2018年に土砂災害が起きたことをきっかけに開始された、フリータウン奨学金給付支援事業が、6月末で終了となりました。
これまでに、23名の子どもたちに3カ月に一度の現金給付と定期的な経済状況確認のためのモニタリングを実施しました。
サポート期間中の児童労働を減らすことができ、またサポート期間に留年・退学となる子どもは0%となりました。
前年度より、すべての家庭の経済状況の回復傾向がみられたため、今後はより経済格差の激しい、ケネマ県での事業を拡大していく予定です。
子ども達一人一人に寄り添い、サポートを続けてくださったドリームサポーターの皆さまにも個別にメッセージを差し上げておりますので、ご覧いただけますと幸いです。
また、2019年よりアラジで就業したスタッフのシアが退職となりました。
入院を伴う体調不良を重ねながら、最後まで責任をもって業務を遂行していただきました。
彼女には最大限の感謝を送りたいと思います。
いつもNPO法人アラジを応援いただき誠にありがとうございます。今後もさらにシエラレオネの教育状況改善を目指し活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(スタッフ 北川野々子)