(2021年7月12日)3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズ「LGBT編」Vol.7

3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズ「LGBT編」Vol.7

NPO法人アラジを日ごろ支えてくださっている皆様、誠にありがとうございます。私たちNPO法人アラジは、シエラレオネ共和国において、困難な立場に置かれている子どもや大人たちへ、様々な支援事業を日々実施しています。

今月も、支援者の皆様に、3分でわかるシエラレオネ紹介をお届けします。

 

シエラレオネにおけるLGBTを取巻く現状とは?

シエラレオネの宗教比率は、イスラム教60%、キリスト教10%、アミニズム信仰30%となっており、多くは同性愛を「宗教的または文化的信念に反する」ことと信仰し、LGBTの方々に肯定的な見方をする方は比較的少ないと言え、時には、暴力的・精神的な嫌がらせに発展することもあります。

2004年にシエラレオネで最初のLGBT権利団体、シエラレオネレズビアンアンドゲイ教会の創設者であるFannyann Eddyさんが殺害される事件も起きています。多くの人権活動家は、彼女が同性愛者としてLGBTコミュニティを代表する発信をしていたため、殺されたという見方をしているようです。

                                 (参考記事)

法的なLGBTの立ち位置は?

シエラレオネでは、LGBTIの方を差別したり、LGBTIについて発言することを禁止する法律はありません。しかし、1861年に適用された法律では、男性間の同性の性行為を犯罪としており、行為に至ったものを強制わいせつ罪として終身刑を、またそのような行為を企てた者は10年の懲役を科すということが明記されています。

一方で、女性間の同性の性行為に対する法的な禁止はありません。差別を禁止するヘイトクライム法が存在しているにも関わらず、男性同士の性行為を禁止する法律があるのは不思議ですね。

                                 (参考記事)

広がるLGBT権利団体の活動

2017年7月には、フリータウンの姉妹都市であるイギリスのイングランド東部に位置する都市、HullのHumber Street Galleryでシエラレオネのフリータウンの若いトランスジェンダー女性の生活を紹介する展覧会が催されました。

LGBTの方々に肯定的な見方をする方は比較的少ないシエラレオネですが、LGBTの権利を守るために活動している団体もあります。

シエラレオネに限らず、LGBTIの方々への差別が存在している国はまだまだ多いことが現状です。

どんな社会問題もまずは知ることが大切な一歩ですね。

                              (参考記事)

いかがでしたでしょうか?

また、来月も、シエラレオネ3分紹介シリーズをお届けしていきます!

3分でわかるシエラレオネ紹介♪編集

下里夢美

花田優子

中間宏

宮川琳