Category "ハズバンドスクール"

(2026年8月16日)教員向け性教育トレーナーの記念式典を開催しました!

2026年8月16日

当事業について

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、事業地であるシエラレオネ・ケネマにおいて、2026年1月より、学校での性教育を強化するための教師に対する研修を実施しています。

この研修は、思春期の予期せぬ妊娠や中途退学を防ぐことを目的に、学校の先生が正しい知識と指導方法を身につけ、継続的に授業を行えるようにする取り組みです。

今回はまず試験的な取り組みとして、5校から10名の教師が参加しています。

この研修はJICA基金によって実施され、教育省と保健省が連携して学校現場での質の高い性教育の定着と普及を目指しています。


教員向け性教育トレーナーの記念式典を開催しました!

いつもNPO法人アラジの活動を応援していただき、ありがとうございます。

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、シエラレオネ・ケネマ市にて、性教育トレーナー育成事業の研修と最終試験を終えた先生方を称える記念式典(授賞式)を開催いたしました!

会場となったケネマ市のホールには、研修を修了した教員をはじめ、地域リーダー、教育関係者、政府機関や現地ステークホルダーが一堂に会し、子どもたちの教育と健康の改善に向けた節目を共にお祝いしました。

地域社会と行政が一体となった記念式典

式典の司会を務めたオーガスタン・A・サノー(Augustine A. Sannoh)氏の歓迎の挨拶で幕を開けた式典では、復学支援や性教育を通じた若者への啓発活動など、アラジ/JaSiLe Foundationの取り組みが紹介されました。

また、現地行政や関係機関の代表者からも期待と祝辞のメッセージが寄せられました。

  • ケネマ地区評議会 ジェンダー担当官(Abibatu Amara氏): 「性教育は10代の妊娠を防ぐために不可欠です。若者に性に関する正しい情報を提供することで、自ら責任ある選択をし、自らの未来を守ることができるようになります」
  • 関係機関からの後押し: シエラレオネ教員組合(SLTU)、警察の家族支援課(FSU)、教育省(MBSSE)、保健省の代表者が登壇し、10代の妊娠削減と若者の保護に向けた性教育プログラムへの継続的な協力を力強く誓ってくれました。

現地マネージャーPidiaより:事業の成果と今後の展望 JaSiLe Foundationマネージャーのジョセフ・アリウ・ピディア(Joseph Allieu Pidia)からは、今回の教員研修のねらいと事業成果が発表されました。

  • 教員研修の成果: 5校から選抜された10名の教員がパイロット版研修を修了。各学校や地域で包括的性教育を広める「性教育アンバサダー(トレーナー)」として育成されました。今後はさらに多くの学校へ拡大予定です。
  • これまでのインパクト: 2021年の設立以来、99名の10代シングルマザーの復学を支援。さらに、166校以上の小中学校で7万8,000名を超える生徒たちへ性教育を届けてきました。

修了証の授与と参加者の声

式典のハイライトとして、最終試験に合格した先生方一人ひとりに認定証が手渡されました。

研修を受けた教員の代表であるジョセフィン・ティアンゲ・モモドゥ(Josephine Tiangay Momodu)先生は、アラジへの感謝を述べるとともに、「研修で得た知識を実際の教室で実践し、みんなで協力して10代の妊娠を減らしていきましょう」と同僚の先生たちへ力強く呼びかけました。

今後の取り組み

式典の締めくくりには、政府機関、学校、地域社会、保護者、支援団体がより強固に連携し、子どもたちが正しい知識と適切なガイドラインを得られる環境を作っていくことが再確認されました。

認定証を受け取った10名の先生方は、それぞれの赴任校に戻り、子どもたちへ直接性教育を届けるステップへと進みます。アラジは今後も「年に最低3回、30人以下のクラスでの実施」をモニタリングし、現場の先生たちを伴走支援してまいります。

地域全体で子どもたちの未来を守るこの取り組みを、引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。

引き続き、応援をよろしくお願いいたします!

(投稿)代表理事・下里夢美

(2026年7月27日)性教育トレーナー育成事業の最終試験を実施しました。

2026年7月27日

2026年性教育トレーニング事業の最終試験実施のお知らせ

ケネマで包括的性教育の教師研修

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、事業地であるシエラレオネ・ケネマにおいて、2026年1月より、学校での性教育を強化するための教師に対する研修を実施しています。

この研修は、思春期の予期せぬ妊娠や中途退学を防ぐことを目的に、学校の先生が正しい知識と指導方法を身につけ、継続的に授業を行えるようにする取り組みです。

今回はまず試験的な取り組みとして、5校から10名の教師が参加しています。

この研修はJICA基金によって実施され、教育省と保健省が連携して学校現場での質の高い性教育の定着と普及を目指しています。


■ 最終試験を実施しました

先日無事に現地の教員を対象とした研修プログラムが完了し、続いて先生方の「理解度テスト」である最終試験を実施しました。

研修で学んだ包括的性教育(CSE)の知識や、10代の妊娠・性暴力などの課題に対する指導法について、先生方は真剣な眼差しで最終試験に臨んでくださいました。


 最終試験終了!先生方の情熱と成果

単に研修を受けるだけでなく、知識を確実に自分のものにし、実際に教室で子どもたちへ正しく伝えられるように実施した今回の最終試験。

多忙な日々のなか、復習を重ねて全力で最終試験に挑戦してくださった先生方の姿から、子どもたちの未来を守りたいという強い情熱が伝わってきました。きます。


最終試験結果を踏まえ、授賞式を開催!

最終試験には先生方全員が合格することができました。「性教育トレーナー」としての合格者を称える記念式典を開催いたします!

後日、合格した先生方には記念式典にて認定証を授与します。式典には教育と保健省の担当者も参加する予定です。

この式典は、先生方のモチベーション向上はもちろん、学校や地域全体に「包括的性教育の重要性」を広める大切な機会となります。

担当者(現地スタッフ)からのメッセージ 

私たちはシエラレオネの人々のために本当に素晴らしい活動をしていますが、活動を広く届けるためには地域社会や関係者(ステークホルダー)とのつながりが非常に重要です。いくら良い支援をしていても、周囲に知られなければその成果は隠れてしまいます。今回も、記念式典を開催することで、本活動を広く伝えたいです。

■ 今後の取り組み

アラジの取り組みは、研修や授賞式を開催して終わりではありません。

今回のトレーニングを受けた先生たちが自身の赴任校に戻り、実際に生徒たちへ性教育を届けるプロセスまでモニタリングを行っていきます。

認定を受けた先生方には、「年に最低3回、30人以下のクラスで性教育を実施すること」を条件づけており、アラジは先生たちが現場で直面する課題にも寄り添いながら定期的にフォローを続けていきます。

このように、地域の中で持続的に教えられる「性教育の担い手」を着実に増やすことで、子どもたちが正しい知識を持ち、自分らしく安全に生きられる未来を目指しています。

授賞式の様子や先生方の今後の活動についても、引き続きこちらの活動報告にて皆様にお届けしてまいります。ぜひ楽しみにお待ちください!

引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。

(投稿)花木枝里奈

(2026年2月27日)性教育トレーナー育成事業をスタートしました。

2026年3月6日

2026年性教育トレーニング事業実施のお知らせ

ケネマで包括的性教育の教師研修がスタート

NPO法人アラジの現地法人JaSiLe Foundation(ジャパン・シエラレオネファンデーション)は、事業地であるシエラレオネ・ケネマにおいて、学校での性教育を強化するための教師に対する研修を開始しました。

この研修は、思春期の予期せぬ妊娠や中途退学を防ぐことを目的に、学校の先生が正しい知識と指導方法を身につけ、継続的に授業を行えるようにする取り組みです。

今回はまず試験的な取り組みとして、5校から10名の教師が参加しました。研修の開始にあたり、教育省と保健省の関係者が出席し、今後の連携について重要な確認と合意が行われました。

この研修はJICA基金によって実施されています。


■ 教育省が正式に確認・後押し

ケネマ教育省は、思春期の「性と健康、そして自分の身体に関する権利」を学ぶ教育が、すでに学校の公民教育の一部として認められていることを改めて確認しました。

そして今回の研修は、その内容を学校でより確実に実施するための重要な取り組みであると強調しました。

研修を修了した教師には修了証が授与され、各学校で中心となってこの教育を進めていくことが期待されています。

また、今後の体制づくりとして、次の取り組みを進めることが提案・合意されました。

  • 子どもが安心して相談できる「意見箱」を学校内に設置すること
  • 子どもの安全を守るための委員会を各学校に設けること
  • 活動の進み具合を教育省へ定期的に報告すること

これにより、問題が起きた場合にも早い段階で対応できる仕組みを整えてることを、検討していきます。


■ 保健省も全面的に協力

ケネマ地区の保健当局も、本取り組みを高く評価し、全面的に支援することを表明しました。

特に次の点で協力していくことが確認されました。

  • 学校内の保健クラブ(健康について学ぶ生徒のグループ)との連携
  • まだ設置されていない学校への保健クラブ設立支援
  • 生徒同士が経験や知識を分かち合う学びの機会を大切にすること
  • 保護者向けの学習機会を地域全体で広げること
  • 医療機関とも協力し、現状を把握するための調査を行うこと

提案実施については、より慎重に検討していきます。また、当事業で集めたデータは、今後の活動改善に活用していきます。


■ 教師からの前向きな声

参加した教師たちからは、「生徒にとって今まさに必要な内容だ」という声が多く上がりました。自校での実践に向けて、積極的に取り組む意欲が示されました。

また、「もっと早い段階から教えることが大切ではないか」という意見も出され、小学校段階への拡大についても今後検討していく方向性が共有されました。

研修参加者同士が継続的に情報交換できるよう、連絡グループも立ち上げられました。


■ 今回の意義

今回の研修は、単なる一度きりの研修ではありません。学校、教育省、保健省が連携し、地域の制度の中に性教育を根づかせていく第一歩となりました。

アラジは今後も、思春期の妊娠予防と中退防止に向けて、持続可能な仕組みづくりを進めていきます。


研修実施の様子

(投稿)古曳正哉

(2025年3月7日)≪11月・1月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを6校に実施し4,263名が参加/実施数は106校に。

2025年3月10日

≪11月・1月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを3校に実施!

こんにちは、インターン生の鷺坂です。いつもアラジの活動を応援してくださる皆さまへ、1月・2月の活動報告レポートをお送りいたします。

先月の活動に引き続き、11月・1月には、私たちの包括的性教育プログラムがシエラレオネのケネマ県3校で実施され、中高生男女2,067名が参加しました。

2024年4月から、今年度「包括的性教育プログラム」をスタート。シエラレオネ共和国ケネマ県の38校に性教育プログラムを実施し、中高生男女21,650名が参加しました。2021年からはじまった当事業のこれまでの総実施数は106校42,586になりました。

また、性教育スピーチコンテストを1校で開催し、代表生徒10名の中から、1位が選ばれました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「包括的性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)インターン 鷺坂 サハラ

(2024年11月5日)≪10月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを11校に実施し7,529名が参加/実施数は100校に。

2024年11月5日

≪10月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを11校に実施!

こんにちは、インターン生の水原です。いつもアラジの活動を応援してくださる皆さまへ、10月の活動報告レポートをお送りいたします。

9月の活動に引き続き、10月には、私たちの包括的性教育プログラムがシエラレオネのケネマ県11校で実施され、中高生男女7,529名が参加しました。

2024年4月から、今年度「包括的性教育プログラム」をスタート。シエラレオネ共和国ケネマ県の32校に性教育プログラムを実施し、中高生男女17,387名が参加しました。2021年からはじまった当事業のこれまでの総実施数は100校38,323になりました。

また、性教育スピーチコンテストを1校で開催し、代表生徒10名の中から、1位が選ばれました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「包括的性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)インターン 水原 美月

(2024年9月26日)≪9月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを5校に実施し2,230名が参加/実施数は86校に。

2024年10月1日

≪9月活動報告≫2024年度、性教育プログラムを5校に実施!

こんにちは、インターン生の水原です。いつもアラジの活動を応援してくださる皆さまへ、9月の活動報告レポートをお送りいたします。

8月の夏休み期間が終わり、9月より新学期がはじまったシエラレオネ。

9月には、私たちの包括的性教育プログラムが5校で実施され、中高生男女2,230名が参加しました。

2024年4月から、今年度「包括的性教育プログラム」をスタート。シエラレオネ共和国ケネマ県の18校に性教育プログラムを実施し、中高生男女7,309名が参加しました。2021年からはじまった当事業のこれまでの総実施数は86校28,245名になりました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「包括的性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)インターン 水原 美月

(2024年7月26日)≪6月活動≫2024年度、性教育プログラムを12校に実施し4,417名が参加/実施数は80校になりました。

2024年7月26日

5月の活動に続き、今月も現地スタッフのPidiaにより性教育プログラムが3校で実施され、中高生男女1401名が参加しました。

2024年4月から、今年度「性教育プログラム」をスタート。シエラレオネ共和国ケネマ県の12校に性教育プログラムを実施し、中高生男女4,417名が参加しました。これまでの総実施数は80校25,353名になりました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)インターン 山田 真理子

(2024年6月10日)≪5月活動≫2024年度、性教育プログラムを9校に実施し3,016名が参加/実施数は77校になりました。

2024年6月10日

5月8日から5月30日の約3週間にわたってアラジスタッフ小川・現地インターン生高澤によるシエラレオネ現地渡航がおこなわれました。その間、4校へ訪問し、441名に性教育プログラムを実施いたしました。

また、性教育プログラム実施に日頃ご協力いただいている地元教育省や警察にも訪問し、さらなる連携強化に向けた話し合いをいたしました。

2024年4月から、今年度「性教育プログラム」をスタート。シエラレオネ共和国ケネマ県の9校に性教育プログラムを実施し、中高生男女3,016名が参加しました。これまでの総実施数は77校、23,952名になりました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)スタッフ 寺田 純菜

(2024年5月7日)2024年度の性教育プログラムがスタート!5校に実施し2,575名が参加/実施数は73校になりました。

2024年5月10日

2024年度4月より、シエラレオネ共和国ケネマ県の5校に「性教育プログラム」を実施し、中高生男女2,575名が参加しました。これまでの総実施数は73校、23,511名になりました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)インターン 柿崎 杏夏

(2024年2月20日)24年1月:代表下里出張報告(2)/初開催!性教育スピーチコンテストを実施しました!

2024年2月27日

こんにちは、代表理事の下里夢美です。

2024年1月12日(金)に成田空港を出発し、8度目のシエラレオネ現地出張に行ってまいりました。今回のHPでの活動報告記事(2)では、出張中に初めて開催した、性教育スピーチコンテストについてご報告します。

こちらはコンテストに参加した生徒や審査員、現地スタッフたちの様子です。コンテスト関係者全員がそれぞれの役割を全うし、大盛況かつスムーズな開催となりました。

コンテスト参加者たちの様子

活動をはじめて約10年。これまでに延べ2000人以上の子ども達に勉強の機会を届けてきました。しかし、そうした中で目の当たりにするのは、中学校2年生頃より広がっていく男女の教育格差です。

その大きな要因の一つに「若年妊娠」があります。6人に1人の女の子が、妊娠によって退学を余儀なくされてしまうのです。そんな10代で親になってしまう女の子たちに、私たちは電子マネーによる現金給付や、転校支援などをおこなってきました。

私たちのサポートで復学する10代シングルマザーの女の子の様子

そしてこの度、おこなわれてきた性教育プログラムをより継続的・文化的なものにするため、「性教育スピーチコンテスト」を実施しました。今回は11名の生徒がスピーカーとして登壇しました。

審査員を務める教育省関係者や学校の先生たち

避妊や性的同意、リプロダクティブヘルス・ライツなどを含む性教育をテーマに、生徒たちは3分という持ち時間のなかで堂々と発表します。

人前で意見を発することに戸惑いがない彼らの姿勢に感銘を受けました。

当日の会場には現地・日本メディアもかけつけ、大盛り上がり。優勝した女子生徒は、嬉しさのあまり涙を流していました。彼女は地元のラジオ局への出演が決まりました。

コンテストに優勝した女子生徒

参加者のなかには、アラジがサポートする10代シングルマザーや過去に女の子を妊娠させてしまった経験を持つ男子生徒も。

性教育について自身の経験を踏まえて伝える、という今回の経験は彼らのなかで一生の思い出になっていると思います。

この活動をシエラレオネ全土に広めて、社会を変えるきっかけにしたい。パイロット版での実施となりましたが、次回の開催も期待されるところです。

コンテストに参加した生徒たちと代表下里

開催に際してクラウドファンディングや毎月のサポートで応援いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

このように、私たちアラジが事務所を置く、ケネマ県の様々なステークホルダーを巻き込み、現在子どもたちの就学を大きく妨げている「若年妊娠」の根本解決に向けて、性教育プログラムを実施しています。

今年は約10000人への実施に向けて、準備を進めており、24年度の活動で累計約3万人に私たちの教科書を利用した性教育プログラムを提供予定です。現在、400人のマンスリーサポーターの登録を目指しています。

このような活動は、皆さまのご寄付に支えられて実現しております。
今後も皆さまの温かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

ご寄付ページはこちら

(投稿)代表理事
下里夢美