(2021年7月26日)3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズ「アルビノ編」Vol.8

3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズアルビノ編」Vol.8

NPO法人アラジを日ごろ支えてくださっている皆様、誠にありがとうございます。私たちNPO法人アラジは、シエラレオネ共和国において、困難な立場に置かれている子どもや大人たちへ、様々な支援事業を日々実施しています。

今月も、支援者の皆様に、3分でわかるシエラレオネ紹介をお届けします。

 

シエラレオネにおけるアルビノを取り巻く現状は?

 

シエラレオネは先天性色素欠乏症のアルビノ (PWA, Presons with Albinism)が非常に多く、2015年の人口調査では、700万人の人口のうち501人がアルビノであることが報告されています。

2015年の調査によると「アルビノの78.87%が、所属しているコミュニティで差別に直面している」「アルビノの80.18%は、アルビニズムのために侮蔑的な名前で呼ばれていた」など、アルビノの人々が日常的に差別を受けていることが明らかになりました。

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急増するアルビノの襲撃

シエラレオネでは、2007年以降少なくとも60人にのぼるアルビノが殺害されています。その原因の1つとして、自称呪術医から「アルビノの遺体の一部が富をもたらす」という珍妙な言い伝えが信仰されるようになったことが挙げられます。

これには、アフリカの経済成長で、個人間の経済格差が浮き彫りになり「ある人はとても裕福なのに、自分はなぜこんなに貧しいのか」と理解することができず、自称呪術医の言葉を盲信し、アルビノを殺害しているという背景があります。

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皮膚がんの脅威

シエラレオネでは、皮膚がんで亡くなるアルビノが後を絶ちません。平均月収とほぼ同額の日焼け止め(日本円で2,100円程)を買うことができず皮膚がんになり、皮膚科医が国内に充分にいないため、適切な治療を受けられぬまま、亡くなってしまうことが多いのです。

シエラレオネでは、アルビノやハンディキャップを持つ人に対するヘルスケア用品は、原則無料でアクセスできるようにすることが定められているものの、実現にはほど遠く、アルビノの人々が安心して生活できる手厚いサポートが求められています。

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いかがでしたでしょうか?

また、来月も、シエラレオネ3分紹介シリーズをお届けしていきます!

3分でわかるシエラレオネ紹介♪編集

下里夢美

中間宏

豊田夏子