4月15日(月)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。
インターン生:高澤 美優 (たかざわ みゆ)
事務局でのインターンに加え、5月に現地渡航をしてまいります。大学でシエラレオネをケーススタディに紛争解決と平和構築を国際政治学の観点から学んでおり、自分の目で現地の今を見たいと思っていました。現地の人々と共に各種プロジェクトに取り組むなかで、どのようにして国際NGOがシエラレオネの平和と発展に貢献できるのかを考えていきたいです。
(投稿)高澤美優
4月15日(月)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。
インターン生:高澤 美優 (たかざわ みゆ)
事務局でのインターンに加え、5月に現地渡航をしてまいります。大学でシエラレオネをケーススタディに紛争解決と平和構築を国際政治学の観点から学んでおり、自分の目で現地の今を見たいと思っていました。現地の人々と共に各種プロジェクトに取り組むなかで、どのようにして国際NGOがシエラレオネの平和と発展に貢献できるのかを考えていきたいです。
(投稿)高澤美優
・
この度、一般財団法人日本国際協力システム(JICS)より、2023年度支援団体としてアラジが選出され、1,598,660円のご助成をいただきました。
JICSは、毎年、日本のNGO・NPOの活動に1団体につき100万円または160万円を上限にした資金提供をおこなっています。日本の市民団体や非営利団体がもたらす国際協力活動の発展を目的としたこの活動に、アラジが選ばれました。
・
選出に際して、アラジはJICSの掲げる「誰も取り残さない社会」の実現のための組織であることが評価され、開発途上国での現地支援事業や日本国内でのネットワーク型事業、啓発事業を対象とする直接事業という分野で採用されました。
このご助成によってシエラレオネ共和国ケネマ県内で40校のべ1万人の中高生へ「中高生性教育プログラム事業」を実施します。望まない・予期しない妊娠によって中途退学を余儀なくさせられてしまう女の子の教育機会を確保することをめざした取組です。
JICSの助成金により、アラジの活動がさらに盛り上がり、現地シエラレオネに多くの成果をもたらすことができます。今後もその活動を広げ、「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」に向けてさらに大勢の子どもたちにプログラム事業を提供いたします。
2023年度JICS支援事業の支援団体についてはこちらからご覧いただけます。
アラジスタッフ一同、代表理事下里と共に、シエラレオネの子どもたちに持続的な教育支援を通して、希望を届けられるよう、邁進してまいります!よろしくお願いいたします。
(アラジインターン)寺田 純菜
2024年2月21日(水)「パナソニックNPO/NGOサポートファンド for SDGs」の報告会に、アラジスタッフの小川と北川が参加いたしました。組織診断/基盤強化の助成を受けた7団体が参加されました。
「パナソニックNPO/NGOサポートファンド for SGDs」は、「貧困解消」に取り組むNPO/NGOに対して「国内助成」と「海外助成」の二つのプログラム通して様々な団体を応援しています。
「パナソニックNPO/NGOサポートファンド for SGDs」の成果について
これからも「パナソニックNPO/NGOサポートファンド for SDGs」を活用して貧困解消の活動に努めてまいります。
引き続き今後も、1日33円(月1000円)から活動を応援いただけるマンスリーサポーターを募集しております。
1日33円で継続して一緒にシエラレオネの課題解決に向けて考え、行動することができます。今まで同様に仲間を増やし、シエラレオネ共和国における課題解決に一同真摯に取り組んでまいります。
インターン 柿崎杏夏
私たちNPO法人アラジは、3月7日で創設から10年を迎えました!
10周年を記念して、イベントスペースBPM(池尻大橋)にてパーティを行いました。
ご寄付やボランティアとして活動にご参加いただいている皆様を含め、約50名の方にお集まりいただきました。誠にありがとうございました。
当日、代表下里がアラジ設立前からアルバイト先としてお世話になったフレンチシェフ、そして誠屋ラーメンが作った料理が振る舞われました。
さらに、現地スタッフ、Pidia Josephのビデオメッセージを流しました。 アラジ支援者に感謝の言葉を述べ、支援のおかげで現地の10代シングルマザーの自信に繋がったと語りました。まだ支援を必要としている人がいる為、これからも継続して支援をお願いする言葉で締めくくりました。
長年アラジの活動に貢献してくださっている寄付者、ボランティアの計12人を表彰させていただきました。
ボランティア:酒井美緒さま・実森洋之さま・橋詰隼人さま・清水智恵さま・上野真樹子さま 寄付者:日比野良さま・吉成優子さま・伊藤正樹さま・遠藤洋之さま・長井菜摘さま・川口義行さま
パーティー終盤の余興として、10周年を記念して作詞作曲したオリジナルソング「Our Hopeful Song」を代表下里とヒイラギのお二人で歌いました。
(左:下里夢美 真ん中:ちゅーりさま 右:小栗柊平さま)
改めて、10周年を迎えられたことに心より感謝申し上げます。 今後も、活動を拡大するため11年目に向けてしっかりと成果を出せるよう、仲間と一緒に丁寧に取り組んでまいります。
次の10年に向けて シエラレオネでの活動拡大のため 記念寄付を募集しています。 温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
インターン柿崎杏夏
平素よりNPO法人アラジにご支援をいただき、誠にありがとうございます。
この度は2021年度、2022年度の決算報告書の修正を行いましたのでご報告いたします。
シエラレオネ現地の業務体制を整えるため、2021年8月10日に現地法人JaSiLe Foundationを設立いたしました。設立後より現地法人の会計簿は、日本法人であるNPO法人アラジと帳簿を同じくし、決算しておりました。この度それぞれの法人の会計ごとに独立して帳簿を管理することにいたしました。
そのため、2024年1月27日に臨時総会を開催し、現地法人JaSiLe Foundationの運営費は日本法人NPO法人アラジからの寄付金として現地法人に送金したとする決算修正をおこないました。
この決算修正のおいて皆様からいただいた寄付金の使用用途に変更はございません。
会計報告を2021年度会計報告修正版と2022年度会計報告修正版に差し替えましたので、ご参照ください。
この決算報告書の修正についてご質問、ご意見などございましたら、お問い合わせフォームよりお送りください。
ご理解のほど宜しくお願いいたします。
インターン 柿崎杏夏
大学3年生の原田 夏希です。大学では開発経済学を学んでおります。2023年11月からインターン生としてアラジの活動に携わらせていただきました。
幼少期にアフリカで貧困に現状を目の当たりにするとともに、都市部では発展の可能性も可能性も感じたことをきっかけに、漠然と国際協力に携わりたいと思っていました。大学では開発経済を学ぶゼミに属し、机上の理論だけではなく、実践の重要性も学びました。そこで自身のバックグラウンドと共通するアフリカで活動している団体を調べていた際に、アラジが目に入りました。アラジが「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」のために、根本的な問題の解決を図っている活動に共感し、応募させていただきました。
対面とオンラインで多くの業務に関わらせていただきました。商品やボランティアの広報、現地スタッフとの交流といった表側の業務から、ファンドレイジング、助成金、会計といった裏側の業務まで携わらせていただき、インターン生でもたくさんできることがありました。
はじめはNPOが一体どう運営されているのか、現地との関わり方など、わからないことばかりでした。しかし、表側だけでなく、裏側の運営の側面も見ることで、NPO、そして国際協力の全体像を学ぶことができました。
そして何よりアラジやアラジ関係者の想いを知れたことが何よりもの糧となりました。国際協力に長年携わってきた下里さんをはじめとしたスタッフや関係者それぞれのストーリーがあり、自身の将来を見つめ直すきっかけとなりました。
将来的には、世界中の人が、今自分が得ている豊かさを享受できるようにしたいです!もちろん、途上国だけではなく、日本でもまだまだ課題はあると思います。どんな方法であっても、回りに回ってシエラレオネをはじめとした、困っている人々に豊かさを届けたいと思っています。
(投稿)元インターン 原田 夏希
・
:
こんにちは、代表理事の下里夢美です。
2024年1月12日(金)に成田空港を出発し、8度目のシエラレオネ現地出張に行ってまいりました。今回のHPでの活動報告記事(3)では、現地でおこなわれている10代シングルマザーに対する復学支援プログラムのモニタリングについてご報告します。
・
アラジのサポートで復学した女の子
アラジは現在シエラレオネのケネマ県で事務所を構え10代のシングルマザーの復学支援をおこなっています。
彼女たちは予期せぬ妊娠から、退学を余儀なくされてしまいました。こうした理由から広がっていく男女の教育格差。女の子たちに復学してもらうことで、そのひずみをなくそうと試みています。
出張期間中は各プログラムの進捗状況を丁寧かつ慎重にモニタリングし、課題も含めた気づきがありました。今後の業務の効率的な実施につなげていきます。
・
現地スタッフにタブレット研修をおこないました。女の子たちの状況を知るために、定期的なモニタリングは必要不可欠です。
タブレット研修をおこなうスタッフ
モニタリングの実施が効率的になるよう、10月に実施したクラウドファンディングのご支援で、タブレット2台を現場にて使用することにしました。PC操作に不慣れなスタッフも、スマホと同じ操作方法のタブレットであれば、業務を効率よく行うことができます。
モニタリングではフォームを用いて、学校での様子や赤ちゃんの健康状態、毎月の支出をヒアリングし、支援がどのような効果をもたらしているのかを正確に把握できるようにしています。
・
ヒアリングに用いるフォーム
ここでモニタリングの中心になるのは現地シエラレオネにいるスタッフたちです。
例えば、10代シングルマザーへのインタビューは現地人の女性スタッフとの1対1でおこなわれます。
・学校でいじめにあっていませんか?
・生理のときはナプキンをつけて学校に行けていますか?
同意を得たうえで、上記のようなセンシティブな質問をする場合もあります。
それゆえ、インタビューを受ける人たちのプライバシーと尊厳を守るために、モニタリングの担当者は現地スタッフのみ、と徹底しています。
このような形でクラウドファンディング等で集められたサポートを活用しております。改めて皆さまのご支援、ありがとうございました。
。
女の子たちが子育てをしながら働かずに学校に戻れるようにするため、アラジでは携帯電話を使った電子マネー送金による生活支援を行っています。
女の子と現地スタッフ
電子マネー送金にすることで、お金の受け渡しのための移動を極力少なくし、事故のリスクを低減するなど、様々なリスクヘッジができるようになりました。
・
10月のクラウドファンディングのご支援を受け、赤ちゃんの成長のために必要な物資も購入し、配布しました。モニタリングの際に自由に使える育児スペース拡充のための、マットレスやおもちゃ、飲み水やおむつを用意しました。
子ども達に配布するおもちゃ
毎月ご支援いただいているサポーターの皆さま、クラウドファンディングでお気持ちを寄せてくださった皆さまのご協力のおかげで、このようにより充実した支援が可能になっています。
・
私たちは現在、子どもたちの就学を大きく妨げている「若年妊娠」の根本解決に向けて、アラジが事務所を置くケネマ県の様々なステークホルダーを巻き込み、様々な取り組みを実施しています。
今年は約100名の10代のシングルマザーの女の子への支援拡大のため準備を進めております。
そのために現在、400人のマンスリーサポーター登録を目指しています。
このような活動は、皆さまのご寄付に支えられて実現しております。
今後も皆さまの温かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
(投稿)代表理事
下里夢美
お世話になっている皆さま、いつもご支援ありがとうございます。
代表理事の下里がNHK WORLD-JAPANの「Sharing the Future」に出演いたします。
放送時間は下記です。
3月6日(水)11時半、16時半、22時半〜
3月7日(木)4時半〜
NHK WORLD-JAPANでのLIVE配信となります。設立から10年の軌跡が放送されます。
ぜひご視聴ください。
(投稿)インターン 柿崎杏夏
こんにちは、代表理事の下里夢美です。
2024年1月12日(金)に成田空港を出発し、8度目のシエラレオネ現地出張に行ってまいりました。今回のHPでの活動報告記事(2)では、出張中に初めて開催した、性教育スピーチコンテストについてご報告します。
こちらはコンテストに参加した生徒や審査員、現地スタッフたちの様子です。コンテスト関係者全員がそれぞれの役割を全うし、大盛況かつスムーズな開催となりました。
コンテスト参加者たちの様子
活動をはじめて約10年。これまでに延べ2000人以上の子ども達に勉強の機会を届けてきました。しかし、そうした中で目の当たりにするのは、中学校2年生頃より広がっていく男女の教育格差です。
その大きな要因の一つに「若年妊娠」があります。6人に1人の女の子が、妊娠によって退学を余儀なくされてしまうのです。そんな10代で親になってしまう女の子たちに、私たちは電子マネーによる現金給付や、転校支援などをおこなってきました。
私たちのサポートで復学する10代シングルマザーの女の子の様子
そしてこの度、おこなわれてきた性教育プログラムをより継続的・文化的なものにするため、「性教育スピーチコンテスト」を実施しました。今回は11名の生徒がスピーカーとして登壇しました。
審査員を務める教育省関係者や学校の先生たち
避妊や性的同意、リプロダクティブヘルス・ライツなどを含む性教育をテーマに、生徒たちは3分という持ち時間のなかで堂々と発表します。
人前で意見を発することに戸惑いがない彼らの姿勢に感銘を受けました。
当日の会場には現地・日本メディアもかけつけ、大盛り上がり。優勝した女子生徒は、嬉しさのあまり涙を流していました。彼女は地元のラジオ局への出演が決まりました。
コンテストに優勝した女子生徒
参加者のなかには、アラジがサポートする10代シングルマザーや過去に女の子を妊娠させてしまった経験を持つ男子生徒も。
性教育について自身の経験を踏まえて伝える、という今回の経験は彼らのなかで一生の思い出になっていると思います。
この活動をシエラレオネ全土に広めて、社会を変えるきっかけにしたい。パイロット版での実施となりましたが、次回の開催も期待されるところです。
コンテストに参加した生徒たちと代表下里
開催に際してクラウドファンディングや毎月のサポートで応援いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
このように、私たちアラジが事務所を置く、ケネマ県の様々なステークホルダーを巻き込み、現在子どもたちの就学を大きく妨げている「若年妊娠」の根本解決に向けて、性教育プログラムを実施しています。
今年は約10000人への実施に向けて、準備を進めており、24年度の活動で累計約3万人に私たちの教科書を利用した性教育プログラムを提供予定です。現在、400人のマンスリーサポーターの登録を目指しています。
このような活動は、皆さまのご寄付に支えられて実現しております。
今後も皆さまの温かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
(投稿)代表理事
下里夢美
NPO法人アラジは、世界最貧国「シエラレオネ共和国」で貧困削減を目指し活動する国際協力NGOです。
事務局 所在地
お問合せ