奨学金給付支援から大切なお知らせ
2020年11月に、事業を大きくアップデートし、災害孤児だけではなく、5歳〜中学校3年生までの、初等教育を開始・完了できない子どもへの定額給付支援として新たにはじまった「フリータウン奨学金給付支援」ですが、12月中旬に理事会を開催し、既存のドリームサポーター制度の変更点をいくつか可決いたしましたので、ご報告させていただきます。
ドリームサポーター制度とは?
「フリータウン学金給付支援」において、毎月一人の子どもに、月3,000円のサポートをしていただく支援制度です。原則一人の子どもにドリームサポーター一人のご支援が紐づき、NPO法人アラジから毎月写真つきの活動報告レポートをメールにてご報告させていただくのと、半年に一度、サポートを届ける子どもからお手紙が届き、ドリームサポーターの特定の1名の子どもが交流できるものとなっております。
ドリームサポーターの支援金内訳が変更されます
ドリームサポーターの皆様からの月3,000円のご支援は、2,000円を子どもへの奨学金、500円を子どもへの貯蓄金、500円を家庭訪問の際の交通費や、事務局運営費などの手当てとして、ご支援いただいておりました。
しかし、サポートを届けなければならない子どもがまだまだたくさんいること、また、ドリームサポーター制度が非常に人気の支援制度であることから、子ども1名に対して、2名のドリームサポーターが交流できるものとするように、変更させていただきます。下記に、具体的な支援金内訳の変更点と、ご支援の際の注意の変更点をご案内しております。
月額3,000円の内訳についての変更点
- 1,000円:定額奨学金給付として、毎月交流する1名の子どもの、生活費・医療費・教育費すべてに役立てられます
- 250円:毎月交流する1名の進学・事故や入院・手術などの緊急時に対処するための貯蓄金に役立てられます
- 500円:送金手数料、現地スタッフの交通費などの運営費に役立てられます
- 1,250円:まだドリームサポーターのいない、新たに支援を開始する子どものヒアリングの際の経費や奨学金に役立てられます
※子どもへの毎月の給付金は200,000リオン(約2,000円)と貯蓄金50,000リオン(500円)であり、変更はありません。
ドリームサポーター注意事項についての変更点
- ドリームサポーターのサポートの有無に関わらず、すべての子どもに毎月支援を届けてまいります。
- ドリームサポーターは、毎月1名の特定の子どもに支援を届け、交流することのできる制度です。毎月1,750円が交流をする子どもに使用され、1,250円がまだドリームサポーターのいない、新たに支援を開始する子どものヒアリングの際の経費や奨学金に役立てられます。
- 子どもは、小学校一年生以上で、交流開始月に進学受験をひかえておらず、健康である場合に限り、1名以上2名までのドリームサポーターと交流できるものとしています。
サポーターの皆様におかれましては、さらなる支援拡大のため、ご理解・ご協力くだしますよう、お願い申し上げます。
変更に伴い、ドリームサポーターを4名募集しております。
変更に伴い、「あと4名」のドリームサポーターを募集しております。ご興味ご関心のある方は、ぜひご登録ください。
ご登録の際には、「フリータウン学金給付支援」ページ内の、ドリームサポーター申込フォームを、サポートの際の注意点を全てお読みいただいた上で、ご提出ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
NPO法人アラジ
代表理事 下里夢美