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(2026年10月20日)10代シングルマザー復学支援レポート:新たに22名の少女たちが未来への一歩を踏み出しました!

2026年10月29日

この度、シエラレオネ・ケネマにて、新たに22名の10代シングルマザーへの復学支援(電子マネーによる現金給付・SIMカード手配・モニタリング)を開始いたしました!

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、シエラレオネ共和国ケネマにおいて、予期せぬ妊娠や経済的困難により学業を諦めざるを得なかった10代シングルマザーたちが、安心して学校へ復帰し学びを継続できるよう、包括的な復学支援プログラムを展開しております。


■ 10代シングルマザー復学支援開始の背景

シエラレオネでは、思春期の予期せぬ妊娠や性暴力、それに伴う孤立や経済的貧困により、多くの少女たちが途中で学校を退学せざるを得ない厳しい現実に直面しています。10代で母親となった彼女たちの多くは、男性側から責任を取られず、街で物売りをしながら幼い子どもを育てるなど、極めて脆弱な環境に置かれています。

教育を受け直すことは、彼女たちが貧困の連鎖を断ち切り、自らの力で子どもと自分の未来を切り拓くための唯一無二の手段です。アラジでは、これまで53名の少女たちを支援してまいりましたが、今回皆様からのご支援のもと、新たに22名の少女たちを支援対象として迎え入れ、計75名への支援体制を整えることができました。


■ 10月から開始した主な取り組み

9月の現地渡航時に支援契約を完了し、2026年10月より皆様からのご寄付をもとに以下の取り組みを本格的に進めております。

・新規22名との復学支援契約と個別面談の実施
現地スタッフが少女たち一人ひとりと丁寧に向き合い、復学や転校、子育ての状況を確認した上で、支援契約を交わしました。

・電子マネー受取用SIMカードの配布とアカウント設定
受益者が毎月安全かつ第三者に知られることなく、最寄りの携帯ショップ等で支援金を現金化できるよう、専用SIMカードの購入および登録手続きを完了しました。

・初月の復学支援金(電子マネー送金)の実施
学費、制服代、学用品、子どもの養育費等に充てるための初月送金額(1人あたり5,440円)を支給いたしました。

・学校および家庭への定期モニタリング体制の構築
彼女たちが復学後も途中で断念することなく安心して通い続けられるよう、現地スタッフによる定期的な学校訪問・安全確認モニタリングを開始しました。


■ 会計・出費報告(寄付金使用内訳および年間予算)

皆様からお預かりした寄付金より、新規22名(計75名)への2026年度(2026年8月〜)の支援費用として、計 561,880円 を大切に使用・運用させていただきます。

【2026年度(新規22名支援) 支出内訳】

項目 金額 用途
初月送金額(10月一括支給) 119,680 円 新規22名×5,440円(復学手続き・制服・学用品・初期養育費等)
毎月送金額(11月〜8月までの10ヶ月分) 440,000 円 新規22名×2,000円×10ヶ月分(継続的な生活・就学補助)
SIMカード購入費 2,200 円 22名分×100円(電子マネー受取用アカウント開設費)
【2026年度 合計】 561,880 円

■ 今後の展望と来年(2027年度)の取り組み予定

皆様からの温かいご寄付を活用し、支援の輪をさらに広げてまいります。今期から来期にかけての2か年で 計 2,095,760円 の支援プログラムを推進いたします。

・11月〜来年8月までの毎月送金とモニタリングの継続
毎月初旬に確実に電子マネーが送金され、彼女たちが学業と子育てを両立できるよう、毎月約2,000円相当の継続給付と定期的な学校モニタリングを実施します。

・2027年8月:新たに30名の新規支援を開始予定(計 約105名への支援へ)
2027年8月には、さらに新規30名の10代シングルマザーを支援対象として追加する予定です。これまでの支援対象者および今期の22名と合わせ、累計 約105名規模まで支援を拡大し、地域全体で少女たちの復学を支えます。

【2027年度(継続22名+新規30名) 支出内訳】

項目 金額 用途
初月送金額(8月一括支給) 282,880 円 新規30名×5,440円+継続22名×5,440円相当(復学手続き・学用品・養育費等)
毎月送金額(12ヶ月分) 1,248,000 円 計52名×2,000円×12ヶ月分(継続的な生活・就学補助)
SIMカード購入費 3,000 円 新規30名分×100円(電子マネー受取用アカウント開設費)
【2027年度 支出合計】 1,533,880 円

復学を果たした少女たちが「自分で人生を選択できる未来」を創り出せるよう、アラジは今後も寄り添い続けてまいります。

少女たちの成長の様子や新たな挑戦についても、こちらの活動報告で随時お知らせしてまいります。ぜひ楽しみにお待ちください!

引き続き、温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。


◆ 10代シングルマザー復学支援のお礼

今回の10代シングルマザー復学支援におきましては、株式会社インベスコアジャパン様、資産設計実践会の皆様より多大なご支援を賜りました。温かいご厚意に心より深謝申し上げます。

(投稿)インターン・福田ちさき

(2026年10月29日)竣工したウィラー小学校にて学校運営、給食支援及び教員免許取得支援を開始いたしました!

2026年10月29日

皆様からの温かいご寄付を活用させていただき、2024年に竣工したシエラレオネ・ケネマのウィラー小学校にて、給食支援をはじめとする学校運営サポートと教員の免許取得支援を開始いたしました!

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、シエラレオネ共和国ケネマのウィラー村にあるウィラー小学校において、子どもたちが安心して学びを継続できるよう、学校運営・給食支援・教員免許取得支援を包括的に行う支援プログラムをスタートいたしました。


■ ウィラースクールプログラム開始の背景

ウィラー村は市街地から最も離れた経済的最困窮地域の一つであり、以前は村に小学校がなく、約100名の子どもたちが未就学の状態にありました。皆様のご支援のもと2024年度に校舎が竣工し、2025年度には約100名の子どもたちが学びの機会を得ることができました。

しかし、同地域には政府からの給食支援が届いておらず、資格を持つ有償の教員も赴任できないという厳しい現状が続いています。「お腹が空いて勉強に集中できない」「教員が不足している」という課題を一刻も早く解決するため、アラジでは行政の対応を待たずに独自で支援を開始することを決定いたしました。


■ 10月から開始した主な取り組み

2026年10月より、皆様からの寄付金をもとに以下の取り組みおよび準備を本格的に進めております。

・給食支援と調理備品の整備
児童113名への毎日の給食提供に向け、大鍋や皿、ボランティア調理員の準備を完了し、給食の提供を開始しました。

・教員への給与支援と手当の支給
子どもたちの学びを支えるボランティア教員2名に対し、安心して授業に専念できるよう給与手当の支給を開始しました。

・学校設備・備品の充実
子どもたちが適切な環境で学べるよう、チョークや出席簿、児童評価カード、教員用ノートなどの消耗品・備品や校舎の維持管理を行いました。

・無資格教員の免許取得支援プログラムの立ち上げ
地域の教育の質を持続的に向上させるため、教員2名が公認の教員免許を取得するための学費・宿泊施設・生活支援(11月以降本格化)の準備を進めています。


■ 10月度の会計・出費報告(寄付金使用内訳)

皆様からお預かりした寄付金から、プロジェクト開始に伴う10月分の初期費用および運用費として計 161,504 円を使用させていただきました。

【10月度 支出内訳】

項目 金額 用途
学校運営費 約 34,384 円 チョーク・出席簿・評価カード・ノート等備品費、校舎維持管理費
教員給与手当 約 24,000 円 教員3名への月次手当
給食費 約 22,400 円 米・油・調味料等(113名分の給食材料費)
調理器具・初期開設費 約 42,880 円 炊飯用大鍋・小鍋・児童用皿(120枚)・スプーン・水バケツ等
現地モニタリング交通費 約 33,840 円 現地スタッフによる給与・食材搬送・学用品配送および学校訪問モニタリング費
教員研修宿泊費 約 28,000 円 教員2名の研修宿舎費
【合計】 161,504 円

■ 今後の取り組み

初期備品の整備にとどまらず、11月以降も皆様からのご寄付を活用し、持続可能な教育環境づくりを推進してまいります。

・給食支援と教員手当の継続(計 約46,400円 *11月, 1月, 2月, 3月, 5月, 6月, 7月, 9月, 10月)
児童113名分の毎日の給食費(月約22,400円)と、教員3名への給与手当(月約24,000円)を継続して支給します。

・教員免許の取得支援(1年次72,000円〜/2名分 *4月, 8月, 12月)
ボランティア教員2名が資格を取得できるよう、学費のほか研修への交通費・宿舎費・食費等を支援します。

・毎月の現地モニタリング(交通費約8,000円 *11月, 1月, 2月, 3月, 5月, 6月, 7月, 9月, 10月)
現地スタッフが毎月学校を訪問し、運営状況の確認や給与・食材の届出を確実に行います。

地域全体で子どもたちを支える体制を整え、安心して学び続けられる未来を目指します。

子どもたちの様子や教員たちの挑戦についても、こちらの活動報告で随時お知らせしてまいります。ぜひ楽しみにお待ちください!

引き続き、温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。


◆ 給食支援のお礼

今回のウィラー小学校への支援におきましては、株式会社インベスコアジャパン様、資産設計実践会の皆様、より多大なご支援を賜りました。温かいご厚意に心より深謝申し上げます。

(投稿)インターン・福田ちさき

(2026年10月13日)性教育トレーナーによる学校での授業がスタート!初回のモニタリングを実施しました

2026年10月13日

いつもNPO法人アラジの活動を応援していただき、ありがとうございます。

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、シエラレオネ・ケネマにて「性教育トレーナー育成事業(JICA基金活用事業)」を推進しています。

先日の最終試験および認定記念式典を経て、見事「性教育トレーナー」として認定された先生たちが、いよいよ自身の赴任校にて生徒たちへの性教育セッションを開始いたしました!

それに伴い、アラジの現地スタッフ(ペディーア、ファティマタ、アーリウ)が各学校を訪問し、記念すべき初回授業のモニタリング調査と教材の配付を実施しました。


■ 認定トレーナーによる初回セッションの実施

認定を受けた先生方には、質の高い学びを届けるため「1クラス30人以下」「年に最低3回のセッション実施」を条件づけています。

今回は、対象となる5校のうち、1校にて認定トレーナーとなった先生による待望の初回セッションが行われました。モニタリングは、2026年10月9日、12日の2回行われました。

授業では、包括的性教育(CSE)の基礎知識をはじめ、思春期の身体の変化や望まない妊娠・性暴力を防ぐための知識について、先生方が情熱をもって生徒たちへ語りかけました。


■ 実技指導用教材の配付とアンケートの実施

アラジでは、先生たちが教室でより具体的かつ実践的な指導を行えるよう、現場訪問の際に以下の教材や啓発用品を直接手渡しました。

実演用コンドーム・生理用品(使い捨て・布ナプキン): 先生方が指などを使って具体的な使用方法や構造を分かりやすく説明・デモンストレーションできるよう準備しました。

事前・事後アンケート用紙: 1人の先生につき生徒30名×3回分(計90部)のアンケート用紙を配布しました。授業の前後に実施することで、生徒たちの理解度や意識の変化を数値としてしっかりと追跡・効果測定していきます。

教室では、手渡された教材やプリントを手に、生徒たちが非常に熱心に先生の話に耳を傾ける姿が印象的でした。


■ 今後の展望と子どもたちの未来に向けて

アラジの取り組みは、研修や授賞式を開催して終わりではありません。

今回の訪問を皮切りに、残り3校も含めて認定トレーナーの先生たちが自信を持って授業を継続できるよう、現地スタッフが定期的に学校へ足を運び、伴走・モニタリングを続けてまいります。

地域の中で持続的に教えられる「性教育の担い手」を着実に増やし、子どもたちが正しい知識を持って自分らしく安全に生きられる未来を目指して、引き続き現地と一体となって活動を進めてまいります。

今後の学校での様子やアンケート結果についても、随時こちらの活動報告にてお届けいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください!

引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。

(投稿)福田ちさき

(2026年9月4日)インターン卒業生インタビュー(楠居 里奈さん)

2026年9月4日

9月にアラジのインターンを卒業した、楠居 里奈さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

5月から約4ヶ月間、アラジの活動にインターンとして携わらせていただきました、楠居 里奈です!

アラジに応募したきっかけは何ですか?

もともと国際協力に関心があったのですが、日本に滞在しているアフリカ出身の方々と関わる中で、現地の生の現状やリアルな課題を聞く機会があり、「自分も国際協力に携わりたい」という思いがより強くなりました。その中で、現地に根ざした草の根の支援を行うNPOの役割の大きさを実感し、実際の運営の仕組みや現場での連携方法を深く学びたいと考え、アラジのインターンに応募しました。

どんな業務に携わりましたか?

成果物やバックオフィス業務を中心に、幅広い実務に携わらせていただきました。前職の会計知識を活かした会計報告の作成や補助金申請手続きをはじめ、作業効率化の一環としてAIを活用した新たなインターンオリエンテーションの作成などにも取り組みました。これまでの自分の経験を活かしながら団体の運営基盤に直接貢献することができ、非常にやりがいを感じる業務経験ができました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

初めてのインターンを通して、特に3つの学びがありました。

一つ目は、NPOにおける「資金の流れ」や組織運営の構造について理解が深まったことです。会計報告や助成金の申請、活動報告の資料作成に直接携わったことで、どのようなプロセスで資金が集まり、活用されて活動が成り立っているのかをリアルに知ることができました。

二つ目は、多様な文化背景を持つ方々と共に働くことの楽しさと難しさです。これまで主に日本の方々と働く機会が多かったため、異なる文化や価値観を持つメンバーや現地スタッフとの協働は非常に新鮮でした。相手の視点や状況を尊重しながらコミュニケーションを取ることの大切さを実感しました。

また、業務の中で積極的にAIを活用したことで、今後の自分自身のキャリアでも大きな強みとなる実践的なスキルやITリテラシーを身につけることができ、非常に実りの多い期間となりました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

アラジでのインターンシップを通して、国際協力の世界への興味がさらに深まりました。現場で体験した資金の流れや業務の進め方、異文化コミュニケーションの面白さは、今後の自分自身の活動やキャリアにおいても間違いなく大きな強みになると確信しています。ここで学んだことを今後の活動に存分に生かして頑張ります。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
また、武蔵小杉事務局または、オンラインでのインターン生も随時募集しています!ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

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(投稿)元インターン 楠居 里奈

(2026年8月16日)教員向け性教育トレーナーの記念式典を開催しました!

2026年8月16日

当事業について

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、事業地であるシエラレオネ・ケネマにおいて、2026年1月より、学校での性教育を強化するための教師に対する研修を実施しています。

この研修は、思春期の予期せぬ妊娠や中途退学を防ぐことを目的に、学校の先生が正しい知識と指導方法を身につけ、継続的に授業を行えるようにする取り組みです。

今回はまず試験的な取り組みとして、5校から10名の教師が参加しています。

この研修はJICA基金によって実施され、教育省と保健省が連携して学校現場での質の高い性教育の定着と普及を目指しています。


教員向け性教育トレーナーの記念式典を開催しました!

いつもNPO法人アラジの活動を応援していただき、ありがとうございます。

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、シエラレオネ・ケネマ市にて、性教育トレーナー育成事業の研修と最終試験を終えた先生方を称える記念式典(授賞式)を開催いたしました!

会場となったケネマ市のホールには、研修を修了した教員をはじめ、地域リーダー、教育関係者、政府機関や現地ステークホルダーが一堂に会し、子どもたちの教育と健康の改善に向けた節目を共にお祝いしました。

■ 地域社会と行政が一体となった記念式典

式典の司会を務めたオーガスタン・A・サノー(Augustine A. Sannoh)氏の歓迎の挨拶で幕を開けた式典では、復学支援や性教育を通じた若者への啓発活動など、アラジ/JaSiLe Foundationの取り組みが紹介されました。

また、現地行政や関係機関の代表者からも期待と祝辞のメッセージが寄せられました。

  • ケネマ地区評議会 ジェンダー担当官(Abibatu Amara氏): 「性教育は10代の妊娠を防ぐために不可欠です。若者に性に関する正しい情報を提供することで、自ら責任ある選択をし、自らの未来を守ることができるようになります」
  • 関係機関からの後押し: シエラレオネ教員組合(SLTU)、警察の家族支援課(FSU)、教育省(MBSSE)、保健省の代表者が登壇し、10代の妊娠削減と若者の保護に向けた性教育プログラムへの継続的な協力を力強く誓ってくれました。

■ 現地マネージャーPidiaより:事業の成果と今後の展望 JaSiLe Foundationマネージャーのジョセフ・アリウ・ピディア(Joseph Allieu Pidia)からは、今回の教員研修のねらいと事業成果が発表されました。

  • 教員研修の成果: 5校から選抜された10名の教員がパイロット版研修を修了。各学校や地域で包括的性教育を広める「性教育アンバサダー(トレーナー)」として育成されました。今後はさらに多くの学校へ拡大予定です。
  • これまでのインパクト: 2021年の設立以来、99名の10代シングルマザーの復学を支援。さらに、166校以上の小中学校で7万8,000名を超える生徒たちへ性教育を届けてきました。

■ 修了証の授与と参加者の声

式典のハイライトとして、最終試験に合格した先生方一人ひとりに認定証が手渡されました。

研修を受けた教員の代表であるジョセフィン・ティアンゲ・モモドゥ(Josephine Tiangay Momodu)先生は、アラジへの感謝を述べるとともに、「研修で得た知識を実際の教室で実践し、みんなで協力して10代の妊娠を減らしていきましょう」と同僚の先生たちへ力強く呼びかけました。

■ 今後の取り組み

式典の締めくくりには、政府機関、学校、地域社会、保護者、支援団体がより強固に連携し、子どもたちが正しい知識と適切なガイドラインを得られる環境を作っていくことが再確認されました。

認定証を受け取った10名の先生方は、それぞれの赴任校に戻り、子どもたちへ直接性教育を届けるステップへと進みます。アラジは今後も「年に最低3回、30人以下のクラスでの実施」をモニタリングし、現場の先生たちを伴走支援してまいります。

地域全体で子どもたちの未来を守るこの取り組みを、引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします!

(投稿)代表理事・下里夢美

(2026年8月14日)新しいインターン生が加わりました!

2026年8月15日

今期3人目となる新しいインターン生が加わりました!

8月14日(金)より、インターンとして新たに1名参加することになりました。

インターン生:福田ちさき(ふくた ちさき)

現在、英国ロンドンで政治・国際関係学を専攻しています。

中学時代を海外で過ごした経験より、貧困等の国際課題とその解決に向けて必要な国際協力に深い関心を持つようになりました。大学で国際問題に対する様々な取り組みについて学び、教育は貧困や経済格差などの様々な問題の解決につながる重要なアプローチであると気づきました。

大学では、ボランティア活動や課外活動を通して社会問題にかかわるように努めていますが、学生の活動内のプロジェクトでは資金や情報、社会への影響力が限られています。そのため実際に外部のプロジェクトに携わりたいと考え、このインターンに応募させていただきました。

インターン生として、国際協力分野でのキャリアに必要なプロジェクト運営やファンドレイジング、コミュニケーション能力を身につけたいです。

よろしくお願いします!

(投稿)福田ちさき

(2026年7月28日)インターン卒業生インタビュー(森 唯葉さん)

2026年7月28日

7月にアラジのインターンを卒業した、森 唯葉さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

4月から約3ヶ月間、アラジの活動にインターンとして携わらせていただきました、森 唯葉です!

アラジに応募したきっかけは何ですか?

もともと国際協力やアフリカの社会課題に興味があり、以前ルワンダを訪れた経験があります。現地の方々と交流する中で、国際協力には国際機関だけでなく、NPOなどの草の根の団体が果たす役割も大きいことを実感しました。そこで、実際にNPOがどのような仕組みで運営されているのか、どのように現地と連携しながら活動を進めているのかを現場で学びたいと思い、アラジのインターンに応募しました。

どんな業務に携わりましたか?

活動報告書や年次報告書の作成補助をはじめ、UNDP事業に関する予算書やコンセプトノートの確認、SGBVに関するアンケート結果の分析・レポート作成、新たなアンケート案の提案、現地スタッフの給与査定の作成など、幅広い業務に携わらせていただきました。また、現地スタッフとのミーティングにも参加し、プロジェクトの進捗や今後のスケジュールを確認したり、不明点を整理しながら認識をすり合わせたりする機会もありました。現地とのやり取りを間近で見ることで、プロジェクトがどのように進められているのかを学ぶことができました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

初めてのインターンを通して、特に2つの学びがありました。

一つ目は、NPOの活動は多くの方々の支えによって成り立っていることです。理事やサポーター、寄付者の皆さまなど、様々な方々との信頼関係が活動の基盤となっており、助成金や寄付金などの資金も継続的な活動には欠かせないことを実感しました。

二つ目は、国際協力におけるコミュニケーションの大切さです。現地スタッフとのミーティングや日々のやり取りを通して、相手の状況や考え方を理解し、一方的に進めるのではなく、お互いを尊重しながら認識をすり合わせていくことが、信頼関係やよりよいプロジェクトにつながることを学びました。

また、スプレッドシートやCanva、AIツールなどの実践的なスキルも身につけることができ、非常に充実した3ヶ月間となりました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

今回のインターンを通して、国際協力への関心はさらに高まりました。今後はソーシャルビジネスについても学びを深めながら、自分らしい社会課題への関わり方を探求し続けたいと考えています。また、アラジで学んだことを今後の活動にも生かし、インターン終了後もボランティアとして活動に関わることができれば嬉しいです。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
また、武蔵小杉事務局または、オンラインでのインターン生も随時募集しています!ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

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(投稿)元インターン 森 唯葉

(2026年7月27日)性教育トレーナー育成事業の最終試験を実施しました。

2026年7月27日

2026年性教育トレーニング事業の最終試験実施のお知らせ

ケネマで包括的性教育の教師研修

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、事業地であるシエラレオネ・ケネマにおいて、2026年1月より、学校での性教育を強化するための教師に対する研修を実施しています。

この研修は、思春期の予期せぬ妊娠や中途退学を防ぐことを目的に、学校の先生が正しい知識と指導方法を身につけ、継続的に授業を行えるようにする取り組みです。

今回はまず試験的な取り組みとして、5校から10名の教師が参加しています。

この研修はJICA基金によって実施され、教育省と保健省が連携して学校現場での質の高い性教育の定着と普及を目指しています。


■ 最終試験を実施しました

先日無事に現地の教員を対象とした研修プログラムが完了し、続いて先生方の「理解度テスト」である最終試験を実施しました。

研修で学んだ包括的性教育(CSE)の知識や、10代の妊娠・性暴力などの課題に対する指導法について、先生方は真剣な眼差しで最終試験に臨んでくださいました。


■  最終試験終了!先生方の情熱と成果

単に研修を受けるだけでなく、知識を確実に自分のものにし、実際に教室で子どもたちへ正しく伝えられるように実施した今回の最終試験。

多忙な日々のなか、復習を重ねて全力で最終試験に挑戦してくださった先生方の姿から、子どもたちの未来を守りたいという強い情熱が伝わってきました。きます。


■ 最終試験結果を踏まえ、授賞式を開催!

最終試験には先生方全員が合格することができました。「性教育トレーナー」としての合格者を称える記念式典を開催いたします!

後日、合格した先生方には記念式典にて認定証を授与します。式典には教育と保健省の担当者も参加する予定です。

この式典は、先生方のモチベーション向上はもちろん、学校や地域全体に「包括的性教育の重要性」を広める大切な機会となります。

■ 担当者(現地スタッフ)からのメッセージ 

私たちはシエラレオネの人々のために本当に素晴らしい活動をしていますが、活動を広く届けるためには地域社会や関係者(ステークホルダー)とのつながりが非常に重要です。いくら良い支援をしていても、周囲に知られなければその成果は隠れてしまいます。今回も、記念式典を開催することで、本活動を広く伝えたいです。

■ 今後の取り組み

アラジの取り組みは、研修や授賞式を開催して終わりではありません。

今回のトレーニングを受けた先生たちが自身の赴任校に戻り、実際に生徒たちへ性教育を届けるプロセスまでモニタリングを行っていきます。

認定を受けた先生方には、「年に最低3回、30人以下のクラスで性教育を実施すること」を条件づけており、アラジは先生たちが現場で直面する課題にも寄り添いながら定期的にフォローを続けていきます。

このように、地域の中で持続的に教えられる「性教育の担い手」を着実に増やすことで、子どもたちが正しい知識を持ち、自分らしく安全に生きられる未来を目指しています。

授賞式の様子や先生方の今後の活動についても、引き続きこちらの活動報告にて皆様にお届けしてまいります。ぜひ楽しみにお待ちください!

引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。

(投稿)花木枝里奈

(2026年7月27日)インターン卒業生インタビュー(花木 枝里奈さん)

2026年7月27日

7月にアラジのインターンを卒業した、花木 枝里奈さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

3月から約4ヶ月間、アラジの活動にインターンとして携わらせていただきました、花木 枝里奈です!

アラジに応募したきっかけは何ですか?

社会問題解決や途上国支援に関心がある中で、現場に根ざしたNPOがどのようにファンドレイジング(資金調達)を行い、組織を運営しているのかを実践的に学びたいと思ったことがきっかけです。特にアラジがシエラレオネで展開している社会課題へのアプローチや、組織運営に魅力を感じ、当事者意識を持って関わりたいと思い応募しました。

どんな業務に携わりましたか?

事業面とバックオフィス面の両方を経験することができました。事業面では、現地スタッフと連携しながら「10代のシングルマザー復学支援」のためのマニュアル更新や、支援対象となる受益者の選定作業などに携わらせていただきました。一方でバックオフィス面では、年次報告書や活動報告書の作成をはじめ、助成金事業に必要な各種資料の作成などに携わりました。実際に現地と関わる支援事業だけでなく、それを陰で支える組織の運営業務まで両方を見ることができたのは、大きな学びになりました!

インターンを通して学んだことは何ですか?

今回のインターンを通じて、大きな2つの学びがあったと思います。

一つ目は、非営利組織における持続可能な運営の仕組みです。資金調達の重要性はもちろん、寄付者の方々やボランティアをはじめとする多くのステークホルダーとの信頼関係をどのように構築し、維持していくかを間近で学ぶことができました。

二つ目は、異文化間におけるコミュニケーションとプロジェクト改善の面白さです。日本とは文化や習慣が異なるシエラレオネにおいて、現地の文脈や背景をしっかりと理解した上でアプローチすることの大切さを感じました。その上で、より効果的なプロジェクトにするための工夫や、現地の文脈に合わせたコミュニケーションを模索していく過程に非常にやりがいと楽しさを感じました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

ファーストキャリアとして、国際協力や社会課題解決の領域で、多様な主体(行政・NPO・企業など)をつなぐ架け橋となるような役割を果たしたいと考えています。アラジでの経験を生かし、今後も持続可能な社会の実現に向けて寄与していきたいです。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
また、武蔵小杉事務局または、オンラインでのインターン生も随時募集しています!ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

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(投稿)元インターン 花木 枝里奈

(2026年6月26日)国連開発計画(UNDP)との協働事業を開始しました

2026年6月26日

いつもアラジを応援してくださっている皆様、誠にありがとうございます。

この度、国連開発計画(UNDP: United Nations Development Programme)からの協働依頼により、シエラレオネ政府と、NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネ財団)は、協働プロジェクトを実施する運びとなりました。

これまで私たちがシエラレオネで地道に積み重ねてきた活動が国際的な評価を受け、UNDPのパートナーとして、シエラレオネ東部カイラフン県における平和構築と人権保護のプロジェクトを推進することになりました。これは、アラジの活動の歴史において極めて重要なマイルストーンとなる、新たな一歩です。

1. プロジェクトの背景と目的

今回のプロジェクトの事業地は、シエラレオネとギニアの国境に位置するカイラフン、キッシ・テン首長領です。同地域は長年、国境紛争による不安定な状況下にあり、特に2025年に発生したイェンガでの緊張の高まり以降、地域住民、とりわけ女性や若者の安全が深刻な危機にさらされています。

本プログラムの正式名称は、**「Strengthening Peace, Human Security and Resilience in Border Communities affected by the Situation in Yenga in Kailahun District, Sierra Leone(シエラレオネ・カイラフン‐イェンガ情勢の影響を受ける国境コミュニティにおける平和・人間の安全保障・レジリエンスの強化)」**です。

コミュニティ主導の安全網構築

10名の「コミュニティ・アドボケイト・メンター(CAM)」を育成・認証し、地域社会自らが女性や子どもたちを守る仕組みを確立します。

意識変革と教育

地元の言葉(メンデ語/クリオ語)による啓発ポスターの設置やラジオキャンペーンを通じて、性暴力に対する許容度を下げ、権利意識を向上させます。

持続可能なエンパワーメント

 紛争や暴力の影響を受けやすい女性と若者を対象に、教育と相談支援を行い、地域全体のレジリエンス(回復力)を強化します。

3. アラジが果たす役割

今回のUNDPとの協働事業において、アラジ日本事務局は、技術的支援および戦略的なプランニングと財務管理を担います。日本の行政基準に準拠した厳格な管理と現地での豊富なフィールド経験により、高い透明性と効果的な支援を両立したプロジェクト運営を行っていきます。今回の連携は、私たちの活動が国際的な基準に照らしても信頼できるものと認められたことを示しています。今後シエラレオネでさらに力強い支援が行えるようになる大きなステップであると考えています。

4. 今後の展望

2026年5月から10月までの実施期間中、現地のコミュニティメンバー一人ひとりと向き合い、恐怖から解放され、尊厳を持って暮らせる社会の基盤づくりに全力を尽くします。私たちはこれからも、現場の声と国際的な知見をつなぎ、紛争地で生きる人々の「夢」を守るための活動を続けてまいります。今回のプロジェクトの進捗についても、随時ウェブサイトやSNSで発信していきます。

これからのアラジの新たな挑戦に、引き続き変わらぬご支援とご関心を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

(投稿)インターン 楠居里奈