チャイルドセーフガーディングポリシー
ドリームサポーター 誓約書
1 本ポリシーの目的
- 本ポリシーでは、当法人の受益者である子ども特有の弱い立場に留意し、子どもへの特別な保護要件を強調するとともに、あらゆる性的搾取・虐待・その他の形態の暴力や危害の防止の重要性を明記しています。
- 本ポリシーは、当法人が実施する全ての支援プログラムにおいて等しく適用されます。
- 当法人は、当法人の力、地位、信頼されているという立場を、性的その他の搾取目的で悪用することを、絶対に許容せず、また、スタッフまたは業務上の関係者による、子どもや若者に対する暴力や虐待(性的搾取・虐待を含む)について、本ポリシーへのいかなる違反も許容しません。
- 当法人は、虐待として通知された、または疑われる事案について必要な対応を行います。こうした事案に対する対応は、子どもまたは大人のサバイバーを中心に据え、彼らの利益を最優先とします。
- 当法人は、性的搾取・虐待、その他の形態の暴力や危害を防止するためのセーフガーディングへの取り組みの向上に引き続き尽力します。
2 ドリームサポーター 特定原則について
本項目については、毎月1名の特定の子どもに支援を届け、交流することのできる制度による寄付者に適用されます。以下この寄付者をドリームサポーターと称します。
ドリームサポーターと子どもの交流について
- ドリームサポーターは寄付者の中で唯一、子どもの本名、誕生日、宗教、学校名、支援にいたるまでのストーリーを開示されます。
- ドリームサポーターと子どもが直接、メールやSNS等でやりとりすることはできません。
- ドリームサポーターと子どもは半年に一度手紙の交換が可能です。ただし、ドリームサポーターと現地の保護者・子どもとは、連絡先情報をお互いに開示すること(住所や連絡先、SNS情報の記載等)は一切許容されません。
- 手紙の内容は、当法人のスタッフが目を通し、個人的な追加のサポートを示唆する内容、特定の政治政策・宗教の勧誘を示唆する内容、人種・性差別的な内容などがないかの確認をします。
ドリームサポーターのソーシャルメディアの利用について
ドリームサポーター自身が発信するブログ・SNS・印刷物などに、子どもの支援にいたるストーリー、支援事業名、写真を掲載することは可能ですが、子どもの本名、居住地域・年齢・学校名を公開することはできません。
3 ドリームサポーター 活動地訪問について
- 実際に現地シエラレオネを訪れ支援する子どもと面会することは可能です。ただし、この場合、必ず当法人のスタッフが同行し、当法人が定めた場所で面会を行います。事前のご連絡なく子どもとの面会や活動地の訪問をするなど、上記に反する行為が発覚した場合は、契約その他の本法人との関係の解消等の厳重な対応を取ります。
- 事前の同意なしの子どもの写真撮影は禁止です。
- スマートフォンなど、GPS機能つきカメラで子どもや子どもとの写真を撮影する場合、撮影場所の位置情報が写真データに記録されます。ソーシャルメディアやブログなどに写真を掲載する場合は、撮影場所を特定できる位置情報を必ず削除してください。または、訪問中は位置情報設定を無効にしての撮影をお願いします。また、下記情報が写っている写真は掲載いただけません。
- 学校名や校章つきの制服、運動着
- 村やコミュニティの名前や学校名が分かる看板など
- その他、地域や個人が特定できる情報
なお、この場合についても、「ドリームサポーターのソーシャルメディアの利用について」を遵守していただく必要があるため、留意ください。
- 支援開始前のヒアリング、保護者宅への毎月の家庭訪問は、現地スタッフが原則行います。現地スタッフ以外のスタッフ・ボランティア・寄付者その他の関係者は、地域から子どもを守る安全性を考え、子どもの家庭へ訪問することはできません。
- 子どもに個人的なプレゼントや追加の支援を送ることはできません。
本ポリシーは、国際的な基準等に照らして、定期的に見直し、改訂します。
子どもの個人情報と人権を守るために、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
チャイルドセーフガーデングポリシーに関するお問合せはこちら
特定非営利活動法人Alazi Dream Project
(略称)NPO法人アラジ
メール:info@alazi.org / 電話:080-5186-4275