Posts Tagged "途上国支援"

(2024年6月10日)≪5月活動≫2024年度、性教育プログラムを9校に実施し3,016名が参加/実施数は77校になりました。

2024年6月10日

5月8日から5月30日の約3週間にわたってアラジスタッフ小川・現地インターン生高澤によるシエラレオネ現地渡航がおこなわれました。その間、4校へ訪問し、441名に性教育プログラムを実施いたしました。

また、性教育プログラム実施に日頃ご協力いただいている地元教育省や警察にも訪問し、さらなる連携強化に向けた話し合いをいたしました。

2024年4月から、今年度「性教育プログラム」をスタート。シエラレオネ共和国ケネマ県の9校に性教育プログラムを実施し、中高生男女3,016名が参加しました。これまでの総実施数は77校、23,952名になりました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)スタッフ 寺田 純菜

(2024年6月4日)事務局に今期2人目となる新しいインターン生が加わりました!

2024年6月4日

事務局に今期2人目となる新しいインターン生が加わりました!

6月4日(火)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。

インターン生:長井 菜摘 (ながい なつみ)

 幼少期より漠然とアフリカに対する憧れの念を抱いていました。進路選択で「アフリカで働くためには?」を考えたときに、最も需要の高い周産期医療分野での活動に従事することを決意しました。大学病院やクリニックで臨床経験を積んだのち、アフリカに関わる活動を始動するなら今だ!と思い、インターンシップに参加させていただきました。

 国際協力とはなにか、組織を運営するとはどういうことか、実際に行われた活動が現地の方々の生活にどのような変化をもたらしたのか、私自身の専門性を活かしながら活動に貢献できるように精一杯尽力してまいります。

(投稿)長井菜摘

(2024年5月13日)インターン卒業生インタビュー(柿崎 杏夏さん)

2024年5月20日

5月にアラジのインターンを卒業した、柿崎杏夏さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

2月から3ヶ月間、アラジの活動に携わらせていただきました、大学2年生の柿崎杏夏です!

アラジに応募したきっかけは何ですか?

インドに留学したことがきっかけで貧困問題や教育支援に関心を持ちました。貧困層における教育に取り組んでいるNGOの仕組みや、NGOがどんな方法で支援しているのか知りたいと考えていました。そこで、仕事として現地に携わるインターンを探していたときに、アラジに出会いました。西アフリカの小さな国で金銭面の支援だけではなく、性教育プログラムを通して教育を浸透させる活動をしていると知り、ぜひ自分も支援に関わって学びを深めたいと思いました。

どんな業務に携わりましたか?

オンラインがメインで、現地業務のサポートやSNSでの広報、寄付金の管理など幅広い業務に携わりました。現地スタッフとミーティングする機会もあり、自分の英語力を試されました。また、毎週土曜のボランティアDayでアフリカ布雑貨作りのサポートを行いました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

他のNPOでもインターンをしたことがあったのですが、現地に主軸を置いて活動しているNGOの業務に携わることは初めてだったので、日本国内でのサポートや土台作りが欠かせないことを学びました。また、アフリカ現地と日本の価値観が異なることで仕事の進め方や子どもたちへのアプローチの仕方に相違があるように感じたので、互いに共通認識を深めることや現地に合わせたやり方を提案する必要があると考えました。さらには10周年記念パーティーで寄付者の方や下里さんの熱意や信念を感じ、真摯に社会問題に向き合っている方がたくさんいることを知りました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

教育支援をする仕事に就きたいと考えています。国内・国外で活動するかはまだ定まっていませんが、子どもと直接関われる仕事につきたいです。キャリアを積むために教育分野やコンサルなどの企業で働き、ゆくゆくはNPOで働きたいです。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
また、新宿事務局または、オンラインでのインターン生も随時募集しています!ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

ボランティアをお考えの方はこちら

インターンをお考えの方はこちら

(投稿)元インターン 柿崎 杏夏

(2024年5月13日)インターン卒業生インタビュー(グプタ コナンさん)

2024年5月17日

5月にアラジのインターンを卒業した、グプタ コナンさんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

2月から3ヶ月間、アラジの活動に携わらせていただきました、大学3年生のグプタ コナンです!

アラジに応募したきっかけは何ですか?

以前からアフリカを含む国際関係や国際開発に興味を持っていました。また、ニュースで満足のいく支援を受けられず、平等な教育を受けることができない低所得国を見て、その世界を変えるために何かできることがあればと考えていました。そのような中で、誰もが夢に向かって頑張ることができるように、学校へ通うための経済的支援をしているアラジという存在を知りました。さらに、アラジは支援をするだけでなく、性教育を通して妊娠等で学校へ通えなくなった生徒を減らすため、貧困と教育課題の根本的解決を行っている点や、支援後のモニタリングまで行っている点に惹かれ、応募しました。

どんな業務に携わりましたか?

対面とオンラインで、商品やボランティアの広報、現地スタッフとの交流などの表側業務から、ファンドレイジング、助成金、会計、性教育の教科書作成などの裏側業務まで、幅広く関わる機会を得ました。さらに、アラジの記念すべき10周年パーティーでもお手伝いする機会をいただきました!

インターンを通して学んだことは何ですか?

NPOで働くのが初めてであったため、国境を越えたNPOの運営について多くのことを学びました。特に、ファンドレイジングや文書作成、現地の方との関わり方など、常に新しいことを知る機会を得ることができました。また、下里さんをはじめとするスタッフの方々や現地で活動している方々、10周年記念パーティーに参加していただいた方々からの想いや経験を聞くことで、視野を大きく広げることができました。社会をより良くしようとするために、多くの方々が携わっているアラジの活動は、私にとっても社会への希望を感じることができる大きな励みとなりました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

キャリアの具体的な方向性はまだ定まっていませんが、誰もが夢に向かって頑張れる社会を実現するために貢献したいと思っています。少しでも社会が良くなるように、恵まれた環境にいない人々が豊かに、笑顔になれるように尽力したいです。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
また、新宿事務局または、オンラインでのインターン生も随時募集しています!ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

ボランティアをお考えの方はこちら

インターンをお考えの方はこちら

(投稿)元インターン グプタ コナン

(2024年5月7日)2024年度の性教育プログラムがスタート!5校に実施し2,575名が参加/実施数は73校になりました。

2024年5月10日

2024年度4月より、シエラレオネ共和国ケネマ県の5校に「性教育プログラム」を実施し、中高生男女2,575名が参加しました。これまでの総実施数は73校、23,511名になりました。

本助成事業について

シエラレオネ共和国ケネマ県では、約17%の10代の女の子が予期せぬ若年妊娠にいたり、その後シングルマザーになることで、初等・中等教育を退学し、教育を続けることが困難な状況にあります。

「性教育プログラム」は、そのような問題の根本解決を目指し、ケネマ県の現地NGO 「Global Village Network」と協働して行う、地域の中学校・高校での男女中生徒へ向けた性教育プログラムです。

今年度は、一般社団法人日本国際協力システム JICS NGO支援事業に採択され、40校/1万名の中高生に新たに性教育を提供することを目標としています。

実施内容

  • 女性の尊厳・権利と、教育の重要性
  • 生理や出産などのリプロダクティブヘルス
  • 性加害を起こした場合や示談した場合の刑罰
  • 女性が被害者となった場合の適切な連絡機関と電話番号
  • 女性が被害者となった場合の治療・アフターケア・刑事訴訟のサイクル
  • 性的同意の10パターン

上記について理解を深めた上で、最後にコンドームの付け方をレクチャーします。

サポーター募集のお知らせ

現在NPO法人アラジでは、引き続きマンスリーサポーターを募集しています。

この機会に、アラジの仲間として一緒に支援を届けていきませんか?

(投稿)インターン 柿崎 杏夏

(2024年5月7日)【インターン募集】インターンシッププログラム 参加者募集中!

2024年5月7日

2014年に創設された NPO法人アラジ は、西アフリカのシエラレオネ共和国において、シングルマザーへの奨学金制度や男子生徒への性教育プログラム(ハズバンドスクール)といった、教育支援を行っている団体です。

NPO法人アラジでは、インターンシッププログラムとして、毎週2日間で、約3か月間(長期も相談可)、国際協力やファンドレイジングについて学びながら、活動を通し社会に役立つスキルを習得していくインターンプログラムを実施しています。

今回の募集では、5~6月から参加可能な、2名のインターン生を募集します。5月24日(金)を応募締め切りとさせていただきます。

時期、時間、日数、期間、関わりたい事業等、相談が可能です。

今回は、事務局もオンラインでも勤務可能という形態で募集しています。

インターンとして仲間入りする前には、オンラインテレビ通話アプリZoomを用いて、面談させていただきます。

詳しくは、インターン生募集要項ページをご覧いただき、その後にインターン登録フォームのご提出をお待ちしております。

(当インターン申請フォームは必ずインターンに参加する際に使用予定のパソコンからご入力ください。)

(投稿)スタッフ 北川野々子

(2024年4月15日)事務局に今期1人目となる新しいインターン生が加わりました!

2024年4月15日

4月15日(月)より、事務局インターンとして新たに1名参加することになりました。

インターン生:高澤 美優 (たかざわ みゆ)

 事務局でのインターンに加え、5月に現地渡航をしてまいります。大学でシエラレオネをケーススタディに紛争解決と平和構築を国際政治学の観点から学んでおり、自分の目で現地の今を見たいと思っていました。現地の人々と共に各種プロジェクトに取り組むなかで、どのようにして国際NGOがシエラレオネの平和と発展に貢献できるのかを考えていきたいです。

(投稿)高澤美優

(2024年4月1日)日本国際協力システム(JICS)よりご助成いただきました。

2024年4月1日

この度、一般財団法人日本国際協力システム(JICS)より、2023年度支援団体としてアラジが選出され、1,598,660円のご助成をいただきました。

JICSは、毎年、日本のNGO・NPOの活動に1団体につき100万円または160万円を上限にした資金提供をおこなっています。日本の市民団体や非営利団体がもたらす国際協力活動の発展を目的としたこの活動に、アラジが選ばれました。

選出に際して、アラジはJICSの掲げる「誰も取り残さない社会」の実現のための組織であることが評価され、開発途上国での現地支援事業や日本国内でのネットワーク型事業、啓発事業を対象とする直接事業という分野で採用されました。

このご助成によってシエラレオネ共和国ケネマ県内で40校のべ1万人の中高生へ「中高生性教育プログラム事業」を実施します。望まない・予期しない妊娠によって中途退学を余儀なくさせられてしまう女の子の教育機会を確保することをめざした取組です。

JICSの助成金により、アラジの活動がさらに盛り上がり、現地シエラレオネに多くの成果をもたらすことができます。今後もその活動を広げ、「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」に向けてさらに大勢の子どもたちにプログラム事業を提供いたします。

2023年度JICS支援事業の支援団体についてはこちらからご覧いただけます。

アラジスタッフ一同、代表理事下里と共に、シエラレオネの子どもたちに持続的な教育支援を通して、希望を届けられるよう、邁進してまいります!よろしくお願いいたします。

(アラジインターン)寺田 純菜

(2024年3月18日)【イベント開催】3/10(日)「アラジ10周年記念パーティ」を開催いたしました。

2024年3月18日

 

私たちNPO法人アラジは、3月7日で創設から10年を迎えました!

10周年を記念して、イベントスペースBPM(池尻大橋)にてパーティを行いました。
ご寄付やボランティアとして活動にご参加いただいている皆様を含め、約50名の方にお集まりいただきました。誠にありがとうございました。

当日、代表下里がアラジ設立前からアルバイト先としてお世話になったフレンチシェフ、そして誠屋ラーメンが作った料理が振る舞われました。

  

さらに、現地スタッフ、Pidia Josephのビデオメッセージを流しました。                  アラジ支援者に感謝の言葉を述べ、支援のおかげで現地の10代シングルマザーの自信に繋がったと語りました。まだ支援を必要としている人がいる為、これからも継続して支援をお願いする言葉で締めくくりました。

 

長年アラジの活動に貢献してくださっている寄付者、ボランティアの計12人を表彰させていただきました。

ボランティア:酒井美緒さま・実森洋之さま・橋詰隼人さま・清水智恵さま・上野真樹子さま       寄付者:日比野良さま・吉成優子さま・伊藤正樹さま・遠藤洋之さま・長井菜摘さま・川口義行さま

 

 

パーティー終盤の余興として、10周年を記念して作詞作曲したオリジナルソング「Our Hopeful Song」を代表下里とヒイラギのお二人で歌いました。

(左:下里夢美 真ん中:ちゅーりさま 右:小栗柊平さま)


改めて、10周年を迎えられたことに心より感謝申し上げます。                                  今後も、活動を拡大するため11年目に向けてしっかりと成果を出せるよう、仲間と一緒に丁寧に取り組んでまいります。

次の10年に向けて シエラレオネでの活動拡大のため 記念寄付を募集しています。                  温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。                              

                                        インターン柿崎杏夏

(2024年3月15日)インターン卒業生インタビュー(原田 夏希さん)

2024年3月16日

3月にアラジのインターンを卒業した、原田 夏希さんにインタビューしました!

自己紹介をお願いします!

大学3年生の原田 夏希です。大学では開発経済学を学んでおります。2023年11月からインターン生としてアラジの活動に携わらせていただきました。

アラジに応募したきっかけは何ですか?

幼少期にアフリカで貧困に現状を目の当たりにするとともに、都市部では発展の可能性も可能性も感じたことをきっかけに、漠然と国際協力に携わりたいと思っていました。大学では開発経済を学ぶゼミに属し、机上の理論だけではなく、実践の重要性も学びました。そこで自身のバックグラウンドと共通するアフリカで活動している団体を調べていた際に、アラジが目に入りました。アラジが「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」のために、根本的な問題の解決を図っている活動に共感し、応募させていただきました。

どんな業務に携わりましたか?

対面とオンラインで多くの業務に関わらせていただきました。商品やボランティアの広報、現地スタッフとの交流といった表側の業務から、ファンドレイジング、助成金、会計といった裏側の業務まで携わらせていただき、インターン生でもたくさんできることがありました。

インターンを通して学んだことは何ですか?

はじめはNPOが一体どう運営されているのか、現地との関わり方など、わからないことばかりでした。しかし、表側だけでなく、裏側の運営の側面も見ることで、NPO、そして国際協力の全体像を学ぶことができました。
そして何よりアラジやアラジ関係者の想いを知れたことが何よりもの糧となりました。国際協力に長年携わってきた下里さんをはじめとしたスタッフや関係者それぞれのストーリーがあり、自身の将来を見つめ直すきっかけとなりました。

今後思い描いているキャリアを教えてください!

将来的には、世界中の人が、今自分が得ている豊かさを享受できるようにしたいです!もちろん、途上国だけではなく、日本でもまだまだ課題はあると思います。どんな方法であっても、回りに回ってシエラレオネをはじめとした、困っている人々に豊かさを届けたいと思っています。

NPO法人アラジでは、ボランティアさんを随時募集しています。
また、新宿事務局または、オンラインでのインターン生も随時募集しています!ご興味のある方は、下記リンクより詳細をご覧ください!

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(投稿)元インターン 原田 夏希