(2021年4月12日)3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズ「観光地編」Vol.5

3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズvol.5「フリータウンの観光地編」

NPO法人アラジを日ごろ支えてくださっている皆様、誠にありがとうございます。私たちNPO法人アラジは、シエラレオネ共和国において、困難な立場に置かれている子どもや大人たちへ、様々な支援事業を日々実施しています。

サポートを届ける人々は、ただ【支援が必要な、気の毒な人々】というわけではありません。私たちも日々彼らから、アフリカの壮大な文化や、生きる上で大切なこと、日本にはなかなか入ってこない貴重な情報を、学ばせていただいています。

今月も3分でわかるシエラレオネ紹介をお届けします。少しでもシエラレオネを身近に、魅力的に感じていただけましたら幸いです!

シエラレオネの首都フリータウンの観光地

フリータウンはシエラレオネの北西に位置し、人々と豊かな自然が共存する都市です。18世紀頃からイギリスの解放奴隷の人々が入植し始め、20世紀終盤のシエラレオネ内戦を経て、現在は平穏な街が海沿いに広がっています。(参考記事)

そんなフリータウンには、思わず足を運びたくなるような魅力的な観光地がいくつもあります!

1.フリータウンで一番大きなお土産屋さん「ビックマーケット」

フリータウンのウォレスジョンソンストリート角にある、観光客なら一度は訪れる人気のスポットです!お土産らしいお土産はこの二階建ての屋内にすべて揃っています!

(参考記事)

2.チンパンジー保護区「タグガマチンパンジーサンクチュアリ」

フリータウンのリージェントストリートの山奥にある、チンパンジーの保護区。ペニンシュラ国立公園の17,688エーカーの土地の一部100エーカーで、1995年からチンパンジーの保全活動を行っています。川沿いで雨季は洪水が心配な地域でもあるので、乾季に行かれるのがおすすめです!

住所:フリータウン P.O. Box 469

公式HP

3.シエラレオネ国立博物館(Sierra Leone National Museum)

1957年に、植民地当局者とフリータウンの著名なクリオコミュニティ(Krio people: 解放奴隷の子孫)から成る”learned society”(学術団体)の博物館として設立されました。1960年代中頃に同コミュニティが崩壊すると、博物館は観光省の管轄下に置かれ、国立博物館となりました。

(参考HP)

4.St George’s Cathedral (聖ジョージ大聖堂)

植民地支配の遺産として、植民地政府によって1928年に完成されました。英国国教会(Anglican Church)とチャーチオブゴッド(Church of God)によって組織されていて、日中は訪問客にも解放されています。

(参考HP)

5. バンス島 (Bunce Island)

バンス島は、フリータウン近くのロケ川の河口にある島です。1670年頃から1808年の閉鎖まで奴隷貿易の中継拠点として使用され、今でもその廃墟が残存していることから、国の歴史保護区に指定されており、自然や歴史を満喫したい方におすすめの場所です!フリータウンから出ているボートで訪れることができます。

(参考HP)

6.バナナ島 (Banana Island)

バナナ島は、フリータウンの南に位置する自然が溢れる小島です。スポーツフィッシングやスキューバダイビング、ホエールウォッチング、マリンスポーツなど満喫することができ、気分転換をしたい方には打ってつけの観光地で、観光省も一番観光地として力を入れているスポットです!

(参考HP)

このように、フリータウンには、日本では味わうことができない、その場所ならではの観光地がたくさんあります!フリータウンを訪れる機会のある方は、今回ご紹介した場所をぜひ観光してみてください!!

また、来月も、シエラレオネ3分紹介シリーズをお届けしていきます!

3分でわかるシエラレオネ紹介♪編集
下里夢美
花田優子
中間宏

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コロナ禍で世界の児童労働は増加傾向です。Child Labour: Global estimates 2020, trends and the road forwardによると、なにも対策しなければ、児童労働に従事する子どもの数は、2020年の1億6000万人から、2022年末には1億6890万人に増加する可能性があると言われています。

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