(2023年2月7日)ケネマ県にて活動を開始しました!(現地出張活動レポート)

いつもアラジを応援してくださっている皆さま

2月6日に日本を出発し、ケネマ県の事業地オフィス周辺に滞在している、下里です。

2月13日(金)ケネマ県オフィスにて、不正防止研修を実施

2月13日(金)にケネマ県オフィスに到着し、スタッフ5名に対して、「不正防止のための取り組み研修」を実施しました。業務を実施する際に、受益者との関わりの中で注意することや、レシートや書類管理など、あらゆる場面で不正を防止するための、共通認識を高めました。

2月15日(月)ケネマ県 教育省トップとの面談

2月15日(月)には、ケネマ県の教育省のトップMary氏のもとを訪問しました。

男子中高生の性教育プログラムハズバンドスクールについて、関心と協力の意を示してくださり、ケネマ県のすべての小学校・中学校・高校のリスト(全224校)をご提供くださいました。

2月16日(月)ケネマ県 教育省のNGO・教育省連携ミーティングに参加

本日は、連携している教育省の月1に1度のミーティングに参加しました。

月に1度の定例ミーティングでは…
①教育省からの今後のスケジュール共有
②地域NGO・国際機関(UNICEFやWHO)スタッフによる情報交換
※連携や、オーバーラップを防ぐために実施
③モニタリングや評価についての情報交換

等を実施し、円滑な市民活動が実行されるよう調整がなされています。

朝10時からはじまったこのミーティングでは、最近はじまった公立小学校・中学校・高校の先生方の、給与に対する不満からくるストライキについて、情報交換し、白熱した議論となりました。

全国的に厳しい状況になっており、私もまだ10代シングルマザー復学支援や、小学校支援を届けている学校に、訪問できていない状況です。

2月17日(火)学校関係者との面談

こちらの写真は、性教育プログラムを実施する学校関係者とのミーティングの様子です。

私たちは、10代シングルマザー復学支援や、男子中高生への性教育プログラム、ハズバンドスクールにおいて、教育省・警察のFmaily Support Unitや地元産婦人科などと連携して、受益者を探しだしたり、学校訪問を実施しています。

学校の先生方による全国規模のストライキにより学校がオープンしていないため、性教育プログラム実施に大きな遅れが出ており、調整が必要となっています。

現地スタッフピディーアと、下里

今後も定期的に、現地の様子をお伝えします。

(投稿)下里夢美