つ目は、国際協力への関わり方には複数の形があることを学びました。仕事として行う、ボランティアをする、寄付をする、イベントに参加する、インターンをするなどといったように、関わり方は人によってさまざまです。インターン中はすべてオンラインでの参加だったため、アラジに関わる方々に直接お会いすることは叶わなかったのですが、この団体への人々の関わり方を見て、「仕事にすること」に限定をかけていた私の”国際協力の道”が選択肢を持つようになりました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

日本から見るシエラレオネを今回学ばせていただいたので、次は現地から現地を見てみたいです!これからも、人生を通してさまざまな形で国際協力に関わっていきたいと感じています。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
また、新宿事務局または、オンラインでのインターン生も随時募集しています!ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

ボランティアをお考えの方はこちら

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(投稿)元インターン 水原 美月

(2024年11月26日)学校建設プロジェクトが完了いたしました!

2024年11月28日

学校建設プロジェクトの完了報告

 日頃より、NPO法人アラジへのご支援を賜り、心より御礼申し上げます。この度、日本寄付財団様のMaaaru Project、戸田建設(株)様のご支援、並びに日頃ご支援いただいているマンスリーサポーターの皆さまご支援により、2023年3月から始まったシエラレオネ共和国ケネマ県における学校建設を2024年10月に完了させることができました。

 地域ボランティアの約60名の協力を得て、2023年3月から始まった小学校の建設。順調に建設が進んでいたものの、追加資金が必要なことが発覚し、プロジェクトを進めることが困難になり、一時は建設を中断しておりました。2024年7月から建設を再開し、10月に無事に学校建設が完了しました。

 完成日には、子どもたち・教師・地域の人々が集まり、子どもたちが嬉しそうに歌い、皆で学校の完成を祝福しました。

 旧校舎は土で造られていたため、光が入りにくく、室内の通気性が悪いため暑くなりやすいという問題と、雨天時に浸水をしたり、建物が歪んだりするという安全面での問題があり、子どもたちの学習が妨げられていました。

 しかし、新校舎はコンクリート造りであるため、風通しがよく、光が入り、子どもたちが学びにより集中できる場となりました。

 また、近隣の小学校までは徒歩2時間以上かかることから、低学年の子ども達の学習の機会が妨げられている等の課題もありました。現在は、3つの教室を使いながら日々授業が行われており、地域の約300名の子どもたちが、毎日学校に通うことができています。

学校運営は教育省・地域コミュニティに引継ぎが完了しております。これで、2018年から続いた私たちの学校建設・給食支援のプロジェクトは終了となります。今後は「せっかく学校に通えても、性暴力や売春など予期せぬ妊娠により中退してしまう女の子」にフォーカスし、若年妊娠をしても再び学校に通うことのできるよう、電子マネーでの現金給付支援や、中高での性教育に力を入れていきます。

 「誰もが夢に向かって努力することのできる社会」の実現に向けて、学校建設は大きな一歩となりました。改めまして、この度の皆様からのご支援、誠にありがとうございました。

                         (投稿)インターン 水原

(2024年11月12日)月額1,500円未満のマンスリーサポーター様への【アフリカ布小物の限定リターン品】廃止のお知らせ

2024年11月12日

月額1,500円未満のマンスリーサポーター様への【アフリカ布小物の限定リターン品】廃止のお知らせ

日頃より、NPO法人アラジへのご支援を賜り、心より御礼申し上げます。シエラレオネでの10代シングルマザーの復学支援・中高生への包括的性教育などの活動を行うアラジでは、現地での活動内容をより充実させることを目的として、多くの方々に知って頂き、様々な形で活動にご参画頂けるための広報活動を続けております。

これまでの皆様からの温かいご支援のもと、アラジの活動は拡大を続け、シエラレオネ現地や日本国内で評価を受けるに至っております。しかしながらその一方で、現在、現地物価の上昇、円安等の影響を受け、現地支援のための資金の対応にはこれまで以上の厳しさにも直面しております。 

つきましては、この度、毎年7月にお送りしている【アフリカ布小物の限定リターン品】の制度を一部変更させていただく運びとなりました。誠に恐れ入りますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

1.限定リターン品の変更の概要

    月額500円及び月額1,000円のマンスリーサポーター様(変更)

【アフリカ布小物の限定リターン品】のお届けを終了させていただきます。

    月額1,500円以上のマンスリーサポーター(変更)

毎年7月に、【アフリカ布小物の限定リターン品】をご自宅(日本在住の方のみ)にお届けいたします。

    月額3,000円以上のマンスリーサポーター様(新たに実施)

2025年4月1日以降に、マンスリーサポーター様のお誕生日月に、シエラレオネの女の子達からの直筆のメッセージはがきをお届けいたします。

2.変更対象・変更時期の詳細

①    2023年4月1日以降にお申込いただいた月額500円以上、及び月額1,000円の既存サポーター様

2024年12月中に、【アフリカ布小物の限定リターン品(キーホルダー等)】をご自宅(日本在住の方のみ)にお届けいたします。こちらを以って、限定リターン品のお届けを終了させて頂きます。

②    2024年11月18日(月)以降にお申込いただく新規マンスリーサポーター様

月額500円及び月額1,000円の新規サポーター様は、限定リターン品のお届けの対象外とさせていただきます。

月額1,500円以上の新規マンスリーサポーター様には、2025年7月に【アフリカ布小物の限定リターン品(巾着袋)】をご自宅(日本在住の方のみ)にお届けいたします。

【2025年度のアフリカ布小物の限定リターン品】イメージ画像

2025年度は22cm×18.5cmのアフリカ布をあしらった巾着袋のお届けを予定しております。

7種類の柄からお選びいただけます。

※リターン品の布小物は毎年変更されます。

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3.【アフリカ布小物の限定リターン品】をご希望されないマンスリーサポーター様(月額1,500円以上)へのご案内

下記のフォームにて、「毎年の物品のリターンの受取りを終了したい」を選択してお知らせくださいますよう、よろしくお願いいたします。 

https://forms.gle/VVANbHyQL5dyw8ik6

4.月額寄付金額の増額をご希望される方へのご案内

下記のフォームにて、「マンスリーサポーターの月額費用を増額したい」を選択してお知らせくださいますよう、よろしくお願いいたします。  

https://forms.gle/VVANbHyQL5dyw8ik6

お知らせは以上となります。今後とも、アラジでは、オンラインイベントやSNS、そして、対面イベントやボランティアDay等の場を通じて、現地活動の成果をサポーター様にお伝えできるように、取り組んで参ります。 

【アフリカ布小物の限定リターン品】制度の変更にあたり、ご不明点等のある場合は、HPのお問い合わせからご連絡くださいますよう、よろしくお願いいたします。

                         (投稿)広報スタッフ 間部

(2024年11月8日)事務局に今期7人目となる新しいインターン生が加わりました!

2024年11月8日

事務局に今期7人目となる新しいインターン生が加わりました!

 

11月8日(金)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。

インターン生:坂岡 華 (さかおか はな)

幼いころから興味があったアフリカでの教育の現状について詳しく知りたいと感じ、インターンに応募させて頂きました!私はAlaziの活動の中で特に、性教育のプログラムとファンドレイジングに興味があるため、今後の活動の中で学びを深めたいと考えています。

(投稿)坂岡 華

(2024年11月5日)≪10月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを11校に実施し7,529名が参加/実施数は100校に。

2024年11月5日

≪10月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを11校に実施!

こんにちは、インターン生の水原です。いつもアラジの活動を応援してくださる皆さまへ、10月の活動報告レポートをお送りいたします。

9月の活動に引き続き、10月には、私たちの包括的性教育プログラムがシエラレオネのケネマ県11校で実施され、中高生男女7,529名が参加しました。

2024年4月から、今年度「包括的性教育プログラム」をスタート。シエラレオネ共和国ケネマ県の32校に性教育プログラムを実施し、中高生男女17,387名が参加しました。2021年からはじまった当事業のこれまでの総実施数は100校38,323になりました。

また、性教育スピーチコンテストを1校で開催し、代表生徒10名の中から、1位が選ばれました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「包括的性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)インターン 水原 美月

(2024年10月3日)一般社団法人アフリカ協会様の「AFRICA2024年秋号」に寄稿させていただきました。

2024年10月3日

いつも温かいご支援ありがとうございます。この度、-誰もが夢に向かって努力できる社会へ-「アラジ、10年の挑戦の軌跡」と題して、一般社団法人アフリカ協会様の「AFRICA2024年秋号」に寄稿させていただきました。

アラジ代表理事、下里夢美が団体立ち上げから、事業確立まで仲間と共に歩んできた10年をご紹介させていただいております。

ぜひご覧ください。
機関紙『AFRICA』は下記ページよりご購入いただけます。
https://africasociety.or.jp/index.php/about-2/magazine

■章ごとのタイトルをご紹介■
・選んだのは子ども達の教育支援
・女の子だけが学校から消えていく
・チェンジメーカーを仲間に
・大切な人を大切にするための性教育
・雇用支援を終わらせるための教育支援
・誰もが夢に向かって努力できる社会へ

                         (投稿)インターン 水原

(2024年10月1日)9月28日・29日にグローバルフェスタ2024へ出展しました!

2024年10月1日

9月28日・29日に、グローバルフェスタ2024へブース出展させていただきました!

16名のボランティアさんとともに、アフリカ布を使ったピアスやシュシュなどをはじめとした物品の販売や、NPO法人アラジの活動紹介を行いました。たくさんの方々がブースに立ち寄って下さり、2日間の売上は寄付金を含めて83,900円となりました。

物販の売上は、シエラレオネでの様々な教育支援活動に役立てられます!

これからもイベントを通して、少しでも多くのみなさんにシエラレオネのことやアフリカ布の魅力を知ってもらえたら嬉しいです。

(投稿)インターン 水原

(2024年9月26日)≪9月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを5校に実施し2,230名が参加/実施数は86校に。

2024年10月1日

≪9月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを5校に実施!

こんにちは、インターン生の水原です。いつもアラジの活動を応援してくださる皆さまへ、9月の活動報告レポートをお送りいたします。

8月の夏休み期間が終わり、9月より新学期がはじまったシエラレオネ。

9月には、私たちの包括的性教育プログラムが5校で実施され、中高生男女2,230名が参加しました。

2024年4月から、今年度「包括的性教育プログラム」をスタート。シエラレオネ共和国ケネマ県の18校に性教育プログラムを実施し、中高生男女7,309名が参加しました。2021年からはじまった当事業のこれまでの総実施数は86校28,245名になりました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「包括的性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)インターン 水原 美月

(2024年9月5日)事務局に今期6人目となる新しいインターン生が加わりました!

2024年9月5日

事務局に今期5人目となる新しいインターン生が加わりました!

 

9月5日(木)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。

インターン生:水原 美月 (みずはら みづき)

高校生の時に見た奴隷問題の動画をきっかけに、国際協力に強い興味を持ちました。前職での店舗マネジメントの経験を活かしながら、現地と日本の両面の活動を、自分の目で見る期間にしたいと思っています。自分のキャリアをより鮮明にする体験を積み上げていけるよう取り組んで参ります!

 (投稿)水原 美月

(2024年9月5日)マンスリーファンディングのご報告

2024年9月5日

5月1日より実施しておりました、継続月額寄付者150名を募集するマンスリーファンディングが、8月31日をもって終了いたしました。

123日間の挑戦で、72名の方から月額増額7万8500円のご支援をいただいております。

目標の150名を達成することはできませんでしたが、多くの方が応援メッセージを発信してくださったり、シェアをしてくださったおかげで、多くの方がアラジの仲間になることを決断してくださいました。

また、10周年記念講演会や現地の料理体験会、インスタライブなどのイベントも盛況となり、アラジやシエラレオネをより理解していただける方が増えたことも嬉しく思っております。

皆様からいただいた大切なご支援をもちまして、これからもシエラレオネの困難な状況でも勉強を諦めない子どもたちに、サポートを届けてまいります。

この度、応援・ご支援いただいた皆様に、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

マンスリーファンディングは終了いたしましたが、サポートを届けていくために、引き続きサポーターを募集しております。

アラジの目指す社会にご共感していただける方は、下記より、ご登録お願いいたします。

https://congrant.com/project/alazi/4948

                                (投稿)ファンドレイジングスタッフ 間部洋子