(2026年10月29日)竣工したウィラー小学校にて学校運営、給食支援及び教員免許取得支援を開始いたしました!

皆様からの温かいご寄付を活用させていただき、2024年に竣工したシエラレオネ・ケネマのウィラー小学校にて、給食支援をはじめとする学校運営サポートと教員の免許取得支援を開始いたしました!

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、シエラレオネ共和国ケネマのウィラー村にあるウィラー小学校において、子どもたちが安心して学びを継続できるよう、学校運営・給食支援・教員免許取得支援を包括的に行う支援プログラムをスタートいたしました。


■ ウィラースクールプログラム開始の背景

ウィラー村は市街地から最も離れた経済的最困窮地域の一つであり、以前は村に小学校がなく、約100名の子どもたちが未就学の状態にありました。皆様のご支援のもと2024年度に校舎が竣工し、2025年度には約100名の子どもたちが学びの機会を得ることができました。

しかし、同地域には政府からの給食支援が届いておらず、資格を持つ有償の教員も赴任できないという厳しい現状が続いています。「お腹が空いて勉強に集中できない」「教員が不足している」という課題を一刻も早く解決するため、アラジでは行政の対応を待たずに独自で支援を開始することを決定いたしました。


■ 10月から開始した主な取り組み

2026年10月より、皆様からの寄付金をもとに以下の取り組みおよび準備を本格的に進めております。

・給食支援と調理備品の整備
児童113名への毎日の給食提供に向け、大鍋や皿、ボランティア調理員の準備を完了し、給食の提供を開始しました。

・教員への給与支援と手当の支給
子どもたちの学びを支えるボランティア教員2名に対し、安心して授業に専念できるよう給与手当の支給を開始しました。

・学校設備・備品の充実
子どもたちが適切な環境で学べるよう、チョークや出席簿、児童評価カード、教員用ノートなどの消耗品・備品や校舎の維持管理を行いました。

・無資格教員の免許取得支援プログラムの立ち上げ
地域の教育の質を持続的に向上させるため、教員2名が公認の教員免許を取得するための学費・宿泊施設・生活支援(11月以降本格化)の準備を進めています。


■ 10月度の会計・出費報告(寄付金使用内訳)

皆様からお預かりした寄付金から、プロジェクト開始に伴う10月分の初期費用および運用費として計 161,504 円を使用させていただきました。

【10月度 支出内訳】

項目 金額 用途
学校運営費 約 34,384 円 チョーク・出席簿・評価カード・ノート等備品費、校舎維持管理費
教員給与手当 約 24,000 円 教員3名への月次手当
給食費 約 22,400 円 米・油・調味料等(113名分の給食材料費)
調理器具・初期開設費 約 42,880 円 炊飯用大鍋・小鍋・児童用皿(120枚)・スプーン・水バケツ等
現地モニタリング交通費 約 33,840 円 現地スタッフによる給与・食材搬送・学用品配送および学校訪問モニタリング費
教員研修宿泊費 約 28,000 円 教員2名の研修宿舎費
【合計】 161,504 円

■ 今後の取り組み

初期備品の整備にとどまらず、11月以降も皆様からのご寄付を活用し、持続可能な教育環境づくりを推進してまいります。

・給食支援と教員手当の継続(計 約46,400円 *11月, 1月, 2月, 3月, 5月, 6月, 7月, 9月, 10月)
児童113名分の毎日の給食費(月約22,400円)と、教員3名への給与手当(月約24,000円)を継続して支給します。

・教員免許の取得支援(1年次72,000円〜/2名分 *4月, 8月, 12月)
ボランティア教員2名が資格を取得できるよう、学費のほか研修への交通費・宿舎費・食費等を支援します。

・毎月の現地モニタリング(交通費約8,000円 *11月, 1月, 2月, 3月, 5月, 6月, 7月, 9月, 10月)
現地スタッフが毎月学校を訪問し、運営状況の確認や給与・食材の届出を確実に行います。

地域全体で子どもたちを支える体制を整え、安心して学び続けられる未来を目指します。

子どもたちの様子や教員たちの挑戦についても、こちらの活動報告で随時お知らせしてまいります。ぜひ楽しみにお待ちください!

引き続き、温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。


◆ 給食支援のお礼

今回のウィラー小学校への支援におきましては、株式会社インベスコアジャパン様、資産設計実践会の皆様、より多大なご支援を賜りました。温かいご厚意に心より深謝申し上げます。

(投稿)インターン・福田ちさき