Posts Tagged "途上国支援"

(2022年9月12日)渡邊裕樹さんを新任理事として迎えました。

2022年9月12日

この度、NPO法人アラジの理事会に、渡邊裕樹さんが新たな理事として就任されました。

就任に際してメッセージをいただきました。

これからの人生で何を大事にして生きていくか、35歳でじっくりと考えていた時に国際協力分野にその答えの可能性を感じました。

そして、多くの情報に触れ学びを通じて、その答えが「誰かの夢を応援すること」にあるという結論に至りました。

代表理事の登壇イベントでアラジの活動を知り、深く共感し、そこに携わらない自分が想像できなかったことから活動参画を決めました。

約一年半に渡り、社会人プロボノとしてファンドレイジング活動に携わる中で、日々学び、向き合う社会課題の解決に対する自分の想いは更に強くなっています。

当然のことながら、アラジが取り組む社会課題は一朝一夕で改善されるものではなく、アラジの活動には2050年での到達目標があります。

理事の立場として自分にできることを通して力となり、長きに渡りアラジの活動を支えたいと思います。

新たな体制でよりよい支援を届けられるよう、チーム一丸となって活動を進めてまいります。

今後ともNPO法人アラジへのご支援・ご協力よろしくお願いいたします。

(投稿)インターン生 西村郁哉

(2022年9月12日)新たに23名のシングルマザーが高校に進学いたしました。進学準備金がアラジより支払われます。

2022年9月12日

サポーターの皆さま

日頃よりご支援いただき心より感謝申し上げます。

NPO法人アラジでは、10代のシングルマザーが赤ちゃんを育てながらもう一度公教育に復学するため、2か月に一度の奨学金給付支援を実施しています。

この度、支援に関する新たな動きがございましたので、情報の方を共有させていただきます。

今月、新たな支援対象者が加わり、現在皆さまのサポートにより復学した10代のシングルマザーは47名となる予定です。

また、23名の女の子が今月9月より、高校に入学しました。

進学の際には、制服・教科書などの費用の進学準備金、300Le(約3,000円)がアラジより支払われます。

本年度は、70名のシングルマザーに支援を届けることを目標に活動しております。

この目標に向けてNPO法人アラジは、マンスリーサポートだけでなく、新たに「キモチと。」での寄付受付を開始いたしました。

「キモチと。」とは、本などの不用品を寄付することで自分が応援したい活動や団体を支援することができる、BOOKOFFの寄付募集サービスです。

ぜひこちらのサービスもチェックしてみてください。

「キモチと。」アラジ特設ページはこちら

「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」のために、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

10代のシングルマザー復学支援について詳しい内容はこちら

(投稿)インターン生 西村郁哉

(2022年9月12日)インターン卒業生インタビュー(魏思雨さん)

2022年9月12日

8月にアラジのインターンを卒業した魏さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

大学3年生の魏思雨です。2022年5月から3か月間、インターン生として活動していました。中国出身の留学生ということもあり、国際的視点で物事を考えることに興味を持っています。

アラジに応募したきっかけは何ですか?

2年生の時、世界各地での児童教育をテーマにしたドキュメンタリーを観て、アフリカでの基礎教育に関心を持つようになりました。発展途上国での教育改善について自分が貢献できる方法を探し、非営利組織のインターンに応募しようと考えました。JANICのウェブサイトでシエラレオネだけを支援対象にしたアラジに惹かれました。アラジならではの男子中高生向けの性教育プログラムが印象深く、西アフリカに位置する特定の国について詳しく勉強する機会を逃してはいけないと強く感じました。

どんな業務に携わりましたか?

ちょうど5月にアラジでの活動を始めたので、リターン品製作や年次報告書の作成に携わることができました。感謝の気持ちを込めて、サポーターの皆さまへのメッセージを書き、強いコネクションを感じることができました。日常の業務としては、支援状況の把握と管理、現地スタッフとのやり取り、募金キャンペーンの実行、SNS広報といった一般業務に関わらせていただきました。特にシエラレオネ現地ニュースの記事作成に関与し、シエラレオネのことをもっと知ってもらえることができ、達成感を得ることができました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

これまで西アフリカに対して、「極貧」というざっくりとした印象しかなかったのですが、現地スタッフとの交流や情報収集を通じて、シエラレオネへの理解がかなり深まりました。代表の下里さんが、サポーターの方たち全員の情報を覚えていることが印象深く、感心しました。このように一人ひとりのサポーターと強いコネクションを結ぶからこそ、アラジの継続寄付を長く続けていただけるのだと、NPO運営について学ぶことができました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

機会があれば、実際にアフリカに行って、現地の人たちの生活を知りたいです。国によって経済的、教育レベル的に大きなギャップがあるかもしれませんが、私の知識と経験を通じて、相互理解を促進し、このギャップをできるだけ埋めることができればと思います。一方、アフリカだけではなく、身近にある社会問題にも積極的に取り組みたいです。

魏さん、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!

現在、ボランティアさんを募集しています!!

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。

東京の事務局または、オンラインのどちらでもご参加可能です!

ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

ボランティアをお考えの方はこちら

(投稿)インターン 西村郁哉

(2022年9月9日)【セミナー】9/16(金)13時半~ マンスリーサポーター募集徹底セミナーを開催します。

2022年9月9日

NPO法人アラジ主催の「マンスリーサポーターと一緒に課題解決を目指そう!新たな仲間を増やし、活動に参加してもらうには?」を開催いたします。

弊会は、2017年よりNPO法人化し、西アフリカのシエラレオネ共和国での教育支援を実施している日本のNPOです。

昨年2021年5月より、マンスリーファンディングなどの様々な月額寄付サポーター募集キャンペーンを通して、約210名のマンスリーサポーター登録を実現しました。現在311名の仲間に全体収入の5割を支えられ、活動を継続しています。マンスリーサポーターの7割はSNSを通じた初めての寄付者で、既存の約1割のサポーターが、マンスリーサポートの増額をしてくださっています。

多くの方から毎月少額の定期的なご寄付をいただき、かつサポーターの皆さまにより仲間意識をもって繋がっていただくことは、NPO運営における中長期計画を実現する上で、なくてはならない財政基盤の安定化にも繋がります。

一方で、「組織の安定財源」や「寄付の方法」としてマンスリーサポーター募集をアピールするのではなく、いかに課題と財源がマッチしており、「月額寄付が課題を変える方法として有効である」という共通認識が、ご支援をお願いする上では不可欠と考えます。

マンスリーサポーターの皆さんを「お金を託してくれる人」だけとして見るのではなく、一緒に課題を解決する「大切な仲間」として活動に参加していただくには、どうすればいいのか?本講座にご参加の皆さんに、シェアさせていただきます。

弊会の様々なチャレンジを通して培ってきた、マンスリーサポーター「募集と継続」のノウハウを、要点を押さえてお話します。

セミナー概要

  • 開催日時:16日(金)13:30~14:40(13時27分から入室可能)
  • 開催場所:オンライン(zoom)
  • お申込み期限:当日13時20分まで
  • 申し込み方法:Peatixでチケットをご購入ください。

※参加中のスクリーンショットや、画面録画などはお控えください。

こんな人におすすめ

  • 月額寄付サポーター募集にご関心のある方
  • NPO法人の資金調達(ファンドレイジング)を学びたい方
  • 国際協力NGOのファンドレイジング担当の方

参加費

2,500円
※団体内で複数名参加される場合でも、人数分のチケットをお手配ください。

見逃し配信チケット
2,500円
※1か月間ご視聴可能です。
※動画の団体内でのシェアはご遠慮ください。

イベントスケジュール

13:27 zoom入室可能
13:30〜13:35 イベント参加の注意点
13:35~13:40 参加各団体の自己紹介
13:40〜14:20 マンスリーサポーター募集徹底講座(40分)
14:20~14:35 質疑応答
14:35~14:40 アナウンス・閉会

講座登壇

NPO法人アラジ 代表理事:下里 夢美

主催:NPO法人アラジとは

NPO法人アラジとは、高校2年生17歳だった代表の下里夢美(しもさとゆめみ)が、テレビ番組でシエラレオネ共和国が「世界で一番平均寿命が短い国」と知り衝撃を受けたことがきっかけで始まりました。代表下里が大学卒業後の2014年に任意団体として創設、2017年にNPO法人化してから8年間で述べ1,154名の最貧困家庭の子どもたちに教育を提供してきました。


NPO法人アラジ:公式Twitter
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NPO法人アラジ:公式Facebook
NPO法人アラジ:公式Instagram

お問合せ
info:alazi.org

お申込みはこちら

投稿者 インターン生 橋本真碧

3分でわかるシエラレオネ紹介シリーズ「人工妊娠中絶法編」Vol.14

2022年9月8日

NPO法人アラジを日ごろ支えてくださっている皆様、誠にありがとうございます。私たちNPO法人アラジは、シエラレオネ共和国において、困難な立場に置かれている子どもや大人たちへ、様々な支援事業を日々実施しています。

今月も、支援者の皆様に、3分でわかるシエラレオネ紹介をお届けします。

1. 人工妊娠中絶法

妊娠中絶とは、妊娠20週目以前に妊娠を終了させることとWHOは定義しています。

また、日本の母体保護法では、「胎児が、母体外において、生命を保続することのできない時期に、人工的に、胎児及びその付属物を母体外に排出すること」と人工妊娠中絶を定義しています。

多くの国で女性の権利として認められている一方で、法律上認められていない、あるいは厳しい条件下でのみ許されている国も少なくありません。

2022年6月に、アメリカで長年女性の権利として憲法上認められてきた人工妊娠中絶に関して、米連邦最高裁で判断が覆されたニュースもあったことから、近年の動向に関心がある方も多いかもしれません。

例外を一切認めない一部の国を除き、一般的に以下のようなことが言えます。

先進諸国では母体のリスクがあるときだけでなく、経済的・社会的理由や母親の要望に応じて行われる場合が多いのに対し、途上国や宗教的影響の強い国では、身体の健康が理由であっても、ましてや強姦の場合であっても中絶の権利が認められないことが普通とされています。

参考データ

2. シエラレオネの現状

シエラレオネでは、一般的に中絶基準が厳しいアフリカ諸国の中でも、特に厳しい基準を設けている国です。

そして、母体のリスク以外での中絶が認められていないがために、安全でない中絶を選ばざるを得なくなり、最悪の場合死亡するケースも多くあります。事実、シエラレオネの妊産婦死亡率は、10万人あたり約1,000名、その1割は危険な中絶(大量の抗生剤や麻薬を摂取)によるものというデータがあります。

この「産まざるを得ない状況」により、経済的基盤が不安定なままシングルマザーになり、男性側の支援も受けられず、自身の教育を諦めなければならない女性が後を絶ちません。

もし復学の機会を得たとしても、いじめや陰口と言った社会的なスティグマに苛まれ、結局彼女たちは孤立してしまうことになるのです。

3. より良い中絶環境に向けて

シエラレオネ、そして世界中で女性が人工中絶の権利を得るために、国際機関や国レベルでのアプローチが必要になります。実際にWHOは2022年3月に中絶に関する新たなガイドラインを策定し、女性の意思決定の尊重・医学的に不要な条件などを排除する方針を推奨しています。

しかしそれだけではなく、有効な避妊方法の普及活動や男性側の意識改革といった草の根レベルでの活動も必要ではないでしょうか。

実際にアラジでも、男子中高生を対象とした性教育プログラム「ハズバンドスクール」を通して、女性の権利・教育の重要性を男性側に知ってもらう活動を行っています。

人工妊娠中絶は、女性だけの問題ではないという意識がシエラレオネだけでなく、世界中に広まることを願ってやみません。

いかがでしたでしょうか?

また、来月も、シエラレオネ3分紹介シリーズをお届けしていきます!

3分でわかるシエラレオネ紹介♪編集

下里夢美

西村郁哉

アラジのサポーターになりませんか?

シエラレオネの男女間教育格差は、上記のような中絶の禁止だけが要因となっているのではありません。手に入らない避妊具、性教育の不足、性暴力など、その要因は多岐にわたり、約1.7割の10代の女の子がシングルマザーになることで、初等・中等教育の機会や、その後の夢への進路を失っていると言われています。

シエラレオネで8年間に渡り、教育支援活動を続けている私たちアラジは、シングルマザーの復学支援の他にも、3つのプログラムで、20,700名の子ども達への新たなアプローチを目指しています。アラジの仲間になっていただけませんか?

アラジでは、毎月500円から寄付していただく、マンスリーサポーターを新たに募集中です。サポーターだけの5つの特典も、ぜひご覧ください。

「誰もが夢に向かって努力できる社会」の実現を一緒に目指していきましょう。

ご寄付はこちら

(投稿)インターン 西村郁哉

(2022年9月7日)アラジの仲間!応援者メッセージ(田村 翼さん)No.115

2022年9月8日

アラジの仲間!応援者メッセージ(田村 翼さん)

日ごろからNPO法人アラジの活動への応援・ご支援をありがとうございます。

私たちアラジは、2022年7月7日~2022年8月31日まで、新たに100人の仲間を募集する、マンスリーファンディングを実施しておりました。そのために応援メッセージをお寄せ下さった、田村 翼さんからの温かいメッセージを紹介させていただきます。

(2022年9月7日)アラジの仲間!応援者メッセージ(矢部 杏奈さん)No.114

2022年9月8日

アラジの仲間!応援者メッセージ(矢部 杏奈さん)

日ごろからNPO法人アラジの活動への応援・ご支援をありがとうございます。

私たちアラジは、2022年7月7日~2022年8月31日まで、新たに100人の仲間を募集する、マンスリーファンディングを実施しておりました。そのために応援メッセージをお寄せ下さった、矢部 杏奈さんからの温かいメッセージを紹介させていただきます。

(2022年9月7日)アラジの仲間!応援者メッセージ(菊池 大幹さん)No.113

2022年9月8日

アラジの仲間!応援者メッセージ(菊池 大幹さん)

日ごろからNPO法人アラジの活動への応援・ご支援をありがとうございます。

私たちアラジは、2022年7月7日~2022年8月31日まで、新たに100人の仲間を募集する、マンスリーファンディングを実施しておりました。そのために応援メッセージをお寄せ下さった、菊池 大幹さんからの温かいメッセージを紹介させていただきます。

(2022年9月7日)アラジの仲間!応援者メッセージ(西田 和奏さん)No.112

2022年9月8日

アラジの仲間!応援者メッセージ(西田 和奏さん)

日ごろからNPO法人アラジの活動への応援・ご支援をありがとうございます。

私たちアラジは、2022年7月7日~2022年8月31日まで、新たに100人の仲間を募集する、マンスリーファンディングを実施しておりました。そのために応援メッセージをお寄せ下さった、西田 和奏さんからの温かいメッセージを紹介させていただきます。

(2022年9月5日)代表理事の下里夢美が「mySDG」様に取材・掲載されました。

2022年9月5日

この度、代表理事の下里夢美が「mySDG」様に取材掲載されました。

『mySDG』とは、法人・個人問わず地球市民がSDGsに向けたアクションに関する投稿をし、それぞれが決めたゴールに対する進捗を見える化していくプラットフォームです。

NPO法人アラジ立ち上げまでの経緯や、ハズバンドスクールでの実績、そして今後の展望等についてもお話させていただいております。

ぜひご覧ください!

記事はこちら