(2026年10月13日)性教育トレーナーによる学校での授業がスタート!初回のモニタリングを実施しました

いつもNPO法人アラジの活動を応援していただき、ありがとうございます。

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、シエラレオネ・ケネマにて「性教育トレーナー育成事業(JICA基金活用事業)」を推進しています。

先日の最終試験および認定記念式典を経て、見事「性教育トレーナー」として認定された先生たちが、いよいよ自身の赴任校にて生徒たちへの性教育セッションを開始いたしました!

それに伴い、アラジの現地スタッフ(ペディーア、ファティマタ、アーリウ)が各学校を訪問し、記念すべき初回授業のモニタリング調査と教材の配付を実施しました。


■ 認定トレーナーによる初回セッションの実施

認定を受けた先生方には、質の高い学びを届けるため「1クラス30人以下」「年に最低3回のセッション実施」を条件づけています。

今回は、対象となる5校のうち、1校にて認定トレーナーとなった先生による待望の初回セッションが行われました。モニタリングは、2026年10月9日、12日の2回行われました。

授業では、包括的性教育(CSE)の基礎知識をはじめ、思春期の身体の変化や望まない妊娠・性暴力を防ぐための知識について、先生方が情熱をもって生徒たちへ語りかけました。


■ 実技指導用教材の配付とアンケートの実施

アラジでは、先生たちが教室でより具体的かつ実践的な指導を行えるよう、現場訪問の際に以下の教材や啓発用品を直接手渡しました。

実演用コンドーム・生理用品(使い捨て・布ナプキン): 先生方が指などを使って具体的な使用方法や構造を分かりやすく説明・デモンストレーションできるよう準備しました。

事前・事後アンケート用紙: 1人の先生につき生徒30名×3回分(計90部)のアンケート用紙を配布しました。授業の前後に実施することで、生徒たちの理解度や意識の変化を数値としてしっかりと追跡・効果測定していきます。

教室では、手渡された教材やプリントを手に、生徒たちが非常に熱心に先生の話に耳を傾ける姿が印象的でした。


■ 今後の展望と子どもたちの未来に向けて

アラジの取り組みは、研修や授賞式を開催して終わりではありません。

今回の訪問を皮切りに、残り3校も含めて認定トレーナーの先生たちが自信を持って授業を継続できるよう、現地スタッフが定期的に学校へ足を運び、伴走・モニタリングを続けてまいります。

地域の中で持続的に教えられる「性教育の担い手」を着実に増やし、子どもたちが正しい知識を持って自分らしく安全に生きられる未来を目指して、引き続き現地と一体となって活動を進めてまいります。

今後の学校での様子やアンケート結果についても、随時こちらの活動報告にてお届けいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください!

引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。

(投稿)福田ちさき