(2023年9月25日)インターン卒業生インタビュー(豊島萌永さん)

9月にアラジのインターンを卒業した、豊島萌永さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

筑波大学1年生の豊島萌永です。大学では農業分野について学んでいます。将来的には環境問題と食料問題の同時解決をすることによって、特に農村部における貧困問題の根本的解決に貢献したいと考えています。2023年7月からの約3か月間、インターン生としてアラジの活動に携わらせていただきました。

アラジに応募したきっかけは何ですか?

私は、極低出生体重児として生死をさまよったものの、日本という豊かな社会に救われる経験をしました。その一方で、世界には生まれた環境が違うだけで助からない命が多いことや、将来の選択肢が限られてしまっている現状があることを知りました。そんな社会をどうにかして変えたいという想いから、国際協力に携わりたいと考えるようになりました。このような想いをどのような形で実現すればよいのか悩んでいた高校2年生のときに、代表下里の講演を聞いたのがきっかけです。その際に、「努力できることはラッキーなこと」という言葉やアラジのビジョンである「誰もが夢に向かって努力できる社会を」という言葉にとても共感しました。そこで、大学生になったらアラジで一緒に明るい未来を創っていく仲間として活動したいと思い、大学生活に慣れてきた7月に応募しました。

どんな業務に携わりましたか?

オンラインと事務局の両方で様々な業務に携わらせていただきました。SNS投稿やホームページ記事の作成などの広報活動や、若年妊娠による教育格差を是正するための性教育プログラムの教科書の改訂、さらにはボランティアDayではボランティアの皆さんと一緒にリターン品やピアスの作成も行いました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

インターンを通じての一番の学びは、初めはたった一人での挑戦だったとしても、熱意と覚悟を持って行動し続けることで、多くの人から応援されるようになり、世界を変えていくことができるということです。そして、世界を変えるために最も必要なことは、並外れたプレゼン力や経営力でもなく、「感謝」と「思いやり」なのではないかと感じました。下里さんのすぐそばでインターン生として業務に関わるなかで、ボランティアさんや寄付者の皆さんへの対応の丁寧さが、今のアラジを作っているというのを肌で感じました。インターンを始めた当初は、想像以上に事務作業が多く、テレビで取り上げるような現場で直接支援者と関わる様子とギャップがあり、モチベーションが下がってしまったこともありました。しかし、3か月間続けるなかで、一つ一つの事務作業を一切手を抜かずに行うことが、アラジを支援してくださっている皆さんとの信頼関係を構築することに繋がっていることが分かり、積極的に取り組めるようになりました。PCスキルの面でも、まだまだ至らない点は多くありましたが、一つ一つ丁寧に教えてくださり、今の自分に何が足りていないのかを認識することができ、次に繋げることができる良い機会となりました。3か月間、これら以外にも多くのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました!

今後思い描いているキャリアを教えてください!

まだまだキャリアは模索中ではありますが、大学2年の夏までに、実際にアフリカ地域へ渡航し、現場を自分の目で確かめてから、本当に必要な支援は何か、自分はどの分野から国際協力に携わっていきたいのかというのをもう一度考えたいと思っています。また、大学一年の夏休みという早い段階でインターンを経験させていただいたことで、英語力やPCスキルなど、社会人になるうえで土台となるスキルが不十分であることを痛感させられました。このため、大学での勉強と平行してそれらのスキル向上に努めたいと考えています。周囲への感謝を忘れずに、これからも失敗を恐れず、様々なことに挑戦していきたいです!最後になりましたが、本当に3か月間、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!

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(投稿)元インターン 豊島萌永