Category "フリータウン奨学金給付支援"

(2023年7月10日)フリータウン奨学金給付支援事業の終了とフリータウン事務局閉鎖のお知らせ

2023年7月10日


2018年に土砂災害が起きたことをきっかけに開始された、フリータウン奨学金給付支援事業が、6月末で終了となりました。

これまでに、23名の子どもたちに3カ月に一度の現金給付と定期的な経済状況確認のためのモニタリングを実施しました。

サポート期間中の児童労働を減らすことができ、またサポート期間に留年・退学となる子どもは0%となりました。

前年度より、すべての家庭の経済状況の回復傾向がみられたため、今後はより経済格差の激しい、ケネマ県での事業を拡大していく予定です。

子ども達一人一人に寄り添い、サポートを続けてくださったドリームサポーターの皆さまにも個別にメッセージを差し上げておりますので、ご覧いただけますと幸いです。

また、2019年よりアラジで就業したスタッフのシアが退職となりました。
入院を伴う体調不良を重ねながら、最後まで責任をもって業務を遂行していただきました。
彼女には最大限の感謝を送りたいと思います。

いつもNPO法人アラジを応援いただき誠にありがとうございます。今後もさらにシエラレオネの教育状況改善を目指し活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(スタッフ 北川野々子)




(2022年12月1日)ドリームサポーター10名限定の募集寄付キャンペーンを開始しました!

2022年12月1日

この度、NPO法人アラジは、シエラレオネの子ども達に教育機会を提供するための、月額サポーター「ドリームサポーター」を募集しています。3か月に一度、1人の子どもの成長を見守ることができます。

3人に1人が児童労働に従事する「シエラレオネ」

アフリカ大陸の西海岸に位置するシエラレオネ。かつて「世界一寿命の短い国(51.1歳-2016年WHO発表)」としても知られていた国です。
1991年まで政府と反政府軍(革命統一戦線:RUF)との間でダイヤモンド資源・利権を巡る複雑な内戦が勃発し、約12年後の2002年に終結しました。
2016年には、エボラ出血熱の感染拡大により約4,000名の死者を出し、コロナ禍の現在も厳しい経済状況が続いています。

シエラレオネの教育制度は、日本と同じく6・3・3・4年生で、小学校1年生から中学校3年生までが義務教育とされています。
2018年に初等教育が無償化されましたが、保護者の金銭的理由により2割以上の子どもたちが未だ初等教育を完了できていません。通学バックや服・制服・文房具・給食費が用意できない等で、自身の生活費や教育費を捻出する子どもの物乞いや売り歩き労働、児童買春は大きな社会問題となっています。
また、全国の小学校では、4592の教室で子どもたちが初等教育を完了するための、教室・椅子・机・黒板・教材・給食・トイレ・手洗い場などが未整備です。

すべての子どもに、持続的な教育機会を。

シエラレオネで教育支援を行うNPO法人アラジは、最も経済的困難な状況に陥る子どもたちに奨学金給付支援を行っています。

首都フリータウンやケネマ県の都市部で、月100時間以上の労働に従事する片親家庭・里親家庭の子ども達、または自然災害・不慮の事故・病気・失業などを原因とする保護者の金銭的貧困理由により、義務教育を完了することが困難な子ども達に、生活保護費としての毎月定額の奨学金を給付しています。

奨学金は子どもの教育費や医療費に使用され、初等・中等教育を退学・留年せずに完了できるように、3カ月に一度の丁寧なサポートを届けています。

子どもたちの夢を一緒に応援しませんか?

NPO法人アラジでは、10名限定で【ドリームサポーター】を募集しています。
ドリームサポータープランとは、毎月3,000円のクレジットカードによる自動引き落としでのご支援で、一人の子どもの成長を見守ることができる支援プランです。

現在、24名の方にご登録いただいております。

ドリームサポーターになると…
・一人の子どもの成長を3ヶ月に一度の写真(メール画像添付)で見守ることができます
・年に1度、子どもからお手紙が届きます(お返事は任意です)
・月に1度、メールマガジンをお届けします
・2か月に一度、「国際協力勉強会」に招待させていただきます
・年に1度、アフリカ布雑貨のお礼品をご自宅にお送りさせていただきます

ドリームサポーターにご登録いただける方は、クレジットカードを持つ、すべてのアラジの活動にご賛同いただける方です。すでにマンスリーサポーターに登録されている皆さまも、プラン変更が可能となります。このキャンペーン期間中にぜひご検討ください。

キャンペーン期間:12月1日~12月29日(木)23時59分
方法:HPのキャンペーンページ(https://alazi.org/dreamsupporter-2022

ドリームサポーターからのメッセージ

「アフリカに行ったことはない、でも、できることはある!」

「2019年夏からNPO法人アラジのドリームサポーターをさせてもらっています。大学生の時に、『世界で一番いのちの短い国』という本に出会ってから、シエラレオネという国の名前は、頭の片隅にありました。 その時は、何もできないと思っていた私が、今、その国の子どもたちの教育を、そして、大人たちの仕事を応援できることに、感動しています。私は、シエラレオネはもちろん、アフリカには行ったことがありません。でも、出来ることはあるということが分かりました。 今はまだ「世界で一番いのちの短い国」の一つのシエラレオネですが、何年か後に、「世界で一番夢に溢れ…夢が叶う国…」になっていたら素敵だな、と思います。 これから、より多くの皆さんと、その喜びを分かち合っていけたら嬉しいです。ぜひ、一緒にアラジの応援団になりましょう!!」
ドリームサポーター 吉成 優子さん

「離れていても、同じ地球上の大切な仲間たち」

「私はとあるイベントで下里さんと出会い、シエラレオネのことを知りました。下里さんの「シエラレオネの人たちを助けたい!!」という熱い想いに触れ、私も何か力になれればと思い、ドリームサポーターを始めました。私は、住んでいる国や環境が違えども、同じ地球上の方々は大切にしたいと思っていますし、その中で彼らができないことを私ができるのであれば喜んで行いたいと思っています。
アラジの方々の素晴らしいご活躍のおかげで、現地の様子や子どもたちのことも少し知ることができ、シエラレオネがより身近な国になりました。世界平和を心から望んでいる方、世界中を笑顔にしたいと思っている方であれば、まずはアラジのドリームサポーターから始めてみてはいかがでしょうか?」

ドリームサポーター 新城恵理奈さん

支援を受ける子どもからのメッセージ

ジェネバ(仮名)16歳です。
2016年にエボラ出血熱で両親を亡くして、今は親戚のいるフリータウンに住んでいます。
アラジの奨学金給付サポートで、学校に通い、建築家になることを目指して勉強しています!

皆さまの温かいご支援をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

(投稿者)インターン 八田めぐみ

(2022年10月11日)奨学金給付支援のモニタリングと給付のタイミングの変更のお知らせ

2022年10月11日

奨学金給付支援では、毎月の丁寧なモニタリングと定額の奨学金給付支援を実施しておりましたが、この度、情勢を鑑みて、モニタリングと給付のタイミングを、3ヶ月に一度(約5,000円)に変更いたしました。

現在、深刻な円安に加え、シエラレオネ国内での物価高・インフレが続いていることを鑑み、人件費・交通費を削減し、皆さまからいただいたご支援を継続して子どもたちに届けるために、3ヶ月に一度の現金給付が今後は適切と考えております。

3ヶ月に一度に変更することで、交通費・人件費の削減になり、皆さまにいただいたご支援を子どもたちに届けることができます。引き続き、毎月子ども達の電話でのヒアリングは実施し、虐待や児童労働防止に努めてまいります。

サポーターの皆さまに日頃のご支援に感謝申しあげます。事業内容や寄付等について、ご意見・ご感想のある方は、お問合せいただきますよう、よろしくお願いいたします。

奨学金給付支援について詳しい内容はこちら

(投稿)スタッフ 宮川琳

(2022年6月8日)雑誌 “Neighbor” にアラジが掲載されました!

2022年6月8日

この度、NPO法人アラジが、雑誌 “Neighbor” の2022年6月号(vol. 580)にて紹介されました!
アラジが行っているシエラレオネ現地での奨学金給付支援の活動について掲載していただいております。

また、雑誌最終ページに記載の通り、ご意見・ご感想メールの数に応じて寄付をする “Neighbor ドネーションキャンペーン” を実施いただいております。

宛先:idea_neighbor@senko-kikaku.com
件名:〈580〉
本文:〈ニックネーム〉と〈6月号のご感想・ご意見〉を添えて
締切:6月30日(木)

Neighborさま宛てに、50通のメールが届きますと5,000円が、51通以上のメールが届いた場合は10,000円が、NPO法人アラジに寄付していただけます。
皆さまのメールでのご協力をいただけますと幸いです。

投稿:インターン 榎原茉央

(2021年12月27日)ひとり親家庭・里親家庭への奨学金給付支援プログラムの活動報告

2021年12月27日

2021年も多くのサポーターの皆さまに支えられ、「シエラレオネ奨学金給付支援」の活動を継続させていただきました。以下に、4月~12月末までの、奨学金給付支援の活動報告をまとめさせていただいております。

シエラレオネ奨学金給付支援

1.事業概要

(左)サポートを受けるひとり親家庭の男の子(右)NPO法人アラジ現地スタッフ

NPO法人アラジは、シエラレオネ共和国において、自然災害・不慮の事故・病気・失業などを原因とする保護者の金銭的貧困理由により、義務教育(小学校1年生〜中学校3年生まで)を完了することの困難な、片親家庭・里親家庭の子どもたちに対して、毎月定額の奨学金給付支援を行っています。

今年度は、シエラレオネ首都フリータウンで15名、ケネマ県で5名の合わせて20名に毎月のサポートを届けながら、主には「プログラムの実施体制強化」に努めました。(プログラム開始から述べ27名にサポートを届けています)

保護者には現金の受け取り証明として毎月写真撮影にご協力いただいています。

サポートを届ける子どもは、都市部の公立小学校5校と連携し、慎重にヒアリングを重ね、家庭の経済状況・家族構成・居住環境・毎月の児童労働時間などをもとに、決定していきます。

毎月の返済不要の給付金は、保護者によって子どもの生活費・教育費・医療費すべてに使用されます。

毎月、子どもたちの健康状態や成績表、家庭環境等をチェックする他、毎月の現金給付とは別に子どもたちの進学準備金や、急な事故・入院や手術を伴う病気の際の緊急時に使用できる緊急支援金制度を設けています。

※本プロジェクト紹介の際に、WEBページや活動報告書等で利用する情報・写真は、子どもに許可を取って掲載しております。また子どもの個人情報保護のため、子どもの写真とストーリーを一緒に掲載する場合は、子どもの名前はカタカナ表記のファーストネームのみ使用します。

奨学金給付支援について詳しくはこちら

2.今年度更新した支援基準について

支援開始前の家庭訪問の様子

奨学金を給付する支援基準を家庭の経済状況の調査を踏まえて、変更いたしました。

変更内容は以下の3点です。

(1)奨学金支援の受入れ条件の「月に160時間以上の児童労働を行う子ども」の条件を「月に100時間」に緩和いたしました。 これにより、より多くの子どもがサポートを受けられる環境を整えてまいります。

(2)月100時間以上児童労働していない場合でも、家庭の月の固定支出が一定金額以下であれば、受け入れることができるようになりました。 これにより「障害をもつ働いていない子ども」でもサポートが受けられるようになりました。

(3)家庭の経済状況を「世帯月収」ではなく「月の固定費の世帯支出額と家族人数」で算出することになりました。 これにより、より正確な世帯の経済状況を把握する体制を整えてまいりました。

(4)NPO法人アラジで、「チャイルドセーフガーディングポリシー」の制定を行いました。これにより、子どもの個人情報・人権などにより留意しながら、活動を推進する体制を整えました。現地スタッフにも、子どもの保護や性的搾取に対する研修を行い、事業地ごとに、子どもの人権侵害、性的搾取が起った場合の緊急連絡先(各地域警察署のFamily Support Unit)を明記した、英語版チャイルドセーフガーディングポリシーの制定を行いました。

3.家庭の経済状況によるサポートの終了

家庭の詳細な経済状況の把握により、3名の子どもたちが、2021年12月の給付を最後に支援を終了いたしました。

4.ケネマ県の5名の子どもたちに支援開始

2021年、首都のフリータウンだけではなく、新たにケネマ県の5名の子どもたちの奨学金給付支援を開始しました。

今後も「金銭的貧困を理由に、困難な状況にいる子どもが、初等教育を家族の元で完了する」ことを目指し、より多くの子どもをサポートできる体制を整えていきます。

6.今後の活動計画

シエラレオネ奨学金給付支援においては、引き続き首都のフリータウン、ケネマ県の困難な状況にいる子どもたちの初等教育の完了に務めます。来年は「30名のひとり親家庭の子ども」にサポートを届けるべく、実施体制を整えてまいります。

産まれた環境に関わらず、継続した学びの機会を提供するべく、アラジはこれからも支援活動を継続していきます。

2022年も、皆さまの温かいご支援とお力添え、どうぞよろしくお願いいたします。

以上

(投稿)スタッフ 宮川琳

(2021年6月24日)2021年半年間の活動ハイライト

2021年6月24日

2021年半年間の活動ハイライト

いつもNPO法人アラジにご支援くださる皆さま、誠にありがとうございます。

代表理事の下里夢美から、2021年半年間の活動ハイライトをご報告させていただきます。

現地活動

私たちはこれまで、2017年のNPO設立から述べ約1,110名にサポートを届けてまいりました。

これも一重に、これまで長くご支援を継続してくださる皆さまのおかげです。改めてお礼申し上げます。

今年度は…

に継続したサポートを届けております。

また、毎月38名へ詳細なモニタリングに協力いただき、プログラムのアップデートを随時行っております。

詳細な支援活動内容については、各HP活動リンクからご覧ください。

仲間が増えました!

2021年5月5日より実施しておりました継続月額寄付者100名を募集するマンスリーファンディング「若年妊娠により退学を強いられた女の子【あと50人】に人生を変えるチャンスを届ける【100人の月額寄付サポーター】を募集しています!」(Syncableサイト)では、27日間の挑戦で、目標を上回る107名の方から月額増額93,939円 、また8の方から口座振込で一年分のご支援をいただきました。

皆様からいただいた大切なご支援をもちまして、アラジはシエラレオネの若年妊娠女子の復学支援を進めてまいります。

また、現在アラジでは…

  • 月額寄付サポーター(継続219名)
  • 正会員(19名)
  • ボランティア登録者数(63名)
  • 日本事務局有給スタッフ(3名)
  • 日本事務局インターン(2021年述べ6名)
  • フリータウン事務局有給スタッフ(1名)
  • ケネマ県事務局有給スタッフ(2名)

総勢313名の仲間に囲まれて、日々活動を継続しています。

皆さま、日ごろから活動にご尽力いただき、誠にありがとうございます。

事務局スタッフ紹介

(2021年度5月まで)

今後とも、長く活動を続けてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

ボランティア募集のお知らせ

現在、以下の日程で、文京区事務局にてボランティア参加をして下さる方を募集しております。(コロナ感染症に関する政府措置の影響により、直前で開催予定日が変更となる場合があります)※COVID-19感染予防のため、事務局でのボランティアに参加される場合は、お茶菓子のご用意はありません。室内を換気してお待ちしておりますが、原則、マスクの着用をお願いいたします。

  • 7月3日(土)13時~17時

事務局にて、サポーターの皆さまへ報告書とリターン品の発送作業

  • 7月10日(土)13時~17時

事務局にて、物販販促作業

  • 7月24日(土)13時~17時

事務局にて、物販販促作業

ボランティア参加にご興味・ご関心のある皆さまは、ボランティア参加要項ページをご覧ください。

 

ドリームサポーターを20名募集しています

現在、20名のドリームサポーター(月額3,000円で一人の子どもの成長を見守るサポートプラン)を募集しています。

マンスリーサポーター(月額寄付者)の皆さま全員が、月3,000円で一人の子どもの成長を見守る、ドリームサポーターにプラン変更することが可能です。また、新規のサポーターも募集しております。毎月2名から3名しかドリームサポーターを募集していないため、大変人気のプランとなっておりますが、今回、事業地拡大のため、2021年6月現時点では、20名のドリームサポーターを募集することとなりました。

すでに月3,000円以上のご支援を頂いている方は、クレジットカード情報の登録情報の変更なく、お申込みいただけます。

ご関心のある方は、ドリームサポーター募集要項ページをご覧いただき、申込みに進んでいただくか、supporter@alazi.orgにご一報いただければ、個別に丁寧にプランについて説明させていただくことも可能です。

 

 

NPO法人アラジ

代表 理事

下里 夢美

(2021年3月3日)奨学金給付支援に関する大切なお知らせと、新スタッフ2名のご紹介

2021年3月3日

奨学金給付支援に関する大切なお知らせ

日ごろご支援いただいている皆様に、大切なお知らせがございます。

事業名変更のお知らせ

「フリータウン奨学金給付支援」を、3月よりシエラレオネのケネマ県都市部でも実施していくこととなり、支援事業名を「シエラレオネ奨学金給付支援」に変更いたしました。

新スタッフのご紹介

またこの度、ケネマ県での事業実施にともない、新スタッフを2名増員し、それに伴い、ケネマ県にもアラジ現地オフィスを設置することとなりました。

 

また、ケネマ県においては、今後月160時間以上の児童労働を行う最も困難な状況にある、片親家庭・里親家庭の子どもだけではなく、若年妊娠により退学し、初等教育を完了できない女の子への復学支援も実施してまいります。現在、プロジェクト公開の準備を進めております。

奨学金給付支援の貯金制度の廃止と新制度実施について

奨学金給付支援では、サポートする子ども一人あたり毎月50,000レオン(500円)を貯蓄し、急な事故や医療費、進学の際の入学準備金等に使用できるとする緊急貯蓄金制度を廃止とさせていただくこととなりました。継続してサポートを受けている家庭は順調に貯金ができていますが、新しく支援を開始する家庭の子どもが、急な事故や医療が必要となった場合、充分な費用を捻出できないことが理由となります。

サポートを届けるすべての家庭に平等に対処するため、今後は以下の措置を講じることとなりましたのでご覧ください。

(1)進学の際には、300,000リオン(約3,000円)の入学準備金を支給します。

(2)100,000リオン(約1,000円)を越える高額医療費が発生した場合、原則契約期間中に一度だけ、請求書かレシートの開示をすることによって、500,000リオン(約5,000円)まで支給できるものとします。

報告は以上となります。ご理解と、今後とものご協力をいただけましたら幸いです。

今後も、NPO法人アラジをどうぞよろしくお願いいたします。

(投稿)代表理事・下里夢美

(2021年1月29日)あと2名のドリームサポーターを募集しています

2021年1月29日

毎月1名の子どものサポートで、成長を見守る、ドリームサポーター制度、今月は【あと2名】のドリームサポーターを募集しております。

ドリームサポーターとは?

現在NPO法人アラジでは、首都フリータウンにおいて、シングルマザー家庭の子ども、災害や事故で両親を失い親戚宅に滞在している子ども、保護者の経済的理由から、自分の教育費を児童労働によって捻出している子どもなど、教育を開始・完了することが困難な子どもと貧困家庭に対して、初等教育(小学校1年生〜中学校3年生)までを完了することを目指した支援を行っています。子どもが勉学を続ける限りは、中学校卒業後も高校、大学とサポートは継続しますが、大学進学の際に他機関から奨学金を得る場合は、支援は終了となります。

奨学金給付支援のPOINT

  • 毎月3,000円のご支援で、一人の子どもの成長をメールに送られてくる活動報告と写真によってお見守りいただけます。
  • 3月と10月の半年に一度、子どもからご自宅にお手紙が届きます。(手紙の返送は強制ではありません)
  • ご支援が増えると、新たに奨学金給付支援を受けられる子どもが1名/1家庭増えます。

※ご支援は、いつでも停止していただくことが可能です。ドリームサポーターの皆様の支援の有無によって、子どものサポートがストップすることはございません。また、家庭の収入状況や、病気・事故などで皆様との交流が難しくなる場合、郊外へ転居する場合など、支援が終了する場合もありますので、予めご了承ください。

奨学金給付支援について詳しくはこちら

1対1オンラインZoom活動説明会(30分〜1時間程度)を毎日開催しています、ご支援にご興味がある方は、お気軽にお申込みください。

1対1オンライン活動説明会の申し込みはこちら

(投稿:下里夢美)

(2020年12月16日)【奨学金給付支援から大切なお知らせ】あと4名のドリームサポーターを募集しています

2020年12月16日

奨学金給付支援から大切なお知らせ

2020年11月に、事業を大きくアップデートし、災害孤児だけではなく、5歳〜中学校3年生までの、初等教育を開始・完了できない子どもへの定額給付支援として新たにはじまった「フリータウン奨学金給付支援」ですが、12月中旬に理事会を開催し、既存のドリームサポーター制度の変更点をいくつか可決いたしましたので、ご報告させていただきます。

ドリームサポーター制度とは?

「フリータウン学金給付支援」において、毎月一人の子どもに、月3,000円のサポートをしていただく支援制度です。原則一人の子どもにドリームサポーター一人のご支援が紐づき、NPO法人アラジから毎月写真つきの活動報告レポートをメールにてご報告させていただくのと、半年に一度、サポートを届ける子どもからお手紙が届き、ドリームサポーターの特定の1名の子どもが交流できるものとなっております。

ドリームサポーターの支援金内訳が変更されます

ドリームサポーターの皆様からの月3,000円のご支援は、2,000円を子どもへの奨学金、500円を子どもへの貯蓄金、500円を家庭訪問の際の交通費や、事務局運営費などの手当てとして、ご支援いただいておりました。

しかし、サポートを届けなければならない子どもがまだまだたくさんいること、また、ドリームサポーター制度が非常に人気の支援制度であることから、子ども1名に対して、2名のドリームサポーターが交流できるものとするように、変更させていただきます。下記に、具体的な支援金内訳の変更点と、ご支援の際の注意の変更点をご案内しております。

月額3,000円の内訳についての変更点

  • 1,000円:定額奨学金給付として、毎月交流する1名の子どもの、生活費・医療費・教育費すべてに役立てられます
  • 250円:毎月交流する1名の進学・事故や入院・手術などの緊急時に対処するための貯蓄金に役立てられます
  • 500円:送金手数料、現地スタッフの交通費などの運営費に役立てられます
  • 1,250円:まだドリームサポーターのいない、新たに支援を開始する子どものヒアリングの際の経費や奨学金に役立てられます

※子どもへの毎月の給付金は200,000リオン(約2,000円)と貯蓄金50,000リオン(500円)であり、変更はありません。

ドリームサポーター注意事項についての変更点

  • ドリームサポーターのサポートの有無に関わらず、すべての子どもに毎月支援を届けてまいります。
  • ドリームサポーターは、毎月1名の特定の子どもに支援を届け、交流することのできる制度です。毎月1,750円が交流をする子どもに使用され、1,250円がまだドリームサポーターのいない、新たに支援を開始する子どものヒアリングの際の経費や奨学金に役立てられます。
  • 子どもは、小学校一年生以上で、交流開始月に進学受験をひかえておらず、健康である場合に限り、1名以上2名までのドリームサポーターと交流できるものとしています。

サポーターの皆様におかれましては、さらなる支援拡大のため、ご理解・ご協力くだしますよう、お願い申し上げます。

変更に伴い、ドリームサポーターを4名募集しております。

変更に伴い、「あと4名」のドリームサポーターを募集しております。ご興味ご関心のある方は、ぜひご登録ください。

ご登録の際には、「フリータウン学金給付支援」ページ内の、ドリームサポーター申込フォームを、サポートの際の注意点を全てお読みいただいた上で、ご提出ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

NPO法人アラジ

代表理事 下里夢美