2026年性教育トレーニング事業の最終試験実施のお知らせ

ケネマで包括的性教育の教師研修
NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、事業地であるシエラレオネ・ケネマにおいて、2026年1月より、学校での性教育を強化するための教師に対する研修を実施しています。
この研修は、思春期の予期せぬ妊娠や中途退学を防ぐことを目的に、学校の先生が正しい知識と指導方法を身につけ、継続的に授業を行えるようにする取り組みです。
今回はまず試験的な取り組みとして、5校から10名の教師が参加しています。
この研修はJICA基金によって実施され、教育省と保健省が連携して学校現場での質の高い性教育の定着と普及を目指しています。
■ 最終試験を実施しました
先日無事に現地の教員を対象とした研修プログラムが完了し、続いて先生方の「理解度テスト」である最終試験を実施しました。

研修で学んだ包括的性教育(CSE)の知識や、10代の妊娠・性暴力などの課題に対する指導法について、先生方は真剣な眼差しで最終試験に臨んでくださいました。
■ 最終試験終了!先生方の情熱と成果
単に研修を受けるだけでなく、知識を確実に自分のものにし、実際に教室で子どもたちへ正しく伝えられるように実施した今回の最終試験。
多忙な日々のなか、復習を重ねて全力で最終試験に挑戦してくださった先生方の姿から、子どもたちの未来を守りたいという強い情熱が伝わってきました。きます。

■ 最終試験結果を踏まえ、授賞式を開催!
最終試験には先生方全員が合格することができました。「性教育トレーナー」としての合格者を称える記念式典を開催いたします!
後日、合格した先生方には記念式典にて認定証を授与します。式典には教育と保健省の担当者も参加する予定です。
この式典は、先生方のモチベーション向上はもちろん、学校や地域全体に「包括的性教育の重要性」を広める大切な機会となります。
■ 担当者(現地スタッフ)からのメッセージ
私たちはシエラレオネの人々のために本当に素晴らしい活動をしていますが、活動を広く届けるためには地域社会や関係者(ステークホルダー)とのつながりが非常に重要です。いくら良い支援をしていても、周囲に知られなければその成果は隠れてしまいます。今回も、記念式典を開催することで、本活動を広く伝えたいです。
■ 今後の取り組み
アラジの取り組みは、研修や授賞式を開催して終わりではありません。
今回のトレーニングを受けた先生たちが自身の赴任校に戻り、実際に生徒たちへ性教育を届けるプロセスまでモニタリングを行っていきます。
認定を受けた先生方には、「年に最低3回、30人以下のクラスで性教育を実施すること」を条件づけており、アラジは先生たちが現場で直面する課題にも寄り添いながら定期的にフォローを続けていきます。
このように、地域の中で持続的に教えられる「性教育の担い手」を着実に増やすことで、子どもたちが正しい知識を持ち、自分らしく安全に生きられる未来を目指しています。
授賞式の様子や先生方の今後の活動についても、引き続きこちらの活動報告にて皆様にお届けしてまいります。ぜひ楽しみにお待ちください!
引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
(投稿)花木枝里奈







