Posts Tagged "教育支援"

(2024年5月13日)インターン卒業生インタビュー(柿崎 杏夏さん)

2024年5月20日

5月にアラジのインターンを卒業した、柿崎杏夏さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

2月から3ヶ月間、アラジの活動に携わらせていただきました、大学2年生の柿崎杏夏です!

アラジに応募したきっかけは何ですか?

インドに留学したことがきっかけで貧困問題や教育支援に関心を持ちました。貧困層における教育に取り組んでいるNGOの仕組みや、NGOがどんな方法で支援しているのか知りたいと考えていました。そこで、仕事として現地に携わるインターンを探していたときに、アラジに出会いました。西アフリカの小さな国で金銭面の支援だけではなく、性教育プログラムを通して教育を浸透させる活動をしていると知り、ぜひ自分も支援に関わって学びを深めたいと思いました。

どんな業務に携わりましたか?

オンラインがメインで、現地業務のサポートやSNSでの広報、寄付金の管理など幅広い業務に携わりました。現地スタッフとミーティングする機会もあり、自分の英語力を試されました。また、毎週土曜のボランティアDayでアフリカ布雑貨作りのサポートを行いました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

他のNPOでもインターンをしたことがあったのですが、現地に主軸を置いて活動しているNGOの業務に携わることは初めてだったので、日本国内でのサポートや土台作りが欠かせないことを学びました。また、アフリカ現地と日本の価値観が異なることで仕事の進め方や子どもたちへのアプローチの仕方に相違があるように感じたので、互いに共通認識を深めることや現地に合わせたやり方を提案する必要があると考えました。さらには10周年記念パーティーで寄付者の方や下里さんの熱意や信念を感じ、真摯に社会問題に向き合っている方がたくさんいることを知りました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

教育支援をする仕事に就きたいと考えています。国内・国外で活動するかはまだ定まっていませんが、子どもと直接関われる仕事につきたいです。キャリアを積むために教育分野やコンサルなどの企業で働き、ゆくゆくはNPOで働きたいです。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
また、新宿事務局または、オンラインでのインターン生も随時募集しています!ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

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(投稿)元インターン 柿崎 杏夏

(2024年5月17日)5月25日(土)10代シングルマザー女の子と交流できるオンラインイベントを開催します。

2024年5月17日

いつも温かいご支援ありがとうございます。NPO法人アラジから活動報告会のお知らせです。

私たちは、多くの皆さまに支えられ、これまでに延べ2,000名以上の西アフリカ・シエラレオネの最貧困家庭の人々へ教育の機会を提供してまいりました。

イベント当日は、NPO法人アラジの活動内容である電子マネーを活用した10代シングルマザーの復学支援中高生への性教育プログラム/性教育スピーチコンテストについて、現地業務を担うスタッフ小川&吉浦と現地スタッフピディアがお話しします。さらに、アラジの支援を受けている10代シングルマザーとリアルタイムで交流できる時間を設けております。

さらに、アラジが現在挑戦中のマンスリーファンディングについて、集まった資金がどのように使われるのか、また、今後アラジの活動はどのように大きくなっていくのかについても詳しくご説明します。

イベント内容

  • シエラレオネの若年妊娠の現状とは
  • アラジの電子マネー送金を活用した10代シングルマザー復学支援の事業概要
  • 中高生向け性教育プログラムの概要
  • 性教育スピーチコンテストの概要
  • 日本事務局スタッフ・現地スタッフから活動報告
  • 10代シングルマザーとの交流&質問会

無料開催ですので、この機会にお時間ある方はぜひご参加ください。

もちろん初めての方も大歓迎です!どなた様もお気軽にご参加ください。

こんな方にオススメ
✓自分の支援がどのような事業に使われているか知りたい!
✓国際協力やNGOの活動に興味がある!
✓シエラレオネの現状について知りたい!
✓NGO職員やインターンの方
✓アラジの寄付者の方

日時
2024年5月25日(土)20:00-21:30(日本時間)
※オンライン(zoom)で開催します。
※団体の活動報告の間のみ録画させていただきます。参加者の声や顔が映らないように配慮して活用させていただくことがあるため、事前にご了承ください
※イベント後の動画配信はマンスリーサポーターと正会員に限定して配信いたします。
※ネットワーク接続状況によりテキストベースでの交流となる場合があります。あらかじめご了承ください。

参加方法
Peatixのイベントページにて事前にお申込みください(無料)。
チケットをご予約(無料)していただいた方にメッセージでZoomオンラインミーティングのURLをお送りいたします。

イベントスケジュール
19:55-    入室可能
20:00-20:05 司会挨拶&イベントの参加注意点の共有
20:05-20:30 アラジの活動紹介&最新活動報告
20:30-20:40 現地人スタッフと日本事務局スタッフ挨拶&活動の経緯
20:40-21:20 10代シングルマザーの女の子たちとの交流&質問会
21:20-21:30 アナウンス&閉会挨拶

                                 (投稿)スタッフ 寺田純菜

(2024年5月13日)インターン卒業生インタビュー(グプタ コナンさん)

2024年5月17日

5月にアラジのインターンを卒業した、グプタ コナンさんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

2月から3ヶ月間、アラジの活動に携わらせていただきました、大学3年生のグプタ コナンです!

アラジに応募したきっかけは何ですか?

以前からアフリカを含む国際関係や国際開発に興味を持っていました。また、ニュースで満足のいく支援を受けられず、平等な教育を受けることができない低所得国を見て、その世界を変えるために何かできることがあればと考えていました。そのような中で、誰もが夢に向かって頑張ることができるように、学校へ通うための経済的支援をしているアラジという存在を知りました。さらに、アラジは支援をするだけでなく、性教育を通して妊娠等で学校へ通えなくなった生徒を減らすため、貧困と教育課題の根本的解決を行っている点や、支援後のモニタリングまで行っている点に惹かれ、応募しました。

どんな業務に携わりましたか?

対面とオンラインで、商品やボランティアの広報、現地スタッフとの交流などの表側業務から、ファンドレイジング、助成金、会計、性教育の教科書作成などの裏側業務まで、幅広く関わる機会を得ました。さらに、アラジの記念すべき10周年パーティーでもお手伝いする機会をいただきました!

インターンを通して学んだことは何ですか?

NPOで働くのが初めてであったため、国境を越えたNPOの運営について多くのことを学びました。特に、ファンドレイジングや文書作成、現地の方との関わり方など、常に新しいことを知る機会を得ることができました。また、下里さんをはじめとするスタッフの方々や現地で活動している方々、10周年記念パーティーに参加していただいた方々からの想いや経験を聞くことで、視野を大きく広げることができました。社会をより良くしようとするために、多くの方々が携わっているアラジの活動は、私にとっても社会への希望を感じることができる大きな励みとなりました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

キャリアの具体的な方向性はまだ定まっていませんが、誰もが夢に向かって頑張れる社会を実現するために貢献したいと思っています。少しでも社会が良くなるように、恵まれた環境にいない人々が豊かに、笑顔になれるように尽力したいです。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
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(投稿)元インターン グプタ コナン

(2024年4月1日)日本国際協力システム(JICS)よりご助成いただきました。

2024年4月1日

この度、一般財団法人日本国際協力システム(JICS)より、2023年度支援団体としてアラジが選出され、1,598,660円のご助成をいただきました。

JICSは、毎年、日本のNGO・NPOの活動に1団体につき100万円または160万円を上限にした資金提供をおこなっています。日本の市民団体や非営利団体がもたらす国際協力活動の発展を目的としたこの活動に、アラジが選ばれました。

選出に際して、アラジはJICSの掲げる「誰も取り残さない社会」の実現のための組織であることが評価され、開発途上国での現地支援事業や日本国内でのネットワーク型事業、啓発事業を対象とする直接事業という分野で採用されました。

このご助成によってシエラレオネ共和国ケネマ県内で40校のべ1万人の中高生へ「中高生性教育プログラム事業」を実施します。望まない・予期しない妊娠によって中途退学を余儀なくさせられてしまう女の子の教育機会を確保することをめざした取組です。

JICSの助成金により、アラジの活動がさらに盛り上がり、現地シエラレオネに多くの成果をもたらすことができます。今後もその活動を広げ、「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」に向けてさらに大勢の子どもたちにプログラム事業を提供いたします。

2023年度JICS支援事業の支援団体についてはこちらからご覧いただけます。

アラジスタッフ一同、代表理事下里と共に、シエラレオネの子どもたちに持続的な教育支援を通して、希望を届けられるよう、邁進してまいります!よろしくお願いいたします。

(アラジインターン)寺田 純菜

(2024年3月18日)【イベント開催】3/10(日)「アラジ10周年記念パーティ」を開催いたしました。

2024年3月18日

 

私たちNPO法人アラジは、3月7日で創設から10年を迎えました!

10周年を記念して、イベントスペースBPM(池尻大橋)にてパーティを行いました。
ご寄付やボランティアとして活動にご参加いただいている皆様を含め、約50名の方にお集まりいただきました。誠にありがとうございました。

当日、代表下里がアラジ設立前からアルバイト先としてお世話になったフレンチシェフ、そして誠屋ラーメンが作った料理が振る舞われました。

  

さらに、現地スタッフ、Pidia Josephのビデオメッセージを流しました。                  アラジ支援者に感謝の言葉を述べ、支援のおかげで現地の10代シングルマザーの自信に繋がったと語りました。まだ支援を必要としている人がいる為、これからも継続して支援をお願いする言葉で締めくくりました。

 

長年アラジの活動に貢献してくださっている寄付者、ボランティアの計12人を表彰させていただきました。

ボランティア:酒井美緒さま・実森洋之さま・橋詰隼人さま・清水智恵さま・上野真樹子さま       寄付者:日比野良さま・吉成優子さま・伊藤正樹さま・遠藤洋之さま・長井菜摘さま・川口義行さま

 

 

パーティー終盤の余興として、10周年を記念して作詞作曲したオリジナルソング「Our Hopeful Song」を代表下里とヒイラギのお二人で歌いました。

(左:下里夢美 真ん中:ちゅーりさま 右:小栗柊平さま)


改めて、10周年を迎えられたことに心より感謝申し上げます。                                  今後も、活動を拡大するため11年目に向けてしっかりと成果を出せるよう、仲間と一緒に丁寧に取り組んでまいります。

次の10年に向けて シエラレオネでの活動拡大のため 記念寄付を募集しています。                  温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。                              

                                        インターン柿崎杏夏

(2024年3月15日)インターン卒業生インタビュー(原田 夏希さん)

2024年3月16日

3月にアラジのインターンを卒業した、原田 夏希さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

大学3年生の原田 夏希です。大学では開発経済学を学んでおります。2023年11月からインターン生としてアラジの活動に携わらせていただきました。

アラジに応募したきっかけは何ですか?

幼少期にアフリカで貧困に現状を目の当たりにするとともに、都市部では発展の可能性も可能性も感じたことをきっかけに、漠然と国際協力に携わりたいと思っていました。大学では開発経済を学ぶゼミに属し、机上の理論だけではなく、実践の重要性も学びました。そこで自身のバックグラウンドと共通するアフリカで活動している団体を調べていた際に、アラジが目に入りました。アラジが「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」のために、根本的な問題の解決を図っている活動に共感し、応募させていただきました。

どんな業務に携わりましたか?

対面とオンラインで多くの業務に関わらせていただきました。商品やボランティアの広報、現地スタッフとの交流といった表側の業務から、ファンドレイジング、助成金、会計といった裏側の業務まで携わらせていただき、インターン生でもたくさんできることがありました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

はじめはNPOが一体どう運営されているのか、現地との関わり方など、わからないことばかりでした。しかし、表側だけでなく、裏側の運営の側面も見ることで、NPO、そして国際協力の全体像を学ぶことができました。
そして何よりアラジやアラジ関係者の想いを知れたことが何よりもの糧となりました。国際協力に長年携わってきた下里さんをはじめとしたスタッフや関係者それぞれのストーリーがあり、自身の将来を見つめ直すきっかけとなりました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

将来的には、世界中の人が、今自分が得ている豊かさを享受できるようにしたいです!もちろん、途上国だけではなく、日本でもまだまだ課題はあると思います。どんな方法であっても、回りに回ってシエラレオネをはじめとした、困っている人々に豊かさを届けたいと思っています。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
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(投稿)元インターン 原田 夏希

(2024年2月10日)インターン卒業生インタビュー(渡邉 莉恵さん)

2024年2月13日

2月にアラジのインターンを卒業した、渡邉 莉恵さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

大学3年生の渡邉 莉恵です。大学では、社会学を専攻し、福祉社会学のゼミで勉強しています。アラジでは、昨年の11月から3か月間お世話になりなりました。

アラジに応募したきっかけは何ですか?

小学生の時、父の転勤について行ったインドで、初めて貧困に触れたことをきっかけに国際協力に興味を持ちました。それから大学では、社会課題を構造的に分析する力をつけるために、大学では社会学を専攻しています。海外で見て聞いて触れた自分の経験を世界の誰かのために行動する原動力にしたい、そんな思いからアラジの活動に参加することを決めました!

どんな業務に携わりましたか?

アラジでは特に、性教育プログラムに携わらせていただきました。シエラレオネの中高生向けの教科書の英訳や、内容の検討に取り組みました。また、毎週土曜日のボランティアDayも担当し、多くのボランティアさん達と関わることができました。幅広い業務を任せていただき、アラジの活動を深く体感することができました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

積極的に行動することを学びました。インターンを始めた当初は、分からないことだらけでしたが、手探りでもたくさんチャレンジすることで、どんどん新しいタスクを任せていただきました。失敗を恐れずに挑戦させてもらえる環境がアラジの好きなところです!

下里さんやスタッフさん、ボランティアさんなど、多くの素敵な出会いがあり、今までの自分の視野を広げる経験になりました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

将来的には、国際協力の現場で活躍できる人材になりたいという目標があります。それまで、様々な業界の中で経験を積み、自分のスキルを向上させていきたいと考えています。自分が今後何をしていきたいのかを考える上で、アラジでのインターンは大事な一つのステップとなったと実感しております!

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
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(投稿)元インターン 渡邉 莉恵

(2024年1月29日)マケレ小学校の給食費支援完了のお知らせ

2024年1月30日

積水ハウスマッチングプログラム様の30万円の助成金により、マケレ小学校への10ヶ月分の給食費支援を完了いたしました。

マケレ小学校は、ポートロコ県・マケレ村にある経済的に困難を抱える学校の一つです。

アラジはこれまでにマケレ小学校に対して、教材配布支援や、学校運営組織への定額現金給付支援を実施してきました。

この度は、積水ハウス様からの助成金により、マケレ小学校の361名の子どもたちに給食費を届けることができました。

本活動により、アラジはシエラレオネの子どもたちにとって安心できる学習環境の整備を目指してきました。今後も、小学校定額給付金支援含め、奨学金給付支援、10代シングルマザーの復学支援や性教育の充実を通して、誰もが夢に向かって努力できる社会を目指します。

いつもNPO法人アラジをサポートしていただき誠にありがとうございます。今後もさらにシエラレオネの教育状況改善を目指し活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(投稿)インターン 原田夏希

(2024年1月29日)インターン卒業生インタビュー(畑 駿哉さん)

2024年1月30日

1月にアラジのインターンを卒業した、畑 駿哉さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

大学3年生の畑 駿哉です。大学では国際関係と国際協力について学んでおり、紛争解決のゼミに所属しています。2023年11月からの約3か月間、インターン生としてアラジの活動に携わらせていただきました。

アラジに応募したきっかけは何ですか?

幼少期から、漠然と国際協力に興味を持っていましたが、なかなか実際に国際協力に関わるということができずにいました。そんな中、アラジがインターン生を募集していることを知り、アラジのHPを確認すると、ビジョンに「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」を掲げていることを知りました。私も問題意識として、個人の努力だけではどうしようもできないような構造的な格差の問題をどうにか解消することはできないかと考えていたことと、大学での研究地域がアフリカであったこともあり、共感する部分が多く、インターンに応募しました。

どんな業務に携わりましたか?

オンラインと事務局の両方で様々な業務に携わらせていただきました。主にファンドレイジングに関する業務や、助成金や報告書作成に関わらせていただきました。また、全般的に、イベントの準備や広報活動まで、様々な業務に携わらせていただき、NPOがどのように運営されているのかを知ることができました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

インターンとして様々な業務に関わらせていただく中で、何のためにその業務を行っているのかを常に考えることの重要さを特に感じました。事務作業であっても、目的を達成するための一つの工程であることを考えると、モチベーションを保ち続けることができました。日常生活においても、自分の目標達成のために必要なことは何かを考えるようになり、様々なことに挑戦してきたいと思えました。

また、代表の下里さんや他のスタッフの事業に対する熱意や、寄付してくださる方々の思いを感じて、多くのモチベーションをもらい、今後もより深く国際協力に関わっていきたいと思いました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

将来的には、アフリカ地域での人道支援や平和構築を始めとした国際協力に携わりたいと考えており、そのために大学卒業後は、海外の大学院に進学し、平和構築についてより深く学んでいきたいと思っています。機会があれば、積極的に現地に渡航し、実際に自分の目で状況を見て、どのように自分自身が国際協力の分野に関わっていけるのか考えていきたいです!

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
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(投稿)元インターン 畑 駿哉

(2024年1月19日)2023年のハイライトをご報告

2024年1月19日

2023年の活動ハイライト

いつもアラジを応援してくださる皆さま、誠にありがとうございます。

2023年一年の現地での支援活動、ならびに国内での活動のハイライトをご報告いたします。

(1)電子マネー送金準備完了!2024年から本格始動予定

電子マネーAfrimoneyを活用した現金給付支援に向け、準備を進めております。


我々が支援するシエラレオネでは電子マネーの普及が著しく、現地の人々の暮らしを大きく変えています。

アラジでも、現金でおこなっていたシングルマザーへの給付金事業を電子マネーでの給付形態へと進化させることで、遠方からの移動における事故リスクや昨今のインフレによる給付紙幣の枚数増加に伴う持ち運びリスクをなくしたいと考えています。

電子マネー導入に必要な携帯電話の購入など、皆様のご支援のおかげで着々と実現に近づいております。誠にありがとうございます。

(2)マケレ小学校給食費支援

積水ハウスマッチングプログラム様より30万円のご助成をいただき、マケレ小学校に10ヶ月分の給食費の支援を届けることができました。

これまでアラジは、シエラレオネ共和国ポートロコ県の小学校に対して、教科書やノートなどの教材物資の提供支援を行ってきたほか、学校運営者に対して現金給付を行うなどの支援を実施してきました。

今年は、積水ハウス様からの助成金で、子供たちの給食費の支援を実施することができました。貧困により家では1日1食しか食べれない子供たちも、学校給食があれば栄養改善にもつながります!

(3)ウィラー小学校建設支援

日本寄付財団様のMaaaru Projectより約100万円のご助成をいただき、ウィラー小学校の学校建設を開始することができました。

2022年末から現地の責任者と計画をはじめ、ケネマ県のウィラー小学校の建設プロジェクトを実施しました。日本寄付財団様のご助成をいただき、急ピッチで建設を進めることができました。

また、マンスリーサポーター様からのご支援のおかげで、建設完了後も継続的なサポートができます!ありがとうございます。

異業種交流会

2023年アラジは、5月、8月、11月と3回のチャリティー異業種交流会を実施いたしました。

当日は多くの方にご参加いただき、事業紹介ピッチや物販ブースの出展など、交流会の場を盛り上げていただきました。また、開催にあたりまして、多くの個人・企業様にご協賛いただきました。

ご参加・協賛いただきました皆さま、本当にありがとうございました。ご寄付いただきました皆様の支援は、シエラレオネのシングルマザーの教育支援に充てられます。

フリータウン事務局閉鎖について

フリータウン事務局周辺にてサポートする子ども達の家庭すべてに経済状況の改善がみられ(特に災害を起因としてサポートをするにいたった子ども達には他団体・政府の支援もあり)、Alazi Dream Projectはフリータウン事務局からの撤退をすることとなりました。

これに伴い、かねてよりフリータウン事務局にて勤務していた、スタッフ・シアが退職することとなりました。(彼女は持病を抱えていることから、この機に治療に専念することとなりました)

今後は、フリータウンの家庭の子どもの経済状況の約2倍の経済困難に陥る、里親家庭の子ども、片親家庭の子どもへの支援に集中して執り行っていくことを考えております。


今年は、LUSHジャパンチャリティバンク様・Panasonic NPO・NGOサポートファンドfor SDGs様・日本寄付財団様・積水ハウス様にご助成をいただきました。
また、359名のマンスリーサポーター様にご支援いただき、56名のシングルマザーの女の子たちに支援を届けることができました。

2024年は、アラジが活動を始め10周年の佳節でもあります。
3月10日は、10周年記念パーティーを開催予定ですので、ぜひこれまでサポートしてくださった皆様にもご参加いただけますと幸いです。

今後とも、NPO法人アラジをどうぞよろしくお願いいたします。

以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

                                 (投稿) インターン 渡邉莉恵