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(2022年11月12日)事務局に今期10人目となる新しいインターン生が加わりました!

2022年11月12日

事務局に今期10人目となる新しいインターン生が加わりました!

11月10日(木)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。

インターン生:八田めぐみ(はっためぐみ)

高校2年次、シエラレオネの子ども兵について知ったことをきっかけに、アフリカに関心を持ち始めました。大学では法律学専攻の他に、スワヒリ語やアフリカ各地域の実状についてなど、幅広く学んでいます。所属する部活では、音楽を楽しんだり、歴史から学んだりする中で、独自の環境や文化から生まれる価値観や幸福観があることを知りました。

幅広くアフリカに触れる中で、これからの人生でアフリカとどのように関わりつづけるかを模索しています。そんな中、私がアフリカと縁したきっかけであるシエラレオネで活動を行うアラジと出会いました。「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」という理念に共感し、NPOとして国際協力に携わる仕事を深く知りたいと思い、参加を決意しました。

3か月のインターンシップを通して、現地での支援の実態を知り、シエラレオネへの理解を深めるとともに、NPOの組織運営について学びたいです。支援に携わる者として、多くの方々に支援を届けることができるよう、尽力したいと思います。

(投稿)八田めぐみ

 

(2022年11月7日)事務局に今期9人目となる新しいインターン生が加わりました!

2022年11月7日

事務局に今期9人目となる新しいインターン生が加わりました!

11月7日(月)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。

インターン生:守田 雛 (もりた ひな)

私が通っていた小学校の先生が青年海外協力隊の隊員としてカンボジアへ派遣されたことをきっかけに、国際問題や国際協力の分野に関心を持ち始めました。現在は大学で国際関係や国際協力、開発援助やソーシャルビジネスを専門としたゼミに所属しています。その中でも、貧困や教育、ジェンダーに関する問題に特に強い関心を持っており、先日開催されたグローバルフェスタでアラジと出会い、応募を決めました。
約3か月のインターン活動では、シエラレオネにおける教育問題やジェンダーの問題を理解し、現地のニーズとそれらに対する取り組みを学びたいと考えています。短い期間ではありますが、多くのことを学び楽しみながら活動したいと思います。

(投稿)守田雛

 

(2022年11月7日)事務局に今期8人目となる新しいインターン生が加わりました!

2022年11月7日

事務局に今期8人目となる新しいインターン生が加わりました!

11月4日(金)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。

インターン生:劉 瀟瀟 (リュウ ショウショウ)

国際人道支援と国際協力に深く関心を持っております。大学院修士課程で文化人類学を専攻し、婚姻と家族、さらに片親家庭に関連するテーマを研究課題とし、フィールドワークの経験を積んでいました。博士課程では他者理解の一歩先をさらに研究したく、国際政策研究を専攻とするプログラムに進学しました。現在サスティナビリティ研究の一環として、西アフリカを中心とする女性性器切除のテーマで研究を進めております。今回アラジでシエラレオネで性教育の支援活動に携わることで、さらに現場実践の視点で国際支援の知見を得ることを期待したいです。

(投稿)劉瀟瀟

 

3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズ「子どもの権利条約編」Vol.15

2022年11月7日

NPO法人アラジを日ごろ支えてくださっている皆様、誠にありがとうございます。私たちNPO法人アラジは、シエラレオネ共和国において、困難な立場に置かれている子どもや大人たちへ、様々な支援事業を日々実施しています。

今月も、支援者の皆様に、3分でわかるシエラレオネ紹介をお届けします。

1. 子どもの権利条約

子どもの権利条約とは、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約です。

18歳未満の子どもが権利の主体であり、おとなと同様にひとりの人間としての人権を認めています。

シエラレオネでは、1990年に子どもの権利条約が批准され、2007年に子どもの権利法『The Child Rights Act』ができました。

全体の3割の子どもが児童労働に従事するシエラレオネですが、子どもの雇用について、子どもの権利法においては以下のように定められています。

第8章 子どもの雇用

125条:フルタイムで雇用できるのは義務教育終了年齢の15歳から

126条:20時~6時までの夜間労働の禁止

127条:子どもの健康や発達、あるいは就学に影響を与えない「軽労働」に従事できる最少年齢は13歳とする

128条:健康や安全、道徳に危害を及ぼす恐れのある危険な労働は18歳から(航海、採掘、化学物質や機械を用いる工場など)

2. 世界における児童労働の現状

ILOが2020年に発表した『Child Labour: Global estimates 2020』によると現在、全世界では1億6,000万人の子ども(5歳~17歳)が児童労働に従事しています。これは、全世界の子どもの10人に1人という割合です。

コロナ禍の影響により、2016年~2020年の4年間で児童労働は800万人増加し、最悪の形態の児童労働では650万人増加しました。

「最悪の形態の児童労働」とは、人身取引や債務労働、児童買春や鉱山労働などの、子どもの健康や安全、道徳を損なうおそれのある危険な労働を指します。

世界の児童労働の傾向をみると、アジア太平洋・ラテンアメリカ・カリブ地域での児童労働は減少傾向ですが、サブサハラアフリカ地域では、2021年以降増加傾向にあります。

また、男児の方が従事率が高い傾向にあり、女児との差は3,400万人にも上ります。しかし、家事労働を含めると割合は半分になるため、女児はより家庭内での労働に従事している傾向があると言えます。

さらに、児童労働は都市部より農村部で起こっています。児童労働の多くは家族運営の農場や零細企業で発生しているため、子どもにとって安全な環境が整っていると思われがちですが、実際は危険な場合も多いです。

参考データ

3. 児童労働による子どもへの影響

児童労働は、子どもの教育に最も大きな影響を与えています。

5歳~11歳の4人に1人、12歳~14歳の3人に1人が学校に通えておらず、15歳~17歳においては未就学率が50%を超えています。

そのため成人後の就職にも影響が及び、成人してもまともな職に就けないため貧困の連鎖に繋がります。

さらにパンデミックにより貧困はさらに加速し、子どもの労働の収益に頼らざるをえない状況が続いています。

シエラレオネのみならず、世界中の子どもたちが毎日学校に通えるために、児童労働の根絶は早急に解決すべき課題となっています。

いかがでしたでしょうか?

また、来月も、シエラレオネ3分紹介シリーズをお届けしていきます!

3分でわかるシエラレオネ紹介♪編集

下里夢美

橋本真碧

アラジのサポーターになりませんか?

シエラレオネの男女間教育格差は、上記のような中絶の禁止だけが要因となっているのではありません。手に入らない避妊具、性教育の不足、性暴力など、その要因は多岐にわたり、約1.7割の10代の女の子がシングルマザーになることで、初等・中等教育の機会や、その後の夢への進路を失っていると言われています。

シエラレオネで8年間に渡り、教育支援活動を続けている私たちアラジは、シングルマザーの復学支援の他にも、3つのプログラムで、20,700名の子ども達への新たなアプローチを目指しています。アラジの仲間になっていただけませんか?

アラジでは、毎月500円から寄付していただく、マンスリーサポーターを新たに募集中です。サポーターだけの5つの特典も、ぜひご覧ください。

「誰もが夢に向かって努力できる社会」の実現を一緒に目指していきましょう。

ご寄付はこちら

(投稿)インターン 橋本真碧

(2022年11月4日)事務局に今期7人目となる新しいインターン生が加わりました!

2022年11月4日

事務局に今期7人目となる新しいインターン生が加わりました!

11月4日(金)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。

インターン生:金澤 伶 (かなざわ れい)

高校時代から紛争鉱物の問題に関心をもち、ソーシャルビジネスなどに取り組み、啓発活動なども行ってきました。大学では日本における難民問題に積極的に取り組み、UNHCR・学生団体・NPO・自治体・企業などと協力してプロジェクトを行っています。モザンビークの教育の問題に対するODA案の作成にも取り組んでおり、特定の国の文化や慣習に基づく根強い問題をどのように解決するか考えている中、アラジのインターンの募集があり、応募することにいたしました。アラジのシエラレオネでの教育支援では、どのように現地の住民を巻き込んでいるのか。女性の権利や性と生殖に関する正しい知識を効果的に伝える方法は何かを真剣に学びたいと考えています。
また、このアラジでの3ヶ月のインターン活動を通して、NPOで活躍できる多くのスキルを身につけ、勉強し、国際支援・国際協力の分野において現地のニーズと現状に即した有効な解決策を見出せる人材になることを目指し努力したいと思います。

(投稿)金澤伶

 

(2022年10月31日)インターン卒業生インタビュー(西村郁哉さん)

2022年10月31日

8月にアラジのインターンを卒業した西村さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

大学生の西村郁哉です。2022年8月から約3か月間、インターン生としてアラジの活動に携わらせていただきました。事務所の方には通うことができなかったので、オンラインで参加させていただきました。

アラジに応募したきっかけは何ですか?

元々語学が好きで、大学の留学生のチューター業務など国際交流などには積極的に参加していました。しかし、交流にとどまるだけでなく、もっと社会問題の解決に直接関わる国際協力に携わりたいと考えていたところ、アラジのインターン募集要項を見つけました。代表の下里さんの思いと、元から携わりたかった教育分野、またシエラレオネという国やハズバンドスクールの取り組みといった独自性に惹かれました。経験も少なく、自分にふさわしいか不安な部分もありましたが、この機会を逃してはいけないと思い、すぐに応募しました。

どんな業務に携わりましたか?

オンラインでの参加でしたが、事務所でしかできない作業以外のあらゆる業務に関わりました。SNS投稿やホームページ記事作成、プレスリリース等を通じての広報業務を主に担当していました。また、現地業務マネジメントとして、給付や受益者の管理だけでなく、現地スタッフの方とのミーティングも行いました。他にもファンドレイジングや認定NPOの申請準備など、NPO全体の運営に直接関わる業務や、サポーターの方々との交流の場である国際協力勉強会の準備など、裏方から最前線まで多岐にわたるインターン活動でした。

インターンを通して学んだことは何ですか?

インターンでは常に、サポーターの方々、現地スタッフ、さらに新たに支援していただける可能性のある方々など、様々な形での人々との繋がりがあるため、まさにアラジとの橋渡しのような役割を担っていました。誰を対象にするかにより、広報やファンドレイジングのアプローチが異なるため、どのようにすれば一番効果的かつ印象的に伝えられるかを考える必要がありました。その点でのノウハウは非常に勉強になりました。

また、インターンを始めるにあたり、国際協力に関してどんなに崇高な大義を掲げても、運営をする上での実用上の問題があるのではないかと疑問に思っていました。実際にNPOの運営に携わることで、やはり社会情勢や支援母体の大きさなどに左右されるという、運営の大変さや脆弱さなど課題も見えてきました。しかし、代表の下里さんの思いの熱さや交流会でお会いしたサポーターの方々の支援の輪を見ていると、それぞれの人間的な魅力が活動を支えているのだと実感しました。こうした繋がりを大切にするというアラジの活動の中で、「自分もこのようになりたい」と思えるような人々にたくさん出会えたのが一番の経験でした。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

国際関係にマクロレベルで関われるような仕事をしたいと常々考えていましたが、アラジでのインターンを通じて、個人の支援が目に見える形で実を結ぶようなミクロレベルでの支援活動にも携わりたいという思いが芽生えました。大きな視点で見ると、組織間の繋がりに見えるようなものでも、実際は人と人との繋がりが終局的には最も重要であると思います。そのため、インターンの業務上でもそうでしたが、国や組織間、ひいては人と人を繋ぐ「橋渡し」の役割を担えるような人物になれるよう、積極的に国際協力にこれからも関与していこうと考えています。また、インターンを通じて学んだノウハウを活かして、自分や関わりのある物事に関して訴求力をもって伝えられ、人々を動かせるよう、人間的にも成長していきたいです。あとは、今回の活動を通じてもっと身近に感じたシエラレオネに行くことですね。

西村さん、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!

現在、ボランティアさんを募集しています!!

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。

東京の事務局または、オンラインのどちらでもご参加可能です!

ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

ボランティアをお考えの方はこちら

(投稿)インターン 川上花菜

(2022年10月24日)寄付付き商品「キルギスの白い蜂蜜」販売のお知らせ

2022年10月24日

Boina Malanaさんが販売するキルギスの「白い蜂蜜」のご購入で、アラジがケネマ県で実施する、10代のシングルマザーの女の子のサポートができるようになりました。
「白い蜂蜜」とは、その名の通り淡い白色をしており、口当たりの良い上品な甘さが特徴です。

例えば130g蜂蜜(2,500円)のご購入で、700円が10代のシングルマザーの女の子たちの復学に欠かせないサポートに充てられます。

10代のシングルマザー復学支援についてはこちら

このお買い物をきっかけに、シエラレオネの10代の女の子たちへ少し思いを寄せてみるのはいかがでしょうか?ぜひお買い求めください!

ご購入はこちら

(投稿)スタッフ 宮川琳

(2022年10月21日)9月に6校2,340 名に対して、男子中高生むけの性教育プログラム「ハズバンドスクール」を開講いたしました。

2022年10月21日

男子中高生への性教育プログラム「ハズバンドスクール」を開講いたしました。

2022年9月21日から27日にかけて、シエラレオネ共和国ケネマ県の6校の2,340 名を対して、男子中高生への「ハズバンドスクール」を開講いたしました。
今回の開講で、これまでの累計開催校は34校に、参加した生徒数は4,566名にのぼります。
そのうち、700名の女子生徒も一緒に参加しての大規模なセッションもあり、より多くの生徒にアプローチできました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「ハズバンドスクール」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男子中生徒へ向けた性教育プログラムです。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

今後も、ケネマ県 中学校・高校100校(私立・公立)、20,000名(男子中高生)に対し、ハズバンドスクールを届けていく予定です。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)インターン 西村郁哉

(2022年10月3日)【インターン募集】3か月間のインターンシッププログラム 参加者募集中!10月16日(日)23時59分締め切り

2022年10月3日

2014年に創設された NPO法人アラジ は、西アフリカのシエラレオネ共和国において、シングルマザーへの奨学金制度や男子生徒への性教育プログラム(ハズバンドスクール)といった、教育支援を行っている団体です。

NPO法人アラジでは、インターンシッププログラムとして、週2日、約3か月間、国際協力やファンドレイジングについて学びながら、活動を通し社会に役立つスキルを習得していくインターンプログラムを実施しています。

今回の募集では、11月初旬~1月末まで参加可能な、3名のインターン生を募集します。

応募締め切りは10月16日(日)23時59分です。

時期、時間、日数、期間、関わりたい事業等、相談が可能です。

今回は、事務局に来ていただける方限定で募集しています。

インターンとして仲間入りする前には、オンラインテレビ通話アプリZoomを用いて、面談させていただきます。

詳しくは、インターン生募集要項ページをご覧いただき、その後にインターン登録フォームのご提出をお待ちしております。

(当インターン申請フォームは必ずインターンに参加する際に使用予定のパソコンからご入力ください。)

(投稿)スタッフ 宮川琳

(2022年10月3日)NFTクラウドファンディングのご報告

2022年10月3日

8月19日より実施しておりました、NFTアートが返礼品としてもらえるクラウドファンディングが、9月30日をもって終了いたしました。

42日間の挑戦で、11名の方から187,500円のご支援をいただきました。

目標の100万円を達成することはできませんでしたが、支援をするためにNFT取得に初挑戦してくださった方もいらっしゃり、多くの方に支えられてることを実感いたしました。

皆様からいただいた大切なご支援をもちまして、新たにウィラー小学校の支援を開始する予定でしたが、目標の100万円に届かなかったため、引き続きマンスリーサポーターを募集を継続し今後の支援内容を決定していくとともに、既存のマケレ小学校支援のサポートを拡充していく予定です。

この度、応援・ご支援いただいた皆様に、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

毎月500円からのご支援もはじめてみませんか?

NPO法人アラジでは、月額500円からのマンスリーサポーターを募集しています。

現在、コロナ禍で児童労働が世界で増加傾向で、子どもたちへの緊急の支援の必要性は、ますます高まっております。

特にシエラレオネでは、サブサハラ以南アフリカ地域の平均より高い35.1%の子どもたちが児童労働に従事しています。

「誰もが夢に向かって努力できる社会」を実現するために、一緒に子どもたちに夢を叶える最初のチャンスとなる教育を届ける仲間を募集しています!
この機会に、毎月500円からのご支援もはじめませんか?

ご支援はこちら

                                (投稿)スタッフ 宮川琳