(2021年3月10日)2021年2月の活動ハイライト

2021年2月の活動ハイライト

いつもご支援いただいている皆様、活動を応援いただき本当にありがとうございます。

2021年2月の活動ハイライトをお送りしております。ぜひご覧ください。

都市部

奨学金給付支援

都市部で経済的に困難を抱える、小学校1年生〜中学校3年生を支援対象にした子どもと保護者に、毎月の家庭訪問による奨学金給付支援を行っており現在18名の子どもと家庭に、サポートを届けています。

今月は、家庭の経済状況が改善した1名が支援終了となりましたが、新たにフリータウンのウェスリアン小学校と連携し、2名のシングルマザー家庭の子どもに支援開始のためのインタビュー調査を行いました。また、今月からスタッフの長時間移動によるCOVID-19感染防止のため、保護者と子どもに、事務局に訪問してもらう形でモニタリングと現金給付を行いました。

今後も、都市部の小学校と連携して最貧困家庭の子どもにサポートを届けてまいります。また、ケネマ県でも支援を拡大してしていくべく、現地オフィスの増設と、現地スタッフ2名の増員の準備を行いました。すでに活動を開始しておりますので、ぜひこちらの記事も合わせてご覧ください。

 

農村部

小学校定額給付支援

現在までに3校のプライベートスクールを支援してきたアラジですが、現在はマケレ小学校(生徒数280名)に対してサポートを行っています。私たちがサポートを届ける小学校は、外国支援組織が学校施設だけを建て、撤退してしまったケースがほとんどです。

郊外の森の奥深くにあるマケレ小学校も同様の問題を抱えており、地元教育省は予算的な問題から、まだまだ公立小学校に認証することは難しく、アラジのサポートを必要としています。

私たちは、毎月定額の現金給付を先生をはじめとした学校運営組織に届け、毎月、収支報告書をチェックし、学校運営に必要な設備・教材・全校生徒280名の給食・先生5名への給与の補助を行っており、いずれは地元教育省に運営を引き継げるよう、様々な調整を行っています。設備・教材の手配はせず、学校運営が自主的に継続してマネジメントできるよう、サポートを行っています。

2月は、都市部でのCOVID-19感染拡大によるロックダウンの影響で、支援を届けることができませんでしたが、3月11日に、2か月分のサポートを届ける段取りを進めております。

日本事務局

  • 認定NPO法人very50様よりご依頼いただき、代表下里が、京都の中学でオンライン授業を行いました。(参加者約80名)
  • JICA PARTNER事務局様よりご依頼いただき、代表下里が国際フォーラムで自信のキャリアについて登壇を行いました。(参加者約150名)

また、日本事務局で3名のインターン生が活動を開始しました!1か月間、週に2回のインターンを行い、3月の創設7周年を盛り上げてまいります!

引き続き、活動報告をご覧ください。

ご支援のお願い

NPO法人アラジでは、毎月1,000円をご支援いただく、マンスリーサポーターとして、活動を支えてくださる仲間を募集しています。

クレジットカードをお持ちの方であれば、下記のURLより、メールログイン認証の後、ご支援いただくことが可能です。

マンスリーサポーターが1名増えることで、シエラレオネ農村部の1名が充実した教育を受けることが可能になります。

また、都市部の奨学金支援においては、毎月3,000円のサポートで、一名の成長を毎月メールで写真とともに見守る支援制度もございます。

アラジのマンスリーサポーターになる

コロナ禍で緊急事態に陥る子どもは増え続けており、皆さんのご支援を必要としています。

どうぞよろしくお願いします。

NPO法人アラジ

代表理事・下里夢美