Category "活動報告"

(2018年10月13日)災害孤児支援活動レポート#5 孤児たちから支援者のみなさまへ

2018年10月13日

災害孤児支援活動レポート#5 孤児たちから支援者のみなさまへ

2018年7月~9月の活動報告です。孤児支援をサポートしていただいている支援者のみなさまへ孤児たちがメッセージをかいてくれました!

この孤児支援活動では、毎月、現地パートナーが家庭訪問をして支援金を手渡していて、いつも現地から写真を送ってもらっているのですが…なんと今回は、支援している10名の孤児たちが支援いただいたみなさまの名前入りのメッセージボードを書いてくれました!

これは嬉しい!皆、元気そうな笑顔を見せてくれました!

孤児の中で、まだ文字の書けない子はこのような感じでアシストしながら書いてくれました。

シエラレオネの子供たちの名前事情!?

今回、このメッセージを書いてもらって、彼らの名前についていろいろと発覚しました。孤児の名前は里親と契約している書面にもいつも書いているのですが…

  • マルティダではなくてマティルダが正しい名前だった
  • 以前「ニックネーム」だと聞いていた名前が本名だと本人も家族も言っている

などがいろいろ発覚して、現地スタッフも混乱気味です。

毎月通って信頼関係はできているので、名前が間違っていたからどう、ということもないのですが、謎ですね。そういえば大人たちも、本名と違うニックネームを使っていることが多い気がします。

教育費無償化の影響

最貧国シエラレオネ、9月から教育無償化へ 大統領の公約(AFP通信)

先日、こんなニュースが日本語にも訳されて流れてきました。実際に9月の新学期から公立学校について無償化は開始されたようですが・・・

私たちが支援している子どもたちは、通える範囲に公立学校がなく、私立学校に通っているので基本関係ないようなのですが、孤児の1人は「政府から3冊のノートとバッグが支給された」と言っていました。

そもそも、無償配布だった教科書が生徒にわたる前に売られそれを生徒がストリートで買うとか、教材を買わないとテストを受けさせてもらえないとか、政権交代前から、いろいろ腐敗している状況はあったようですが、少しは改善したのか、今度また現地でヒアリングしてみたいと思います。

ご支援のお願い

NPO法人アラジでは、現在「災害孤児支援金」を随時募集しております。

ご関心のある方は、こちらのページよりご確認ください。

 

(文責)支倉常明

シエラレオネ災害復興支援チーム

代表理事長:下里 夢美
  理 事:鈴木香緒理
  理 事:支倉 常明

(2017年8月30日)洪水災害レポート#2 被災者の声

2018年8月30日

洪水災害レポート#2 被災者の声

今回のレポートでは、シエラレオネ洪水災害について、現地報道から「被災者の声」をご紹介します。

被災者の声

引用:http://awoko.org

Amara Kallonさん(男性)

保育園に通うアマラさんの3歳の娘と妻は、ふだんはKonoで暮らしており、アマラさんだけがフリータウンに住んでいます。しかし、今は新学期が始まる前のホリデー期間ということもあり、妻と娘が、その間だけアマラさんと一緒に過ごしたいと言って、たまたまフリータウンの彼の自宅に滞在していました。そこで突然地滑りが起き、彼だけが生き残り、妻も娘も同時に失ってしまいました。娘の死を被災地で確認したわけではなく、娘の写真を握りしめて政府の遺体安置所に足を運び、大量に横たわっている遺体を確認しながら、そこで対面したとのことです。

「別の家族と今は行動を一緒にしており、私たちは、政府により遺体を埋葬してもらうことに決めました。」と彼は言っています。

Hawa Stevenさん(女性。学生)

ハワさんは、28人の家族と親戚を今回の災害で失いました。彼女は涙を流し、遺体安置所で確認できたのは、そのうちたったの2人だけだったと言います。彼女が家族に最後に会ったのは災害の前日。「自分の目が信じられない…。お母さんも、お父さんも、兄弟も、姉妹も、いとこも、ほかの家族もみんな失ってしまって…」と彼女は泣きました。「私の人生は閉ざされてしまった。どこからまた始めればいいの?学校はどうすればいいの?…お願い、神様助けてください。」

Simeon Fodayさん(男性)

3人兄弟の長男のシメオンさんは、遺体安置所から戻ってきて、こう言いました。
「弟たちの判別がつかなかった。遺体はあまりにたくさんあるし、状態もあまりに悪いせいで、誰が誰だか判別するのは、とても難しいです。弟たちに声をかけてやるまで、体を休めそうにないです。」
弟たちは、おばさんと一緒に暮らしており、おばさんもまた行方不明になっています。
「政府には、安全に、威厳をもった埋葬をしてもらいたいです。たとえ自分が遺体を確認できたとしてもその姿はあまりにひどい状態で、遺体を持ち運ぶことさえできないだろうから。」と彼は言っています。

Ibrahim Massaquoiさん(男性)

イブラヒムさんは、ケネマから、フリータウンで暮らす妻と子供たちを探すために、災害直後にやってきました。探しに探し、妻の姿だけは遺体安置所で見つけることができましたが二人の幼い娘たちの姿は、なにひとつ手がかりが見つけられませんでした。
「私にはもう何もない。今着ている服だけだ。」イブラヒムさんは言います。「妻を失い、二人の子供も失ってしまった。子供たち、あの子たちは私の未来だったのに、娘たちも失い、妻も失ってしまった。ふたりの娘がいなくなってしまった。どういえばいいか分からない、何を言えばいいのかさえも分からない、全部おわって、全部なくなってしまったのだから。」

ソース:Awoko(現地新聞)記事
翻訳協力:国際支援NGOあい

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(文責)支倉常明

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(2018年6月9日)災害孤児支援活動レポート#4 支倉はじめての訪問と契約更新

2018年6月9日

災害孤児支援活動レポート#4 支倉はじめての訪問と契約更新

今回は、2018年4月~6月の活動報告です。6月は、支倉がはじめて訪問に同行させていただきましたので、その時の様子を中心にレポートいたします。

2017年8月に災害が発生し、2018年1月から始めた本活動も半年を迎えました。活動開始時、5月までの契約としていたので、今回は、契約の更新もあわせて行いました。

全員のヒアリングと契約更新

支援している10名およびその里親と話をしました。結果としては、全員毎日学校に通うことができ、ランチも食べることができているとのことでした。支援している孤児たちは、災害発生直後「ドンボスコ」という孤児院に入っていて、その後里親に引き取られていったのですが、今もドンボスコと連絡をとっているようでした。

健康状態も、何かあったら病院に行くことができており、問題ないようでしたが、まだ災害時のケガの痛みがあるという子もいました。また、支援金については、学費・制服・本などや病院代、薬代など、きちんと子供のために使ってくれていました。

ヒアリングを終え、結果としては、全員について2018年12月までという内容で契約更新を行いました。

ちなみに現在は、1人あたり約3,000円という同額を支援しているのですが、里親の収入額、学年、通っている学校が公立なのか私立なのか(地域に公立学校がなく私立しか選択肢がない場合があります)などによって、子供にかかっているお金が違うため、同額支援が公平ではないような気がしてきました。

次回更新までの課題とし、今後のルール作りをしていきます。

2つのサプライズ

私が訪問するということで、2つのサプライズを用意してくれていました。

1つは、支援している孤児の1人であるYealie が手が手紙を読んでくれました。

もう1つは、同じ地域の孤児と里親たちが集まって歓迎会を開いてくれました。

今回は、私だけ大歓迎されてしまいましたが、実際に支援の現場に同行させていただき、多大なる協力をいただけていることがあらためて分かりました。現地バートナー FC King Kongの皆さんに改めて感謝の意を表したいと思います。

 

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(2018年4月28日)災害孤児支援活動レポート#3 2018年2・3月活動報告

2018年4月28日

災害孤児支援活動レポート#3 2018年2・3月活動報告

前回の孤児支援の家庭訪問と契約についての活動報告に引きつづき、現地パートナーFC King Kongから、2月3月の活動レポートが日本に届きました。

前回の活動報告:災害孤児支援活動レポート#2 孤児たちの家庭訪問を実施しました

2017年8月の大洪水の被害を受け、2018年1月より、毎月10名の災害孤児に対して、現地パートナーFC King Kongのスタッフ3名が家庭訪問し、現金200,000Le(約3,000円)を直接、教育支援として届けています。2018年2月と3月の活動報告は以下です。3件の支援宅についてピックアップし、報告いたします。

災害で18名の家族を失ったイエール(12歳)とサラ(1歳)宅

(現地隊員の声):里親となったおばあちゃんの家にいて無事だったイエールとサラ姉妹は、18人の家族を失いました。イエールは5月のBECE(高校進学に必須の試験。その結果によりどの高校に入ることができるかが決められる)に向けて一生懸命勉強に励んでいます。選挙期間で、全体的に不景気になっているせいか、最近里親であるおばあちゃんのサンダルの売り上げが減ってきてはいるそうですが、毎月お金を支給してもらえるおかげで、大きくは困っていないということでした。サラは相変わらず食いしん坊で元気そうでした。

マリアツ(3歳)宅

(現地隊員の声)マリアツ宅は、当初、里親と名乗りでた亡くなった父方の親戚の契約者がマリアツを実際には引き取っていないことが発覚し問題となりました。3月からは、亡くなった母方の親戚に引き取られ、支援金の払い戻しも行われ、問題解決に至りました。3月に風邪をひいたようですが、薬を買い、今は問題なく健康に過ごしています。ほかのリージェントの子供たちと一緒にいつも遊んでいるようです。

実際に被災し大怪我を負ったアダマ(4歳)

(現地隊員の声)被災地にて被災し、大けがを負ったアダマは成人している実姉のお宅に引き取られました。家庭訪問をしたちょうどその頃、ぬり絵で遊んだり、アルファベットの書き方の練習をしていました。お姉さんが書いてあげた見本をもとに、アダマちゃんが書く練習をしていました。4歳とは思えないような、とてもきれいな字でした。先月体調を崩していましたが、病院に連れていき、すっかり健康を取り戻したようです。写真の背景は、実際に洪水があったリージェント通りの岩肌です。

支倉コメント

私の発案からはじまった災害孤児支援について、現地パートナーの多大なる協力のおかげで継続する体制が整ってきました。2018年5月末から私もシエラレオネに渡航し、実際に孤児たちに会ってきます。

私たちのこの孤児支援活動は、世界の数ある諸問題の中では本当に小さな小さな活動で、両手で数えられる人数にしか手を差し伸べられていませんが…それでも、必要な人が支援できているという事実は誇れるものであり、このような小さな繋がりが世界中でもっともっと広がることが、世界がちょっとよくなるということだと信じています。

これからも、このようなレポートなどで「リアルな声」をお届けしてまいりますので、支援のほど、よろしくお願いいたします。(理事・支倉)

 

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(2018年2月5日)災害孤児支援活動レポート#2 家庭訪問を実施しました

2018年2月5日

災害孤児支援活動レポート#2 孤児たちの家庭訪問を実施しました

第4回目のシエラレオネ共和国における現地活動中の代表下里です。

前回の活動報告にもあげましたが、今回の現地活動から、2017年8月にリージェント通りで発生した、大規模な洪水における土砂災害で、両親を失った災害孤児10名に対して、継続的な教育支援を行うことが決定しました。今回は、実際に孤児たちの里親となったお宅への家庭訪問の様子をレポートにまとめました。

前回の活動報告「シエラレオネ災害孤児支援レポート#1 孤児支援開始のための現地調査がスタートしました!」

孤児たちはなぜ生き残ることができたのか? 里親宅訪問レポート

NPO法人アラジは、現地パートナーFC King Kongと協働し、1か月に一度家庭訪問を行い、孤児1名に対し月200,000Le(約5,000円※手数料込み)で、ひとまずは2018年の5月末まで10名の里親と契約を結び、家庭訪問時に子どもたちの様子を観察・支援金を手渡ししていく活動をスタートしていくこととなりました。

現在は9名の孤児たちの家庭訪問を行い、それぞれの里親と契約が完了しています。すべてのお宅の活動レポートは取り上げませんが、一つのお宅にスポットを当て、今回の被災状況の様子と現在の生活について、ご紹介いたします。

孤児となったSarah(1歳8か月)とSrarahの姉のYealle(12歳)の2人を訪ねました。

インタビューを受けている 里親となった祖母Aminataさん(左)

孤児となった12歳のYealle(右)

同じく孤児となった1歳8か月のSarah 

里親宅のあるHill Stationを訪問しました。山肌の奥地にトタン屋根の家があり3畳ほどの小さな家に孤児2人と3人で暮らしています。

被災地のリージェント通りを離れ、Hill Stationに住むことになった12歳のYealleと1歳8か月の妹Sarah は姉妹で、二人とも里親となった祖母のAminataさんの家にいたため助かったそうです。もともとYealleとSarah は二人を含めて20人の大家族でした。震災のあった日、12歳のYealleは、ご飯を祖母のAminataさん宅に届け、そのまま泊まって翌日学校へ行きました。

Yealleはその日父と連絡が取れず、嫌な予感がして大工である父のWillber foeceにある職場に行くと、同僚がみんな泣いていて、その時家族が亡くなったことを知ったそうです。

20人家族で生き残ったのは2人だけ。18名は未だ行方不明だといいます。Yealleは飛び級し中学2年生で、Sarahはよく食べてとても元気。Aminataさんと3畳ほどのトタンの家に住んでおり、スリッパを売り歩くビジネスをしています。大家族を失い、孫二人をきちんと育てていけるか、毎日悲しみにくれていました。

インタビューの途中、終始泣き崩れる里親となったAminataさんと違い、12歳のYealleは、落ち込んだ様子でありながらもすべてを受け入れているようでした。

下里が支援金の受け渡しをしている様子

アラジとして今後は1か月に1度家庭訪問を実施、直接孤児2名に対して支援金の受け渡しを毎月行っていきます。インタビューの最後には、Aminataさんは、こんな笑顔をみせてくれました。

「この子がよく食べるのよ!」

今回里親となったAminataさんと同様に、すべての生き残った孤児が、親戚宅にいる間に両親が被災し、その親戚の家に引き取られることになりました。政府からの援助が受けられず家族を失った悲しみと経済的な不安を抱えています。今回の渡航中にあと1名の孤児の里親と契約をし、10名限定で継続支援をしていく予定です。

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(2018年1月24日)災害孤児支援活動レポート#1 孤児支援開始のための現地調査スタート

2018年1月24日

災害孤児支援活動レポート#1 孤児支援開始のための現地調査がスタートしました!

現地チーフと対談するアラジ代表:下里

今回は、NPO法人アラジ代表の下里がレポートを書いています。

2018年1月22日(日)に昨年8月にシエラレオネの首都フリータウンのリージェント通りにて発生した、大規模な洪水による土砂災害の被災地を、現地パートナー:FC King Kongのスタッフとともに訪れ、現地チーフのアルマミ氏にお話しをお伺いしました。

500名以上が犠牲となり、いまだに約600名が行方不明と言われ、また現在、弊団体でわかっているだけでも災害孤児となった約100名が、支援を必要としているとのことです。

アラジ現地マネージャーのカヌも被災地へ同行しました

現在までの支援について

NPO法人アラジとしては、日本のNGOあいと協力し、民間ベースで約30万円の支援を被災した子どもたち約77名に届け、また再生活のための現金の支援を災害孤児10名に対して行いました。また、活動が現地の新聞に取り上げられました。

今後は、災害孤児となった現在手元に届いている約80名のリストの中から、弊団体の拠点であるセントラルシティのすぐ近くで生活を再スタートした約10名を選出し、里親支援を開始するべく現地調査がスタートしました。

現在の状況について

写真手前の民家と同じように、土砂崩れがあった場所には民家が密集していました

現在、被災地であるリージェント通りは、海外支援団体により被災地のすぐ近くに建てられたキャンプで生活していた被災者約1,700名が、政府からの義援金を受け取った順に、再生活をスタートさせるべく他の地域に移り住んでいるということです。

しかしそのうちの5%がいまだに政府からの援助を受け取ることができず、被災地近くのキャンプで生活しています。

人と比べるとはるかに大きい岩が民家を埋め尽くしました。

 

土砂は山の斜面を流れていき下流の民家も破壊していきました

今後の孤児支援の動向について

 

今後は、孤児となった子どもたちを現在引き取っている里親のお宅へ家庭訪問し、ヒアリングを重ね、里親への継続的な教育費支援を現地パートナーFC King Kongを窓口として続けていく予定です。

1月からヒアリングを開始し、支援のスタートができるお宅から、月200,000Le (一人当たり3,000円)の支援を、10名に限定し、成人の18歳まで継続して行う予定です。

また昨日1月21日(月)に以前のレポート:「シエラレオネ洪水災害レポート#6 物資を届けました」で動画にて紹介した孤児の一人である男児が、残念ながら病気で亡くなったとのことです。彼を今回の支援対象としたかったのですが、残念でなりません。

 

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下里夢美

 

 

(2017年12月31日)洪水災害レポート#8 孤児院をでる子供たちへ支援金を渡しました

2017年12月30日

シエラレオネ洪水災害レポート#8 孤児院をでる子供たちへ支援金を渡しました

前々回のレポート:「シエラレオネ洪水災害レポート#6 物資を届けました」で、「孤児院ドンボスコへの募金」とお伝えしていた支援金を、実際に孤児たちが退去するタイミングで渡してきました。

孤児院ドンボスコからの退去

災害で孤児となった子どもたちについて、先日のレポートで学用品を渡した被災地のキャンプとは別に、ドンボスコという孤児院へ預けられていた子どもたちがいました。彼らがドンボスコを退去しなければならなくなったとのことで、そのタイミングで、学用品を購入した残金を現金で里親に渡してきました。

より詳しいレポートは、国際支援NGOあいの記事をご覧ください。

支援金明細

前回のレポートから変更はありませんが、以下の金額を支援しました。

245,000Le x11人分=2,695,000Le(約3万9千円)

今後の継続支援

先日、臨時理事会を開き、毎月継続的に孤児支援を行うことが正式に決定いたしました。現実的に支援できる額として、10名程度を想定し、現在現地と調整をしています。来月、代表下里が現地渡航しますので、そこでは具体的な支援先や体制などが決まる予定です。

NPO法人アラジとして、すぐに支援は開始しますが、来年どこかのタイミングから、継続支援していただける方を募集させていただく予定です。月5,000円のご支援で、1名の孤児が学校に通い生活することができます。

支援金振込先

以後のご支援は、孤児の継続支援に使用させていただきます。

 
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(2017年11月15日)洪水災害レポート#7 現地新聞に掲載されました!

2017年11月15日

シエラレオネ洪水災害レポート#7 現地新聞に掲載されました!

8月のフリータウンの洪水災害発生から 国際支援NGOあい との協働で、支援金募集や物資支援を行ってきましたが、なんと、その支援の様子が現地新聞に掲載されました!

11月6日付 THE EXCLUSIVE 2面

紙面全体 左側中央の From Japan To Sierra Leone… King-Kong To The Rescue という記事です。

日本語訳

【日本からシエラレオネへ~King-Kongが支援を実施】

先日シエラレオネで発生した洪水・土砂災害の被害者に対して、日本の支援を受けて活動しているシエラレオネの団体「King-Kong」は教材と現金の支給による支援を実施しました。
King Kongの代表のLamin Kargbo氏は、慈善団体として、被災した学齢期の子どもや孤児となった子どもたちの支援をしたいと考えていると話しました。またLamin氏は、日本のパートナーである首藤氏、支倉氏、下里氏に感謝の意を表しました。
King Kongは2年前の団体設立当初より、Soja TongやFree Townの中心部において開発事業を実施している他、11歳以下の才能あるサッカー選手の発掘及びサッカーリーグの運営を行っています。

 

まさか新聞記事になるとは思っていなかったので、びっくりしつつも非常にありがたいです。
(しれっと訳では直しましたが、私の名前「Tsune」が「Tunye」となってしまっています(笑)。ま、海外記事のあるあるということで。)

アラジでは、このようなスポットの災害支援に限らず、日本とシエラレオネの懸け橋になれるような事業を展開していきます!

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(2017年9月26日)洪水災害レポート#5 被災者の不満

2017年9月26日

シエラレオネ洪水災害レポート#5 被災者の不満

9月16日付で、アルジャジーラの記者がシエラレオネ・フリータウンの孤児院がいっぱいになっているという状況をレポートしていました。NPO法人アラジとしても、孤児の継続的な支援ができないか検討を進めています。

ニュース:孤児院の状況

現地より:コレラワクチンの接種が開始も、被災者からは不満の声

前回、コレラの予防接種開始というニュースを紹介しましたが、先週からスタートしたとの報告が入りました。各エリアの保健所スタッフが各家庭を訪問したようで、現地のレポートに協力いただいている現地パートナー:FC King Kongのスタッフ家庭でも、子どもだけでなく大人もワクチン接種をする事ができました。一方、被災地では、あちこちで不満が出てきています。

基本的に物資をもらうためには登録をしなければいけないのですが、その登録が統一されておらず、各援助機関がそれぞれ行うので、不定期に行なわれる登録のその場にいなければ登録さえ出来ず、物資はもらえません。新しい生活のために友人や親戚に会いにいったり、職探しをしたりしているのですが、そうしてキャンプを離れている間に登録をしに来たりするので、物資をもらえない被災者がでてきています。また、そもそも登録に来てくれないエリアもあるようです。

登録されていても、チーフや受け取り代表者が登録者につい知らなければ「お前誰だ、このエリアの人間じゃないだろう」と言われ、物資を配ってくれないなどの状況も起きているようです。

結果、バランスがまったく取れておらず、ある人はマットレスを3つもらい、ある人は一人ももらえない、という状況になっていて、この不公平さに対して、かなりの被災者たちが不満を持っています。ただ、こればかりは本当にどうしようもないので、各援助機関も歯がゆい思いをしているのではと思うのですが…。配布先を決めるのは、ONSという機関なのですが、そこがうまく物資をさばくことができていないようです。

子どもも含めてひとり50キロのお米が渡っているはずなのに、朝から何も食べられていない人がいる状況です。大規模災害がおきると、どこでも同じような課題は起こるので、日本の災害対策ノウハウが伝えられる日がくるとよいのですが。

第一弾送金完了:次週、物資支援予定です。

NPO法人アラジとしてお預かりした支援金、国際支援NGOあいで集めていた支援金、あわせて約2千万リオン(30万円ほど)の現地送金が完了しています。今週、必要な物資などを確認していますので、次週には具体的に支援を開始する予定です。

フレンドファンディング polca でのご支援もありがとうございました

シエラレオネ復興支援チームの支倉が個人的に始めた polca企画 では、全49口=14,700円もの支援をいただきました。こちらも全額、NPO法人アラジ経由で現地へ送金させていただきます。ご支援いただいた皆様、ありがとうございました。

 

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(2017年9月7日)洪水災害レポート#4 支援の方向性

2017年9月7日

シエラレオネ洪水災害レポート#4 支援の方向性

前々回のレポート「洪水災害レポート#2 被災者の声」では、シエラレオネ洪水災害について、現地スタッフが直接「被災者の声」を紹介してきました。今回は、最新のニュースからご紹介します。

シエラレオネの土砂災害被災地で、コレラの予防接種開始を発表

 


妹を抱きしめる男の子。(2017年6月3日撮影) © UNICEF_UN072231_Phelps

シエラレオネの土砂災害被災地で、コレラの予防接種開始を発表【プレスリリース】

災害発生直後から、現地ではコレラの感染拡大が懸念されておりましたが、シエラレオネ保健衛生省が、50万人を対象に、人々の命を守るコレラの予防接種を数週間以内に開始すると発表しました。災害発生から3週間でのこの対応が早いのか遅いのか分かりませんが、ひとまず1つの安心材料にはなったかと思います。

一方で、一般的には避難生活が長引くと疲れやストレスなどもたまってくる頃なので、シエラレオネの人々の明るい性格で乗り切ってくれるとよいのですが…

現地の声

今回は、現地パートナー:FC King Kongのスタッフが実際に被災者にインタビューした声を届けてまいります。

被災者のとある女性の声

ちょうど災害が起きたときに教会にお祈りに行っていて、結果、19人家族のうち彼女一人だけが生き残ることになりました。現在キャンプではなく友人宅で過ごしているので、政府からはなにも受け取っていません。涙を時々ぬぐいながら、その時の状況を語ってくれました。

被災者キャンプのチェアマン

あちこちにたくさん設置されているキャンプの一か所(と言っても、未完成の大きな建物に、風が入らないようにビニールシートでカバーしているようなところ)に訪れ、エリアのチーフのチェアマンと話をすることができました。いま一番必要なのは、マットレスでも食べ物でもなく「新学期が始まる子供たちのための文房具」とのことでした。彼らいわく、被災した子供たちの30%が孤児となっているとのことです。

孤児になった子供たちをこれから誰がどういうふうに面倒見ていくのか、そのあてはあるのかと聞くと、彼は「チーフの務めの一つだから」と、できるかぎりチーフが面倒を見ていきたいとのことでした。

今後の支援の方向性

現地の声もふまえ、先日の第3回ソーシャルドリームコンテスト会場や振込でお預かりした支援金について、次回は子どもたちが学校に通うための文房具の購入にあてる予定です。

なお、現地の状況は刻々と変わっており、今回話をしたチーフとチェアマンたちと連絡をとりながら、実際の支援物資は決めさせていただきます。支援を実施した際は、またこちらのレポートにて随時報告いたします。

また、まだ決定段階ではありませんが、今後、今回の災害で孤児となった子どもたちが大人になるまで、継続的にサポートしていくような体制がとれないか検討・協議しています。

今回の支援金募集は、あくまでも直近の災害復興という位置づけで始めており、いったん締め切ることになる予定ではありますが、なんとか1人でも多くの孤児を救う仕組みを作りたいと考えています。

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