(2022年11月24日)10月度 小学校定額給付支援の活動報告

サポーターの皆さま

インターン生の八田めぐみです。

日頃よりご支援していただき、心より感謝申し上げます。

本日は、10月度の小学校定額給付支援について、支援先の様子をお伝えします!

事業概要

シエラレオネの全国の小学校では、4,592の教室で子ども達が初等教育を完了するための、教室・椅子・机・黒板・教材・給食・トイレ・手洗い場などが未整備です。子どもたちが安心して学ぶことのできる環境は、まだまだ整っていません。

NPO法人アラジでは、子どもたちがどんな環境に産まれても、継続して学ぶことのできる機会を提供するため、毎月の定額給付支援で学校の初期設備や給食費、先生のお給料を年に10回の(現金給付67,000円)によってサポートしています。

給付金は、学校運営組織によって管理・使用され、毎月、アラジの現地スタッフの現地訪問により、収支報告書のチェックや計画の見直しが行われています。学校運営組織への定額給付により、より自主的な自立した運営サポートを指導・実施し、いずれは地元教育省へ、公立小学校として引き継ぐことが、本活動のゴールです。

10月度活動報告

現在、ポートロコ県・マケレ村にあるマケレ小学校の児童362名の学校教育をサポートしています。マケレ村は、首都から車で2時間半離れ、電気もガスもない森の奥深くにあります。

10月度は、給食費と先生のお給料サポートの他に、以下の教科書購入を実施しました。

  • 算数の教科書-10冊
  • 農業の教科書-10冊
  • 英語の教科書-10冊
  • 理科の教科書-10冊
  • 社会の教科書-10冊
  • 家庭科の教科書-10冊
  • 体育の教科書-10冊
  • 文学の教科書-20冊

また、本年4月28日にご助成いただいた「積水ハウスマッチングプログラム2022年度助成金(30万円)」を、子どもたちの給食支援費として大切に役立たせていただいております。

最後に

アラジは、子どもたちの産まれた環境に関わらず、継続した学びの機会を提供するために、これからも支援活動を継続していきます。

今後とも、よろしくお願いいたします。

(投稿)インターン 八田めぐみ