(2021年12月27日)3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズ「伝統文化編」Vol.11

3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズ「伝統文化編」Vol.11

NPO法人アラジを日ごろ支えてくださっている皆様、誠にありがとうございます。私たちNPO法人アラジは、シエラレオネ共和国において、困難な立場に置かれている子どもや大人たちへ、様々な支援事業を日々実施しています。

今月も、支援者の皆様に、3分でわかるシエラレオネ紹介をお届けします。

シエラレオネの伝統文化って?

1.成人儀式の頭飾り Goboi(ゴボイ)とSowei(ソウェイ)

シエラレオネの全民族の30%を占めるメンデ族には「Poro(ポロ)」と呼ばれる男性結社と「Sande(サンデ)」と呼ばれる女性結社が存在し、若者が成人期に入る際、双方ともに伝統的な儀礼を行います。

※詳しくは「3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズ「FGM編」Vol.9」をご覧ください。

成人儀式において非常に重要なシンボルである頭飾り。

Goboi(ゴボイ)は男性の頭飾りで、籐(とう)で作られたフレームに、色付きの革や毛皮、織物などで覆い、さらにタカラガイの殻や、鏡、刺繍などで装飾されています。

Sowei(ソウェイ)は女性の頭飾りです。木から作られていて、植物染料で黒色に染められています。小さくて繊細な顔が特徴的で左右対称の作りになっています。髪型には幾何学的な彫刻が施されていて、鳥や蛇などのシンボル的な装飾も多いです。

成人儀礼の際には、女性は、社会の精神を表す頭飾りを着用し、伝統的な歌や踊りで女性としての優美さを表現します。

↑ Goboi ↑  
↑ Sowei ↑ 

 (参考記事1)(参考記事2)(参考記事3)(参考記事4

2.伝統衣装 Lapas

他のアフリカ地域同様、シエラレオネにはラパス(lapas)と呼ばれる伝統的な布があり、ダンスをするときだけでなく、常日頃から着られています。生地そのものは蝋でできているため、薄れることはなく、ガラはダチョウから風船など様々です。

シエラレオネの女性は、よく自ら服をつくっていて、赤ちゃんをおんぶする時にも使われます。

ラパスの柄は経済力のステータスを示すためでもあるため、伝統的な結婚式では派手な柄のラパスが着られています。

3.伝統工芸品 Kpokpo

シエラレオネには、Kpokpo(クポクポ)と呼ばれる伝統的な織物が何世紀も前から存在します。地元で採れた綿と、木の樹皮から作られるインクで作られています。

かつては富と名声の証として考えられ、首長の伝統的な衣服に使用されていました。

現在では、ハンモックやベッドカバーとして使われるなど、様々な用途があります。

  (参考記事1)(参考記事2

いかがでしたでしょうか?今回は今年で最後の3分でわかるシエラレオネ紹介です。

また来年もシエラレオネ3分紹介シリーズをお届けしていきますので、引き続きご愛読ください!

3分でわかるシエラレオネ紹介♪編集

下里夢美

中間宏

花田優子

栗田沙希

(投稿)スタッフ 宮川琳