Category "シエラレオネ情報"

(2018年10月25日)新大統領ビオ氏、中国の融資による空港建設中止(約357億円規模)

2018年10月25日

(2018年10月25日)新大統領ビオ氏、中国の融資による空港建設中止(約357億円規模)

握手を交わすシエラレオネのビオ大統領(左)と中国の習近平国家主席/ANDY WONG/AFP/Getty Images

握手を交わすシエラレオネのビオ大統領(左)と中国の習近平国家主席/ANDY WONG/AFP/Getty Images

シエラレオネの新大統領SLPPのマーバ・ビオ氏が、中国による首都近郊のママラ(Mamara)国際空港の建設を中止すると発表したと、香港(CNN)が2018年10月12日(金)に報じました。報道によると、3億1,800万ドル(約357億円)規模の巨大プロジェクトで、建設には中国企業が携わっており、建設計画はシエラレオネのコロマ前大統領が今年3月に委託し2022年に完成予定だったということです。

中国のアフリカ全土における度重なるひも付き融資(投資トラップ)や、石油・鉱物などの資源搾取が問題となっている昨今、政府がすでに発表済みの計画の中止に踏み切ったのは初めてということで、シエラレオネがアフリカ全土において、先進的な動きを見せた一連の動きでした。

アラジ代表下里も、毎年空港建設予定地付近の小学校(ROGBORO COMINITY PRIMARY SCHOOL(ンボロ小学校))に毎年足を運んでいたことから、かなり身近なニュースにとても驚いています。日本のアフリカ関連ニュースとしても大きく話題になった一幕でした。

新政権には期待できそうですね。

執筆:下里夢美

(2018年8月21日)新大統領ビオ氏:2018年9月より初等・中等教育の無償化を宣言。150万人の児童が対象。

2018年8月21日

(2018年8月21日)新大統領ビオ氏:2018年9月より初等・中等教育の無償化を宣言。150万人の児童が対象。

上記写真はポートロコ村のとある小学校にて:下里撮影

新大統領のビオ氏(Julius Maada Bio)は2018年8月20日、9月から初等・中等教育を無償化すると発表したと、AFP通信が報道しました。150万人の児童・生徒が対象となるようです。無償教育は、ビオ氏が大統領選で掲げた公約の一つで、教育は全国民に与えられるべき基本的権利と宣言。また、大統領報酬3か月分を寄付するというとのこと。

ただ、現地の声によると、公務員であるガバーメントスクールの先生の手取りが少なく(平均月5,000円程)、生徒への賄賂要求や、違法な試験料徴収など、問題はまだまだ継続していきそうです。

他アフリカ諸国と同じく、毎年20万人ずつ人口が増加し、18歳までの子どもが人口の約半数を占める超多子若年化社会のシエラレオネ。今後の新政権の教育改革に引きつづき期待していきたいですね。

執筆:下里夢美

(2018年8月1日)2018年7月よりシエラレオネで新大統領が「ナショナル・クリーニング・デイ」を開始。

2018年8月1日

2018年7月よりシエラレオネで新大統領が「ナショナル・クリーニング・デイ」を開始。

シエラレオネの新大統領ジュリアス・マーダ・ビオ氏(Julius Maada Bio)が新政策として首都:フリータウンで開始したナショナル・クリーニング・デイ。

国民が一斉に大掃除するお掃除Dayは、今のところは毎月第1土曜日の朝7時~12時までのみ開催されるようです。

私たちアラジスタッフも、現地渡航中に2度目のナショナル・クリーニング・デイを垣間見ることができました。朝から交通規制が行われ、車の走行は禁止されていました。

ここぞとばかりに一斉に家の中のゴミをかき集めてくる住民たち

国営放送の取材に答える女性

ただ、1週間後には、残念なことに水路や路肩のゴミは元通りに戻っていました。深刻なゴミ問題が課題のシエラレオネにとって、1か月に一度のクリーニングデイでは問題の根本解決は難しそう…というのが私たちのスタッフの印象です。今後の動向に期待したいですね。

執筆:下里夢美