5月の活動に続き、今月も現地スタッフのPidiaにより性教育プログラムが3校で実施され、中高生男女1401名が参加しました。
2024年4月から、今年度「性教育プログラム」をスタート。シエラレオネ共和国ケネマ県の12校に性教育プログラムを実施し、中高生男女4,417名が参加しました。これまでの総実施数は80校、25,353名になりました。
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本助成事業について
シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。
「性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。
今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。
実施内容
- 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
- 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
- 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
- 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
- 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
- 性的同意の10パターン
上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。
サポーター募集のお知らせ
現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。
この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?
(投稿)インターン 山田 真理子