Category "活動報告"

(2022年1月21日)口座振り込みキャンペーンのご報告

2022年1月21日

NPO法人アラジでは、寄付月間である12月1日(水)から12月31日(金)までの1ヶ月間、口座振り込みによる、100万円のご支援を募集する寄付キャンペーンを実施していました!

今回のキャンペーンを通して、624,994円のご支援をいただきました。

目標としていた100万円には届きませんでしたが、皆様のあたたかいご支援、誠にありがとうございました。

皆様からいただいた大切なご支援をもちまして、シエラレオネの若年妊娠女子の復学支援、男子中高生への性教育プログラムを進めてまいります。

この度、応援・ご支援いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

キャンペーンは終了いたしましたが、引き続き、より多くの子どもたちにサポートを届けるために口座振り込みの寄付は受け付けております。

アラジの目指す社会にご共感いただける方、ご協力よろしくお願いいたします。

ご支援の振り込み先

※ゆうちょ銀行以外の銀行からご支援をお考えの方は、12月30日までにお振込みください。

銀行名ゆうちょ銀行
記号10160
支店名〇一八(ゼロイチハチの「ゼ」で検索)
口座種別普通預金
口座番号5675963
口座名トクヒ)アラジドリームプロジェクト

(投稿)スタッフ 宮川琳

(2022年1月21日)マンスリーファンディングのご報告

2022年1月21日

12月10日より実施しておりました継続月額寄付者100名を募集するマンスリーファンディング(Syncableサイト)が、1月20日をもって終了いたしました。

41日間の挑戦で、75名の方から月額増額74,963円 のご支援をいただきました。

目標の100名を達成することはできませんでしたが、終盤に多くの方が応援メッセージを発信してくださったり、シェアをしてくださったおかげで、最後の2日で50名の方が新たにサポーターになってくださりました。

スタッフ一同、心よりお礼申し上げます。ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございます。

皆様からいただいた大切なご支援をもちまして、これからもシエラレオネの困難な状況でも勉強を諦めない子どもたちにサポートを届けてまいります。

この度、応援・ご支援いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

マンスリーファンディングは終了いたしましたが、サポートを届けていくために、引き続きサポーターは募集しております。

アラジの目指す社会にご共感していただける方は、下記より、ご登録お願いいたします。https://secure.alazi.org/supporter/member.php

                                NPO法人アラジ スタッフ一同

(2021年1月14日)ファンドレイジングチームメンバーのご紹介 No.5

2022年1月14日

アラジのファンドレイジングチームのメンバーをご紹介します!

NPO法人アラジをご支援、応援していただいている皆さま、誠にありがとうございます。

本日は、アラジのファンドレイジングチームに所属する宮川 琳(みやがわ りん)を紹介いたします。

自己紹介をお願いします!

こんにちは!

NPO法人アラジのスタッフの宮川琳(みやがわ りん)と申します。

インターン2期生として活動していました。

普段は何をされていますか?

去年の4月から1年大学を休学して、NPOのサポートをしている会社で働いたり、ある国際協力団体のファンドレイジング活動を行ったりしています。

ファンドレイジングチームにはどのようなきっかけで参加されたのですか?

NPO団体の資金調達方法に興味があったので、参加させていただきました。

ファンドレイジングチームではどのような業務を担当していますか?

アラジを応援してくださっている皆さまに書いていただいた応援メッセージをSNSに投稿したり、活動報告の記事を書いたりしています。

支援者の皆さまへメッセージをお願いします!

何とかしたいと思っているだけでは、世界の圧倒的な格差を埋めることはできません。

少しでもアラジの目指す世界に共感していただける方、シエラレオネの現状を何とかしたいと思われた方は、この機会に一緒に立ち向かってくださる仲間になっていただけると嬉しいです!

NPO法人アラジでは、ファンドレイジングチームを中心に2021年12月10日から2022年1月20日まで、100名のマンスリーサポーターを募集するマンスリーファンディングを実施しています。

アラジへのマンスリーサポーター登録で、困難な状況でも勉強を諦めない子どもたちに、あなたの力をかしてください!

マンスリーファンディングのページはこちら

(投稿)

(2022年1月7日)インターン卒業生インタビュー(栗田紗希さん)

2022年1月7日

1月にアラジのインターンを卒業した栗田さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

こんにちは!
2021年11月から2022年1月まで事務局インターンに参加させていただきました、大学3年の栗田紗希と申します!
大学では「公共経営学」を専攻し、行政・企業・NGO・地域コミュニティなどの様々な立場から社会課題への取り組みを学んでいます。

アラジに応募したきっかけは何ですか?

高校3年生の時にカンボジアでの教育ボランティアに参加して以来、「国際協力」に関心を持つようになりました。
途上国の「教育」「児童労働」「孤児」「女性の権利」などに関心があり、アラジの活動内容に興味を持ったとともに、「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」というビジョンに共感し、応募を決めました。

どんな業務に携わりましたか?

「10代のシングルマザー復学支援」中間報告書の作成、SNS広報、支援者情報のデータ分析など、様々な業務に関わらせていただきました!

インターンを通して学んだことは何ですか?

NPOは、本当にたくさんの方々からの温かいご支援に支えられているということを学びました。
応援してくださる方々との日頃からのコミュニケーションや、具体的な成果を活動報告として開示していくことがいかに重要かということを学びました。
途上国への関わり方はたくさんあると知ったので、自分なりの方法で今後も貢献していけたらと思っています!

思い描いている今後のキャリアについて教えてください!

途上国の人々がもつ可能性を、現地の人と共にカタチにしていきたいです!
またより多くの人が、社会課題に関心をもつ「最初の扉」をつくる存在になりたいと思っています!

栗田さん、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!

インターン生・ボランティアさんを募集しています!!

NPO法人アラジでは、インターン生やボランティアさんを随時募集しています。

東京の事務局または、オンラインのどちらでもご参加可能です!

ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

インターンをお考えの方はこちら

ボランティアをお考えの方はこちら

(投稿)スタッフ 宮川琳

(2021年12月27日)ファンドレイジングチームメンバーのご紹介 No.4

2022年1月5日

アラジのファンドレイジングチームのメンバーをご紹介します!

NPO法人アラジをご支援、応援していただいている皆さま、誠にありがとうございます。

本日は、アラジのファンドレイジングチームに所属する松藤 義尚(まつふじ よしなお)を紹介いたします。

自己紹介をお願いします!

こんにちは!

松藤 義尚(まつふじ よしなお)と申します!

普段は何をされていますか?

早稲田大学政治経済学部の学生です。

ファンドレイジングチームにはどのようなきっかけで参加されたのですか?

インターンシップに参加して、ファンドレイジングの意義の大きさと面白さに気付いたため、下里さんにお願いして参加させていただいています!

ファンドレイジングチームではどのような業務を担当していますか?

活動報告会進行やサポーターの方のマネジメントを行っています。

支援者の皆さまへメッセージをお願いします!

アフリカの教育課題は、目を背けてしまいたくなるほど深刻で、だけれども目を背けてはいけない現実だと思っています。一緒に取り組んでいただける仲間を待っています!

NPO法人アラジでは、ファンドレイジングチームを中心に2021年12月10日から2022年1月20日まで、100名のマンスリーサポーターを募集するマンスリーファンディングを実施しています。

アラジへのマンスリーサポーター登録で、困難な状況でも勉強を諦めない子どもたちに、あなたの力をかしてください!

マンスリーファンディングのページはこちら

(投稿)スタッフ 宮川琳

(2021年12月27日)1年間応援ありがとうございました!年末年始休業のお知らせ

2021年12月27日

1年間応援ありがとうございました!~年間活動ハイライトまとめ~

いつもNPO法人アラジを応援・ご支援いただき、誠にありがとうございます。

2021年も多くのサポーター様に支えられ、活動を続けることができました。

本当にありがとうございました。

(1)農村部定額給付支援

本年は、マケレ小学校の児童数が増え、360名の子どもたちが学ぶための定額給付支援を届けてまいりました。通年で、給食・先生へのお給料、トイレ建設費、備品費などに使用させていただきました。

▶「農村部定額給付支援」の2021年最新活動報告書はこちら

来年も引き続き、約360名への支援を継続するべく、実施体制を整えてまいります。

(2)シエラレオネ奨学金給付支援

本年は、20名の片親・里親家庭で働く子どもへの奨学金給付支援を実施しました。

主には受益者拡大にむけた「実施体制強化」に力を入れ、主に4つの制度改定を行いました。

▶「シエラレオネ奨学金給付支援」の2021年最新活動報告書はこちら

来年は「30名のひとり親世帯で働く子ども」にフォーカスし、首都フリータウンとケネマ県で支援を提供してまいります。

3)10代のシングルマザー復学支援

2021年3月から開始した、10代のシングルマザー復学支援は、来年3月末までの目標人数である半分の25名への復学登録が完了いたしました。

▶「10代のシングルマザー復学支援」の2021年最新活動報告書はこちら

来年は、約70名へのサポートを目指し引き続き活動を続けてまいります。

(4)男子中高生への性教育プログラム「ハズバンドスクール」

2021年11月より、10代のシングルマザーが中等教育を完了することを困難にする、若年妊娠の根本解決にむけて、男子中高生への性教育プログラム「ハズバンドスクール」を実施を開始いたしました。

▶「男子中高生への性教育プログラム」の2021年最新活動報告書はこちら

来年は、ケネマ県の10校1,200名へサポートを提供できるよう、体制を整えてまいります。

年末年始休業のお知らせ
下記の日程で、とおりとさせていただきます。

  • 年末年始休業期間:2021年12月29日(水)~2022年1月3日(月)

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

2022年は、既存の4つの事業をさらに拡大し、誰もが夢に向かって努力することのできる社会を目指して活動していきます。

2022年もNPO法人アラジの応援よろしくお願いいたします。

(投稿)スタッフ 宮川琳

(2021年12月27日)ひとり親家庭・里親家庭への奨学金給付支援プログラムの活動報告

2021年12月27日

2021年も多くのサポーターの皆さまに支えられ、「シエラレオネ奨学金給付支援」の活動を継続させていただきました。以下に、4月~12月末までの、奨学金給付支援の活動報告をまとめさせていただいております。

シエラレオネ奨学金給付支援

1.事業概要

(左)サポートを受けるひとり親家庭の男の子(右)NPO法人アラジ現地スタッフ

NPO法人アラジは、シエラレオネ共和国において、自然災害・不慮の事故・病気・失業などを原因とする保護者の金銭的貧困理由により、義務教育(小学校1年生〜中学校3年生まで)を完了することの困難な、片親家庭・里親家庭の子どもたちに対して、毎月定額の奨学金給付支援を行っています。

今年度は、シエラレオネ首都フリータウンで15名、ケネマ県で5名の合わせて20名に毎月のサポートを届けながら、主には「プログラムの実施体制強化」に努めました。(プログラム開始から述べ27名にサポートを届けています)

保護者には現金の受け取り証明として毎月写真撮影にご協力いただいています。

サポートを届ける子どもは、都市部の公立小学校5校と連携し、慎重にヒアリングを重ね、家庭の経済状況・家族構成・居住環境・毎月の児童労働時間などをもとに、決定していきます。

毎月の返済不要の給付金は、保護者によって子どもの生活費・教育費・医療費すべてに使用されます。

毎月、子どもたちの健康状態や成績表、家庭環境等をチェックする他、毎月の現金給付とは別に子どもたちの進学準備金や、急な事故・入院や手術を伴う病気の際の緊急時に使用できる緊急支援金制度を設けています。

※本プロジェクト紹介の際に、WEBページや活動報告書等で利用する情報・写真は、子どもに許可を取って掲載しております。また子どもの個人情報保護のため、子どもの写真とストーリーを一緒に掲載する場合は、子どもの名前はカタカナ表記のファーストネームのみ使用します。

奨学金給付支援について詳しくはこちら

2.今年度更新した支援基準について

支援開始前の家庭訪問の様子

奨学金を給付する支援基準を家庭の経済状況の調査を踏まえて、変更いたしました。

変更内容は以下の3点です。

(1)奨学金支援の受入れ条件の「月に160時間以上の児童労働を行う子ども」の条件を「月に100時間」に緩和いたしました。 これにより、より多くの子どもがサポートを受けられる環境を整えてまいります。

(2)月100時間以上児童労働していない場合でも、家庭の月の固定支出が一定金額以下であれば、受け入れることができるようになりました。 これにより「障害をもつ働いていない子ども」でもサポートが受けられるようになりました。

(3)家庭の経済状況を「世帯月収」ではなく「月の固定費の世帯支出額と家族人数」で算出することになりました。 これにより、より正確な世帯の経済状況を把握する体制を整えてまいりました。

(4)NPO法人アラジで、「チャイルドセーフガーディングポリシー」の制定を行いました。これにより、子どもの個人情報・人権などにより留意しながら、活動を推進する体制を整えました。現地スタッフにも、子どもの保護や性的搾取に対する研修を行い、事業地ごとに、子どもの人権侵害、性的搾取が起った場合の緊急連絡先(各地域警察署のFamily Support Unit)を明記した、英語版チャイルドセーフガーディングポリシーの制定を行いました。

3.家庭の経済状況によるサポートの終了

家庭の詳細な経済状況の把握により、3名の子どもたちが、2021年12月の給付を最後に支援を終了いたしました。

4.ケネマ県の5名の子どもたちに支援開始

2021年、首都のフリータウンだけではなく、新たにケネマ県の5名の子どもたちの奨学金給付支援を開始しました。

今後も「金銭的貧困を理由に、困難な状況にいる子どもが、初等教育を家族の元で完了する」ことを目指し、より多くの子どもをサポートできる体制を整えていきます。

6.今後の活動計画

シエラレオネ奨学金給付支援においては、引き続き首都のフリータウン、ケネマ県の困難な状況にいる子どもたちの初等教育の完了に務めます。来年は「30名のひとり親家庭の子ども」にサポートを届けるべく、実施体制を整えてまいります。

産まれた環境に関わらず、継続した学びの機会を提供するべく、アラジはこれからも支援活動を継続していきます。

2022年も、皆さまの温かいご支援とお力添え、どうぞよろしくお願いいたします。

以上

(投稿)スタッフ 宮川琳

(2021年12月18日)男子中高生への性教育プログラム「ハズバンドスクール」を実施しました! 

2021年12月24日

男子中高生への性教育プログラムを新たにスタートしました!

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が若年妊娠し、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

NPO法人アラジは、問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO「Global Village Network」と協働し、地域の中学校・高校での男子生徒へ向けた性教育プログラム「ハズバンドスクール」という新たな啓発活動を開始いたしました。

現地NGO「Global Village Network」 代表のピディーアさん

1. 事業概要-ハズバンドスクールとは

一人一冊テキストを配布し、男子中高生へむけた1時間のセッションを実施しました。

テキストでは、シエラレオネ地域特有の課題・価値観・認識等に十分留意し、シエラレオネ国内の法律・規則・政策等に沿って制作を行いました。

実施場所:ケネマ県 ルークスコマーシャル中学校・高校

実施人数:100名(男子中高生)

  • 女性の権利・教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

などについて、理解を深めました。

最後に、一人1つのコンドームを配布し、コンドームの正しい装着方法をレクチャーしました。

ハズバンドスクール実施時の様子
同級生に、コンドームの付け方をレクチャーする男子生徒

2. 活動の背景

NPO法人アラジは、2021年5月から「10代のシングルマザー復学支援」を実施しています。

若年妊娠によって、初等・中等教育を中退している10代のシングルマザーが、再び教育の機会を獲得し、経済的な自立や夢への実現を後押しすることを目的とした活動です。

10代のシングルマザー復学支援の中間報告書はこちら

10代のシングルマザー復学支援・毎月の経過観察実施の様子

シエラレオネにおいて10代の女の子が妊娠にいたるまでには、主に4つの理由があります。

(1)レイプなどの性暴力

シエラレオネの10代の女の子の約5.6%が、同意のない性交渉を経験したことがあると答えています。シエラレオネの伝統文化の多くは女性差別的で、女性が男性に同意をとることは容易ではありません。


(2)学校で性教育が提供されていない

教育現場で充分な性教育がなされていません。シエラレオネのほとんどの学校には保健室がなく、また教員免許をもつ先生は全体の75%、女性教員は男性教員の5分の1程度しかおらず、同意のない性交渉を経験した女の子のうち6.4%が、男性教員からの性被害にあったと報告されています。


(3)家庭での性教育がタブーとされている

文化的・宗教的背景から、未婚女性の性行為はタブーとされ、男女の性や性行為の話を家庭内ですることはありません。

(4)避妊具へのアクセスの難しさ

貧困家庭において、避妊具であるコンドーム(1つ30円~100円程度)を購入することは非常に困難です。(農村部の世帯月収は平均月5,000円程度)

このような問題がある中で、男性側が避妊に理解を示さず、子育ての責任を取らず、女性だけがスティグマとされる社会を変えていくために、問題の根本解決を目指し、ケネマ県全体でのハズバンドスクールの実施を進めてまいります。

3. 事前・事後の意識調査

ハズバンドスクール実施にあたり、女性の性と権利に関する意識調査のため、ランダムに選ばれた男子中高生30名、男子中高生の保護者(父親10名・母親10名)に対し、事前・事後のアンケート調査にご協力いただきました。※保護者20名に対してはヒアリングインタビューを実施しました。

男子中高生に向けた意識調査実施の様子

男子中高生に向けた事前の意識調査では、アンケート用紙を用い、34個の質問をしました。

男子生徒は女性の権利と健康に関して理解しているか、正しい避妊方法を理解しているか、また、性的同意について理解しているか、等についての調査をしました。

事後の意識調査では、事前調査の質問に「家族にハスバンドスクールの内容を話しましたか?」という質問を加えた35個の質問をし、ハズバンドスクールを通して、どのように意識変容したのかを比較しました。

4. 調査結果

ハズバンドスクールを経て意識調査では、以下の結果が出ました。

ヒアリング調査に回答した9割の保護者が、「妊娠した女子生徒の復学に賛成」であるということがわかりました。

事前調査では、アンケートに回答した男子生徒全員が「学校、家庭、地域で、性教育を受けたことがない」と回答しました。

「性交渉をする際に、コンドームを使うべきですか?」という質問に対して、事前の意識調査では13%の男子生徒が「はい」と答えました。しかし、ハズバンドスクール実施後の意識調査では、100%の男子生徒が「コンドームを使うべき」と回答しました。

「コンドームの付け方を知っていますか?」という質問に対して、ハズバンドスクールの実施前は、「知っている」と回答した男子生徒が0%でしたが、実施後は、100%の男子生徒が「知っている」と回答しました。

「女性の生理中は体調を気遣いますか?」という質問に対し、事前調査では83%の男子生徒が「いいえ」と答えたのに対し、事後調査では100%の男子生徒が「体調を気遣うべき」 という回答しました。

「10代のシングルマザーの復学に関して賛成ですか?反対ですか?」という質問に対して、事前調査では44%の男子生徒が「賛成」と答えました。若年妊娠した女の子が復学することで、クラスでいじめ等の問題が起きてしまうことを懸念する声や、シングルマザーになってしまったら、勉強せず赤ちゃんの世話をする必要がある、という回答が得られました。

これに対し、事後調査では調査に参加した100%の男子生徒が「賛成」と答え、多くが「女性が教育を続けることは国家の発展につながるから」や「女性にも学ぶ権利があるから」などの回答が得られました。

テキストをもつ男子中高生

今回の事前・事後の意識調査及び、ハズバンドスクールの実施に協力したいただいた、現地パートナー団体「 Global Village Network 」と、100名の男子中高生の皆さんに、感謝申し上げます。

5. 今後の活動計画

NPO法人アラジでは、シングルマザー復学支援に加え、新しく開始した、ハズバンドスクールを継続的に開校し、ケネマ県全体での開校を目指して進めていきます。

来年度末までに、ケネマ県の10校1,200名の男子中高生に、ハズバンドスクールを届けることを目指してています。

10代のシングルマザー復学支援、そして新しく実施しているハズバンドスクールなど、さらに沢山の支援を届けるために、現在NPO法人アラジでは、マンスリーファンディングを実施しています!

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

マンスリーファンディングのページはこちら

特定非営利活動法人Alazi Dream Project

編集

栗田紗希(インターン)

江原莉菜(インターン)

(2021年12月23日)ファンドレイジングチームメンバーのご紹介 No.3

2021年12月23日

アラジのファンドレイジングチームのメンバーをご紹介します!

NPO法人アラジをご支援、応援していただいている皆さま、誠にありがとうございます。

本日は、アラジのファンドレイジングチームに所属する渡邊 裕樹(わたなべ ひろき)を紹介いたします。

自己紹介をお願いします!

こんにちは!

渡邊 裕樹(わたなべ ひろき)と申します!

普段は何をされていますか?

エアライングループの商事会社に所属する商社マンです。

ファンドレイジングチームにはどのようなきっかけで参加されたのですか?

自身が社会人生活で培った企画、営業、マーケティング、財務の経験を活かせるフィールドであったこと。また、人々とのコミュニケーションを通じて「想い」を集め、困難な状況に陥っている人々に届けるという事は、社会においての重大な役割であると感じたからです。今年の9月に准認定ファンドレイザーの資格を取得しました。

ファンドレイジングチームではどのような業務を担当していますか?

できることは幅広くと考えています。最近では、重要な活動資金の一つとしての助成金の獲得に向け注力しています。

支援者の皆さまへメッセージをお願いします!

世の中に「何かをもらう事による幸せ」と「何かを与える事による幸せ」と2つの幸せがあるとすならば、後者がより大きくなることで、きっと今よりも豊かな世の中になるのだと信じています。それぞれの人たちのできる形での社会貢献活動に対する参画、応援をして頂けると幸いです。

NPO法人アラジでは、ファンドレイジングチームを中心に2021年12月10日から2022年1月20日まで、100名のマンスリーサポーターを募集するマンスリーファンディングを実施しています。

アラジへのマンスリーサポーター登録で、困難な状況でも勉強を諦めない子どもたちに、あなたの力をかしてください!

マンスリーファンディングのページはこちら

(投稿)インターン 栗田紗希

(2021年12月18日)ファンドレイジングチームメンバーのご紹介 No.2

2021年12月18日

アラジのファンドレイジングチームのメンバーをご紹介します!

NPO法人アラジをご支援、応援していただいている皆さま、誠にありがとうございます。

本日は、アラジのインターン生で、ファンドレイジングチームに所属する江原莉菜(えはらりな)を紹介いたします。

自己紹介をお願いします!

こんにちは!

NPO法人アラジ、インターンの江原莉菜(えはらりな)です。

今年の11月から日本事務局学生インターンとして活動しています。

普段は何をされていますか?

早稲田大学の大学2年生です。

ファンドレイジングチームにはどのようなきっかけで参加されたのですか?

インターンに参加させていただいている中で、ファンドレイジングの業務にも興味があり、ぜひ参加させていただきたいと思ったからです。

ファンドレイジングチームではどのような業務を担当していますか?

ファンドレイジングチームでは主にメルマガ配信と、SNSの対応をさせていただいております。公式Twitter(リンク貼る)やFacebook(リンク貼る), Instagram(リンク貼る) など、様々なSNSで、現地の様子や、活動報告、応援者の皆さまの声などを配信しています!皆さま、ぜひご覧ください!

支援者の皆さまへメッセージをお願いします!

インターンの業務を通して、みなさまお一人お一人のご支援の力の大きさを知りました。これからも温かいご支援をよろしくお願いいたします!!

NPO法人アラジでは、ファンドレイジングチームを中心に2021年12月10日から2022年1月20日まで、100名のマンスリーサポーターを募集するマンスリーファンディングを実施しています。

アラジへのマンスリーサポーター登録で、困難な状況でも勉強を諦めない子どもたちに、あなたの力をかしてください!

マンスリーファンディングのページはこちら

(投稿)インターン 栗田紗希